●Motorola-Sフォーマットからバイナリファイルに変換するツール MOT2BIN
== 説明 ==
このツールは、Motorola-Sレコードファイルから、ベタバイナリファイルへ変換するツールです。
XM-7で利用するROMのデータを得るために、ROMライタからデータを抜いた場合に使用します。
使用するROMライタからバイナリイメージのままPCに転送できる場合は何の問題もありませんが、ROMライタによってはIntelHexや、Motorola-Sレコードでしかデータを転送できないものがあります(どちらかというとできないやつのほうが多いはず)。このような場合は、PCに転送されたMotorola-Sレコードファイルをこのツールでバイナリファイルに変換します。
mot2bin v0.0ダウンロード (16KB)
== 使用方法 ==
書式: mot2bin infile outfile
例: C:\> mot2bin fbasic.mot fbasic.bin
== 注意事項など ==
Motorola-Sファイルが0番地から始まっていない場合、0番地からMotorola-Sファイル内の有効なデータが入っているアドレス-1まではごみデータがあるものとして処理してしまいます。つまり、$6000-$7FFFの範囲を含むMotorola-Sファイルを変換した場合、$0000-$7FFFの32KBのファイルを生成し、$0000-$5FFFの間にはごみが入っているということです。
このプログラムは昔仕事で必要になり作ったものです。そのときはちゃんと用を成したのですが、詳細な動作検証は行っておりません。うまく動かない場合は詳しい内容をそえてmailで連絡ください。不具合内容を検討しますが、必ずしもアップデートを行うわけではありませんのであらかじめご了承願います。
Motorola-Sレコードファイルとはテキストで構成されたファイルです。エディタで中身を見てみると、以下のような行がいっぱい入っています。特徴は、1文字目がSで始まり、数桁の16進数値が並んでいることです。ちなみにIntelHexは最初がHで始まっています。
S1061000000102E6S9031004E8