ADULT: 2005年6月アーカイブ
ソース:『花々の想ひ…。』本作品をもってLIBIDOは解散します。 (LIBIDO)
LIBIDOのWEBサイトのトップページにて毎日進んでいたカウントダウンがついに0に達しました。1993年のアダルトRPG『Shinc』(発売元はドット企画)の発売以来、13年に渡る歴史を持つ老舗ブランドLIBIDOですが、本日発売の新作『花々の想ひ…。』をもって解散されるとのことです。
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ソース:「メイドさん」大全 完全保存版―僕たちの大好きなメイドさんが大集合 (amazon.co.jp)
妹、鬼畜、姉という具合に美少女ゲームの「萌え属性」の各個撃破を続けていたインフォレストの大全シリーズの4冊目、『メイドさん大全』が発売された。某方面から「次の標的はメイドさんらしい」と聞いてはいたのだが、これまでの流れに従って『メイドゲー大全』になるかと思いきや、蓋をあけてみれば「ゲーム」抜きの『メイドさん大全』。要するに、ゲームやコミックに登場する二次元のメイドさんだけでなく、今や一般誌にまで紹介されているメイドカフェや、コスプレショップで取り扱っているメイド服の紹介など、メイドさんに関する話題を全方位で網羅するという意味合いからの『メイドさん大全』というタイトルらしい。これまた大きく出たものである。
●●ゲーといったような属性やシチュエーションで区分されたジャンルが生まれたのはWindows95の時代以降のことで、PC-9801の時代には「美少女ゲーム」という新ジャンル内でのシステムによる分化があった程度で(例:調教SLG)、明確に「妹ゲー」「姉ゲー」などと区分されるような作品は存在していなかった。例外的に「メイドゲー」と呼ばれる作品がないでもなかったが、その名称はある特定の2作品を指すものだったように思う。(この話題については後述する)
とはいえ、美少女ゲーム作品中に登場する「メイドさん」人気自体はかなり早い時期から存在しており(どちらかといえばストーリー区分で言うところの「館物」の主要な登場人物(メインヒロイン率高し)としての存在だが)、『大全』中にもPC-9801時代の作品が6本ばかり紹介されている。作品名を順に挙げていくと、
- 『河原崎家の一族』シルキーズ、1993年
- 『殻の中の小鳥』DISCOVERY、1996年
- 『雛鳥の囀』STUDIO B-ROOM、1997年
- 『GLO・RI・A 禁断の血族』シーズウェア、1996年
- 『夢幻抱影』ALICE SOFT、1995年
- 『アラベスク』フェアリーテール、1994年 文中でタイトル抜けてるし
と、まあこのような感じだ。抑えるところは抑えているように見えているが、些か物足りない感じがするし(『GLO・RI・A』があるのに『禁断の血族』が落ちているのはどうなのよ、とか)、巻末掲載の不完全メイドリストにもざっと見ただけでかなりの抜けがある。ソルシエールの『PERSONA』とか。このシリーズは、『鬼畜ゲーム大全』以降、歴史的に云々というよりも新しめの作品を中心に据える方針になっているようで、画像使用許可やら何やらのことを考えると仕方が無いといえば仕方が無いのだろう。
さて、筆者の知る限り、美少女ゲームにおける「メイドさん」という記号に注目し、最初にこれを大きく取り上げたのは、英知出版刊行の今は亡き美少女ゲーム雑誌『電脳Beppin』ではなかったかと思う。1995年6月30日発行の同誌Vol.12の巻頭に掲載されている「MAID THE STRONG」(目次だと「メイド ザ グレイトッ!!」になっているのは御愛嬌)は、実に10ページに渡るハイテンションなメイドさん特集だった。何故にそんな話がすんなり出てくるのかというと、『電脳Beppin』Vol.12は、筆者が生まれて2冊目に買った美少女ゲーム誌だったからだ、という割とどうしようもない理由があったりなかったり。(ちなみに1冊目は『パソパラ』の創刊2号)
『メガストア』の原稿も思い切り遅れたけど無事書きあがったことだし、この1995年の『メイドさん大全』ともいうべき『電脳Beppin』誌を肴に、美少女ゲームとメイドさんについて仕事の合間を見つけながら2、3日がかりで騙って語ってみよう。
