2009年5月アーカイブ

 これまた大分古いネタですが--2008年の『週刊少年ジャンプ』NO.51(12月1日号)掲載の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、「忍者になりたいの巻」にMSXが登場。食事に入った定食屋で偶然発見しましたので、ネタとして取り上げます。

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秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』より

 MSXのエピソードというよりは、ステルスゲームジャンルについて説明するくだりで、『メタルギア』のプラットフォームとしてMSXについて触れられたという流れですが、注目すべきは中川圭一巡査による説明中のこの部分。

1983年にMSXというゲーム機が発売されました。ファミコンが発売される以前の話です。MSXは今に比べると性能が低いので、対戦ゲームの開発は苦労が多かったのです。そこで対戦しないまるで反対の発想のゲームをMSX2で発表しました。それが『メタルギア』です!

「対戦ゲームを開発するのが性能的に困難なので、対戦しないゲームを作った」とはまた斬新な歴史解釈ですが、それはさておき。西和彦氏はじめ関係者は強く否定するとはいえ、世間的には「MSXはゲーム機」という認識が強いのだなと改めて思い至った次第。
 こうした認識の底にあるのは、MSXをはじめとする「ホームコンピュータ」と呼ばれる廉価パソコンが家電製品として流通したと同時に、「TVゲーム」製品としておもちゃ屋で販売されていたことが手伝っているのでしょう。

 行って見て触って......は、いませんが(何しろケースの中です)、T-ZONE. PC DIY SHOPにて展示中のT-ZONEオリジナル改造マシン、Xeon-x68k改を早速見物に行ってきました。

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 昔のRetroPC.NETであれば、入魂の改造を行った店員M氏にその場でインタビューしてみたり、ショーケースから出してみて欲しいと頼み込んだりしたような気も致しますが、なにぶん、リハビリ中ということで今回はちょちょっと遠慮気味。
 それにしても、見れば見るほど欲しいですよ。高速電脳の折のように後日販売されないものか!

 2009年4月1日をもってようやく更新再開とか宣言しながら、その後、2ヶ月近くに渡って放置状態だったRetroPC.NET。当面の目標は、休業前には常態だった「毎日更新」の再開ということで、それなりにストックしていた話題の中からちまちま小出しにしていきます。

 毎年、インターネット上が大いに賑わうエイプリルフール。数が少なくなったとはいえ、毎年、どこかしらがレトロPC関連のネタを投下する会社があるものです。
 今年の場合は、WEB上の電化製品の価格情報をピックアップし、閲覧者に激安情報を提供している激安★超特価商店街SHARPのMZ-80K 半完成品セミキットが198000円という情報(ただし、掲載時点で完売表示)が トップページに掲載されました。

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 記事に曰く--。

カソードレイチューブの専用ディスプレイと、コンパクトカセットテープでシーケンシャルデータ転送を実現するデータストレージデバイスを搭載した、個人向けクリーンコンピュータ。ROMによるインタプリタ言語やOSの搭載を敢えて廃することで、最新オペレーティングシステムなどの導入など、柔軟性に富んだ運用が可能。持ち運びにも便利な一体型で、ユーザーによる組み立て式を採用することで、類を見ない圧倒的な低価格化も実現した。サードパーティによるプログラマブル・キャラクタ・ジェネレータを併用すれば、業務用並みの超高精細ゲームを楽しむことができる、本格的エンタテイメントマシンに変貌する。

 昨今のオークション相場で考えると198000円というのはちと高めですが、それはそれとして「欲しい!」と反射的に思った方が少なくなかったことでしょう。

 今年の1月頃まで使用していたgmailのアカウントにつきまして、諸々の事情によりパスワードを紛失した後、しばらく多忙な状態が続いておりましたので、数ヶ月メールボックスを覗くことができておりません。
 6月に入ったあたりで余裕ができそうなので、サルベージを試みる予定です。
 ご連絡をいただいた方には申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。

ソース:X68000筺体のデュアルXeon PCが展示 T-ZONEオリジナル改造品(AKIBA PC Hotline!)

 5月23日(土)に開催されたイベント「16Thread de Intel Xeon プロセッサーの宴」に出店していたT-ZONE. PC DIY SHOPのブースにて、X68000のツインタワー筐体を使ったデュアルXeon PCが展示されていたとのことです。当日、Twitter経由で話が聞こえてきてはいたのですが、なにぶん〆を抱えていたので見に行けませんでした。とほほ。
 見たところ、筐体として用いられたのは初代(CZ-600C)のBK(ブラック)モデルでしょうか。リンク先の記事によれば、ショップの人間がオークションにて入手した故障品を使ったということです。
 X68000のツインタワー筐体をAT互換機として再生する試みについてはこれまでにも様々な形で実践されてきましたが、今回お目見えした機体が現時点で「最強・最速」のモデルであることについては疑いようもありません。
 このT-ZONEオリジナル改造マシンは、日曜日までT-ZONE. PC DIY SHOPにて展示されているとのこと。何とか時間を作って見に行きたいと考えています。
 ちなみに、今はなき高速電脳製のX26000ですが、管理人@RetroPC.NETの所属する会社のWEBサーバとして数年間稼動した後、お役目をまっとうして退役しました。先ごろ開催されたオリゲー・フェスタ☆68に展示品として貸し出しというお話もありましたが、受け渡しのタイミングが合わずまたの機会ということになりました。

 ご主人のmixi日記にて報告がありました。26日の夕刻に他界されたとのことです。
 グイン・サーガの後書や、公式サイトの日記で入退院を繰り返していることを知り、漠然と「その日が近い」ことを感じていたものの、予想していた以上に動揺している自分に動揺中です。
20090527guin.gif RetroPC.NET管理人が、初めて栗本薫氏の作品を読んだのは、店頭にグイン・サーガの第27巻『光の公女』が並び始めた頃のことだと覚えていますので、中学生でした。元々、叔父が栗本ファンであったこともあり、グイン・サーガという作品の存在については知っておりましたが、小学生高学年にあたりからもっぱらJ・R・R・トールキンを中心とする海外作品にのめりこんでいたので、実際に手に取るまでにある程度間が空きました。
 同じ1987年に、早川書房の作品をゲーム化するというビクター音産のブランド「D-PHOTON」の2作目として、AVG『グイン・サーガ 豹頭の仮面』が発売されているので(開発はジャストで、ジャストサウンドにも対応)、小説の方を手に取るきっかけになったのかも知れません。
 グイン・サーガが100巻に到達した2005年には、RetroPC.NETでも取り上げました。その後、好みの問題から外伝を読まなくなって久しいとはいえ、この4月に126巻『黒衣の女王』が発売された正伝の方は、今なお読み続けているのです。同じく未完に終わった『魔界水滸伝』や伊集院大介のシリーズともども、10代を通して上から数えて何番目かに入る好きな作家だったことは間違いありません。例え今がどうであっても、「かつてそうであった」ことが理由でどうしても離れることができない作家が、栗本薫という人でした。
 サイト再開後、最初のエントリとしてこうした悲しい報告を投稿することになるとは夢にも思いませんでしたが、とにもかくにも、何か書かずにはいられなくなりました。
 生前、ついに面識を得ることはかなわなかった栗本薫氏。もし、認められるのであれば、告別式には参列したいと考えています。

追記:
 告別式はご親族のみの密葬で、後日お別れの会が予定されているとか。

関連リンク:
作家、栗本薫さんが死去(MSN産経ニュース)
「グイン・サーガ」作者の栗本薫氏、すい臓ガンのため死去(GigaziNE)

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