BOOK: 2006年9月アーカイブ
ソース:ザ・コンピュータ VISUAL HISTORY (トランスワールドジャパン 書誌情報ブログ)
先日紹介した『DIGITAL RETRO』『COLLECTABLE TECHNOLOGY』など、写真が充実した海外製レトロパソコンのフォトミュージアムの発売元であるトランスワールドジャパンから、A3サイズで254ページの大型本、『ザ・コンピュータ』が発売された模様です。
著者であるマーク・フローエンフェルダーは海の向こうで絶大な人気を誇るBlog、boing boingのライターの一人。amazon.co.jpに掲載されている内容説明によれば、
有史以前の集計システムから未来のナノテクロボットまで、ダ・ヴィンチやパスカルが構想した計算装置、ソニーやIBM、アップルが実現した思考のツール、小説やSF映画が預言した電脳世界を総覧する超ヴィジュアル・ブック。とのこと。少々お値段が張りますが、これまでの2冊が共になかなか読み応えのある本だったので、現在取り寄せ中です。
ソース:伝説の「RPG幻想事典」シリーズが再誕!! “剣と魔法”についてはこれ1冊でOK!! (SOFTBANK Creative)
突然ですが、『RPG幻想事典』のことを覚えておられますか? 覚えてない? そいつは残念。
解説しよう。『RPG幻想事典』とは、ソフトバンク(当時は日本ソフトバンク)から刊行されていた、今や伝説的な総合ゲーム雑誌『Beep』にて連載されていた、「ロールプレイングゲーム」という耳慣れないジャンルのゲームがやっと日本のゲームユーザ間に浸透を始めた頃、いわゆる「剣と魔法」のファンタジーについての基本知識の普及に多大なる貢献を果たした早川浩氏の人気コラムです。イラストを担当したのは、『SFマガジン』や『ウォーロック』誌などで活躍していたNicov氏。当時、RPG的なクリーチャーのエンサイクロペディアといえば、ケイブン社や小学館の子供向け大百科を除くと、それこそホルヘ・ルイス・ボルヘスの『幻獣辞典』ぐらいしか存在しませんでした。武器については更に悲惨な状況で、せいぜい高価な美術書がわずかに出ていた程度でしょう。この連載コラムと、これを再編集して単行本化した1986年末発行の『RPG幻想事典』は、RPGゲーマーのみならず日本のファンタジー小説読みにとってひとつのイコンとも言える必読書でした。新紀元社のTruth in Fantasyシリーズの第1弾となる『幻の戦士たち』は1988年の刊行ですが、『RPG幻想事典』こそは、版型、構成共に今あるファンタジー資料本のルーツだったのです。ええ、管理人@RetroPC.NETの仕事机背後の書棚にも2冊ばかり並んでおりますよ。
『Beep』連載の本家『RPG幻想事典』はその後、幾度か執筆者を変え、テーマを変えながらも同誌が休刊する直前まで継続され、書き下ろしの単行本の方もこれまでに8冊が刊行されていました。このシリーズに、何と「9冊目」が加わるというのだから、長生きはするものでして。
かつての『RPG幻想事典』が雑誌連載コラムだったように、この『新説 RPG幻想事典』はWEBニュースサイト4Gamer.netの人気週刊連載コラム、剣と魔法の博物館を単行本にまとめたものです。著者はゲームライターの村山誠一郎氏。管理人@RetroPC.NETも仕事絡みであれこれお世話になっている方で、連載の方も毎回楽しく読ませていただいていたのですが、よもや『RPG幻想事典』シリーズに加わることになるとはビックリです。紆余曲折を経て、僕も新紀元社でそちら系の本を何冊か出させていただいておりますが、何というかこう、羨ましい!(正直)
