訃報: 2009年5月アーカイブ

 ご主人のmixi日記にて報告がありました。26日の夕刻に他界されたとのことです。
 グイン・サーガの後書や、公式サイトの日記で入退院を繰り返していることを知り、漠然と「その日が近い」ことを感じていたものの、予想していた以上に動揺している自分に動揺中です。
20090527guin.gif RetroPC.NET管理人が、初めて栗本薫氏の作品を読んだのは、店頭にグイン・サーガの第27巻『光の公女』が並び始めた頃のことだと覚えていますので、中学生でした。元々、叔父が栗本ファンであったこともあり、グイン・サーガという作品の存在については知っておりましたが、小学生高学年にあたりからもっぱらJ・R・R・トールキンを中心とする海外作品にのめりこんでいたので、実際に手に取るまでにある程度間が空きました。
 同じ1987年に、早川書房の作品をゲーム化するというビクター音産のブランド「D-PHOTON」の2作目として、AVG『グイン・サーガ 豹頭の仮面』が発売されているので(開発はジャストで、ジャストサウンドにも対応)、小説の方を手に取るきっかけになったのかも知れません。
 グイン・サーガが100巻に到達した2005年には、RetroPC.NETでも取り上げました。その後、好みの問題から外伝を読まなくなって久しいとはいえ、この4月に126巻『黒衣の女王』が発売された正伝の方は、今なお読み続けているのです。同じく未完に終わった『魔界水滸伝』や伊集院大介のシリーズともども、10代を通して上から数えて何番目かに入る好きな作家だったことは間違いありません。例え今がどうであっても、「かつてそうであった」ことが理由でどうしても離れることができない作家が、栗本薫という人でした。
 サイト再開後、最初のエントリとしてこうした悲しい報告を投稿することになるとは夢にも思いませんでしたが、とにもかくにも、何か書かずにはいられなくなりました。
 生前、ついに面識を得ることはかなわなかった栗本薫氏。もし、認められるのであれば、告別式には参列したいと考えています。

追記:
 告別式はご親族のみの密葬で、後日お別れの会が予定されているとか。

関連リンク:
作家、栗本薫さんが死去(MSN産経ニュース)
「グイン・サーガ」作者の栗本薫氏、すい臓ガンのため死去(GigaziNE)

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