『EVE burst error』入ってます
ソース:伝説的ゲーム『EVE』が遊べる!?&人気原画家最新作をスクープ (Webメガストア)
と、いうわけで。2月17日発売(昨日の時点で神保町に並んでいました)の『メガストア』の付録DVD-ROMに、『EVE burst error』ゲーム本体と、局地的に伝説のPPZ8版全曲集(OGGMP3形式)が収録されております。
『EVE burst error』は、1995年に株式会社姫屋ソフトのC's wareブランドから発売された推理・探偵AVGです。監督・脚本は先日にも紹介した菅野ひろゆき(当時は剣乃ゆきひろ、官能博士)氏。私立探偵の天城小次郎、内閣調査室のエージェント北条まりなと、2人の主人公の視点がザッピングするマルチサイト方式の作品で、同社の『DESIRE』、elfの『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』に並ぶ「剣乃3部作」として、PC-98時代末期のAVGファンから熱狂的な人気を集めた作品です。
今回収録されたのはWindows版。といっても、いわゆるエミュパッケージ版でも、1997年発売のSS版ベースのものでもありません。2003年発売のPS2版ベースのものにオマケとして収録された、PC-9801版からのベタ移植ものなので、『EVE』のシリーズ展開については色々言いたいことがある旧来のファンでも全くモンダイございません。PPZ8版音楽集については、FMPMDやPC-9801エミュレータからのPCM吐き出しではなく、「PC-9821Xa7+86音源」(機材提供:RetroPC Foundation)という実機環境で行いました。この際、録音作業についてはVORCスタッフの御協力をいただいております。プチノイズが入るのはPPZ8のお約束ということで、「わかる」人にニヤニヤしていただければと思います。
さて、1998年に発売されたセガサターン用『EVE The Lost One』をもってシリーズ化した『EVE』ですが、その後、あれこれ作品が発売されたので混乱されている方もいらっしゃるかも知れませんので、ちょっと整理してみました。PCで動作する作品のみを並べると(というかそれしか手持ちにない)、下の図のようになります。

PC-9801版『EVE burst error』は1995年に発売されました。PCゲーマーの間では既に評価の高い作品でしたが、1997年、セガサターンに移植されたことでその人気に拍車がかかります。1997年発売のWindows95版はこのサターン版からの逆移植となります。サターン版の発売元であるイマジニアの主導で、続編企画が動いたのが1998年。これが電波ゲーとして悪名高い『EVE The Lost One』で、脚本を担当したのはライトノベル作家の桜庭一樹氏(山田桜丸名義)でした。ちなみに、Windows移植の際に後半シナリオが大幅に改修されていたりなんかします。流石にアレとかアレとかはまずかったか。
続いて1999年に発売されたのは『ADAM THE DOUBLE FACTOR』で、こちらはWindows版でした。前作がアレ過ぎたので、シナリオそのものについては悪評を余り聞きませんが、何故か物語が途中でぶった切られる謎の構成になっていました。「完結編が出るのか?」という困惑を呼んだ数年後、PS版『EVE The Fatal Attraction』が発売され、『ADAM』の物語そのものにリセットがかかりました。なお、この『EVE TFA』に先立つ2000年に、PS用の『EVE Zero』が発売されています。『EVE Zero』は、ゲーム中の時系列では『EVE burst error』よりも前に位置する物語です。『EVE burst error』の前日譚としては、やはりC's ware時代に菅野氏が手がけた『悦楽の学園』(一部登場人物、組織が共通)がありますが、おそらく『EVE Zero』以前に起きた事件ではないかと推測されます。
作品毎に異なる会社、スタッフがあれやこれやと手を入れた結果、『EVE』の作品世界は混沌の様相を呈し始めました。複雑に絡まる伏線、矛盾する年表、翻弄される登場人物達。とはいえ、こうしたノイズは現実世界にもあてはまることであり、かっちりしていなかったのが却って怪我の功名となり、『EVE Zero』のあたりから妙なリアル感を漂わせ始めています。こうした流れを受け、2003年に『EVE burst error』そのものがリメイクされました。PS2版の『EVE burst error plus』が発売され、これをWindowsに移植すると共に、原典であるPC-9801版の『悦楽の学園』『EVE burst error plus』のベタ移植版を同梱したのが2003年に発売されたWindows版『EVE』です。
現在、『EVE』シリーズの版権はホビボックスに渡っていて、2006年にC's wareのラインとは全く異なるスタッフによる新作『EVE new generation』が発売されてあれこれ話題のタネになりました。ぶっちゃけ、忙しくてまだプレイできていないので、時系列的にどこに位置するのかはわかりません。3月にWindows&X-Rated版の『EVE new generation X』が発売されるようなので、こちらを待つつもりです……別に、エロシーンが目当てなわけじゃないんだからねっ!
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次はグランシードでお願いしますよw
お世話になっております(・∀・
エロシーンが目当てまで読みました
図説中の『悦楽の学園』の発売年が1996年になっていたのでこっそり修正。
どうせDVD-ROMなら可逆で入れてくれんかなぁ。
民生のオーディオ機器で聞きたい。
無理を承知でという系統であれば緑水音楽DISCで出してた筈のDesireとXenonのアレンジ版を…
もろもろ:
いずれ、きちんとCDなどの形で流通できるよう権利関係その他諸々の調整中でございまして。まあ、気長にお待ちくださいませ。この辺りに興味をお持ちの方の大半は、何だかんだで当時配布されていたシーケンスデータをお持ちのことと思いますんで(笑)、当分はそちらで我慢していただきたいなと。
eさん:
緑水3のアレですね。常に臨戦態勢で用意しておりますので、後はどこぞの雑誌なり配信サービスなりが声をかけてくれれば、という感じです。なお、PMD・FMPにMIDIを加えた手持ちのデータ類については全て作曲者にも還元しておりますので(過去データは殆ど消えてしまっていたそうな)、御本人達の方で何らかの動きがあるやも知れません。
PPZ8版『EVE』の音源普及は実はRPF設立当初からの悲願の一つでした。残りについてもいずれ必ず!
>常に臨戦態勢
めっちゃ期待してますよ(^^
がんがれー!
メガストア4月号買ってきました。
しかし買うのが恥ずかしくなる表紙で、行き着けの本屋だとレジが女の子ばっかなんで、買うのかなりためらいましたよ(笑)
EVEの版権ってホビボックスに移ってたんですか。
緑水3ってユーザインターフェースのザナドゥみたいな
ヤツでしたっけ?
買ってきました。OGGじゃなくて、MP3/128kbpsですね。
お買い上げいただいた皆様:
ありがとうございます。別にそのことで僕に利益がもたらされたりはしませんので御安心ください。(?)
mrlさん:
>買ってきました。OGGじゃなくて、MP3/128kbpsですね。
mp3でしたか。OGGでーと聞いていたのでてっきり。後で喜寿修正かけさせていただきます。
「喜寿修正」て何やねん。「記事修正」です。
Ryutaさん:
レス忘れてました。『Xanadu』みたいなやつです。4がMacOSもどきですね。
はじめまして。
実機で録音との事ですが、pmdppzの常駐時のオプションやppz8の常駐オプション。
さらに各プログラムのバージョンが気になったりするのですが、そういった所は秘密な所でしょうか?
教えていただければ幸いなのですが。
麒麟さん:
>さらに各プログラムのバージョンが気になったりするのですが、そういった所は秘密な所でしょうか?
各プログラムはPPZ8、PMDPPZ共に現状最終版(PMD-BBSで配布されたもの)だったと思います。但し、PPZ8版は旧版の方での最終版。オプション類はEVE_P8A.LZH同梱のバッチの音量バランスをそのままに、音質は最高にしてあった僕の私的なバッチをベースにしているはずですが、メモリ量の関係で現場で微調整していたようです。最終的にどのような感じになったのかはデータが残っているかどうかわかりません。
なお、マスターデータとmp3の両方を聴いた方よりエンコード時に一部の音が潰れてしまったという指摘があります。128KBPSでエンコードするとスネアやハイハットなどのドラムが潰れてしまうというものですね。エンコードについては編集部側が任意で行いましたので、僕の方では何とも言えません。(^^;
修正
但し、PPZ8版は旧版
→
但し、PPZ8は旧版
■訂正
誤:
梅田竜氏&高見龍氏〜
正:
梅本竜氏&高見龍氏〜
梅田って誰でしょうね・・・
Moliceさん
ご丁寧にありがとうございます。
さて、現物を引っ張り出して実機とMp3を聞き比べるかっ!
Ryutaさん:
すみません、スパム投稿をざくざく削除する日次作業中に、誤ってコメントをひとつ消去してしまいました。(汗>緑水3出てきた!というやつ