SHARP X1用音源ドライバ、NRTDRV

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ソース:NRTDRV Sound Driver for X1

 SHARP X1シリーズ用OPM+PSGドライバ、NRTDRVをご紹介します。
 NRTDRVは、FM音源を搭載しているSHARP X1シリーズの実機向けに開発された音源ドライバです。X1シリーズで採用されているFM音源チップはOPM(YM2151)というX68000やセガ、コナミのアーケードゲームに採用されたもので、FM音源部についていえばFM3音・SSG3音のOPN(YM2203)、これを拡張したFM6音・SSG3音のOPNA(YM2608)よりも多い同時発音数8音を実現したのみならず、他の音源チップにないDT2というパラメータによって幅広い音を表現することができました。よく知られているところでは、X1版『ソーサリアン』の音楽が他機種版よりも優れた楽曲として知られている他、X1版の『スペースハリアー』のBGMは8bitPC向けとしては唯一、アーケード版に迫る出来でした。

NRTDRV01.jpg  NRTDRV02.jpg

 NRTDRVの大きな特徴として、音源ボード上のICの足をショートさせてI/Oポートのアドレスを変更することによりOPM×2の状態で演奏可能な点があります。(この改造方法は、FMユーザがやったFM音源ボード2枚挿しと同じ理屈ですね)
 過去に、FM音源24音というリッチな演奏をレコーディングした『PMD98』というCDがNECアベニューから発売されていましたが、OPMでFM音源16音というのもなかなかに凄まじい。
 作曲環境としてWindows上で動作するクロスMMLコンパイラが用意されているほか、作成したシーケンスデータをDMP SOFT.のゲームミュージックプレイヤー hoot で演奏可能なので、X1実機を持っていなくても作曲・演奏を楽しむことが可能です。
 ニコニコ動画上で「NRTDRV」で検索すると、幾つかサンプル曲が登録されているようなので、興味のある方はこちらで実際に演奏を聴かれてみてはいかがでしょうか。

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このページは、RetroPC.NETが2009年7月15日 22:06に書いたブログ記事です。

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