2010年9月アーカイブ

ソース:ラジオ会館建て替えへ 来夏めど閉館(東京新聞)

 JR秋葉原駅電気街口駅前にそびえる秋葉原ラジオ会館が、老朽化に伴いいったん閉館することが決まったようです。現行の耐震基準を満たしていないことからかねて東京都から指導を受けていたということで、安全確保の観点から所有会社側が改築を決断。今回の急な発表になったとのこと。
 今年で築48年を迎えたラジオ会館は、秋葉原最初の高層ビルとして1962年に建設されました。以来、家電、オーディオ、パソコンなどの店舗が入れ替わり立ち替わり入店し、秋葉原の変遷と共にその装いを変えてきた文字通りの「顔」でした。
 日本最初のマイコンショップとも言えるNECのBit-INN東京は1976年、ラジオ会館に開店しました。Bit-INNは2001年夏になくなりましたが、現在でもこのビルの7Fの壁には「パーソナルコンピュータ発祥の地」というプレートが飾られています。
 筆者的には、ラジオ会館の5階に入っていた富士通のサポートショップ、富士通スカイラブが思い出の店舗でした。『Oh!FM』の書店購読を始めたのが確か1985年頃。それ以前のバックナンバーを、富士通スカイラブに足繁く通って買い揃えたのでした。
 秋葉原のオタクカルチャー化に伴い、フィギュアやトレーディングカードのショップが数多く入店し、往時とは大分様子が変わりはしましたが、3Fに入っているK-BOOKSを時折利用するため、今でもちょくちょくラジオ会館に足を運びます。

ソース:CEDEC AWARDS 2010表彰式(GAME Watch)

 パシフィコ横浜では、日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス、CEDEC2010(CESAデベロッパーズカンファレンス)が8月31日から本日まで開催中です。昨日発表されたCEDEC AWARDS 2010のプログラミング・開発環境部門において、「元 『マイコンBASICマガジン』 編集部とプログラム投稿者」が最優秀賞に選ばれたという嬉しいニュースが飛び込んできました。以下が、その選考理由です。

インターネット普及前の紙メディアのみの時代に、巨大なサンプル集として、多くのプログラマーの貴重な情報源となる。良心的な編集内容を通じて、ゲームプログラマーの育成に多大に貢献し、ゲーム業界の発展につなげた。

『マイコンBASICマガジン』は、1980年代に創刊された電波新聞社のパソコン雑誌。同社の『ラジオの製作』誌の別冊付録、別冊として1981年に刊行された後、翌1982年に独立した雑誌として改めて創刊されました。
 読者投稿のBASICプログラムを多数掲載し、ソフトウェア技術者の卵たちを育てたのみならず、ソフトウェア市場がしぼんでしまった「過去の機種」についても長らくフォローし、80年代マイコン少年たちの心のよりどころともなりました。
 山下章氏(スタジオベントスタッフ)のゲームレビュー・攻略記事は言うに及ばず、後に別冊として作品集が刊行されてもいるペーパーアドベンチャーのコーナーはゲームブック・ブームの促進剤となるなど、その功績をいちいち数え上げていくとキリがありません。
 なお、『マイコンBASICマガジン』は2003年に休刊しているので、同志の元編集責任者である大橋太郎氏が代表者として賞を受け取りました。リンク先のGAME Watchの記事中で、大橋氏のコメントを確認することができます。

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