めも 2004-01

1/19

共振幅を変えた場合(5段とも同じパラメータ -4〜4)
いろいろグラフを貼り付けてみるテスト
共振幅を変えた場合(5段とも同じパラメータ -4〜4)

1/6

進捗の続き


インパルス応答(リセット後、フィルタの係数をいじらない場合)

μPD7752は音声合成チップである。 音声合成には2種類あって、あらかじめ人間がしゃべったセリフをそのまま再生する音声合成と、テキストで書かれたセリフを読み上げる規則音声合成があるが、μPD7752はどちらでも実現することができる。規則音声合成はいろいろなところで使われているが、最近はこれが有名かと。

規則音声合成とはいっても、ほとんどの処理はソフトウェア側で行ってしまう。ではこのチップは何をしているかというと、人間の発声器官の再現を行う、というべきか。ようするに、ここに書かれているような人間の発声メカニズムを再現しようというわけ。

ぶっちゃけた話、インパルスまたはノイズを5つのIIRフィルタ(共振器)に通せば人間の声っぽく聞こえるようになるでしょうということ。乱暴だね。

いまだとなんでもかんでもPCMってことになるんだろうけど、当時はメモリもCPUも弱かったのでできるだけ少ないデータ量・演算量で音声を表現しようとしていたらしい。

一応、パラメータの与え方とか、チップの内部ブロック図とか、簡単な資料は確保できたので、いろいろいじっているところで、 ピッチと振幅の制御はだいたいわかってきた。と思う。

やはり最大の課題はフィルタ部分。 今のテーマは、この応答の通りになるようにIIRフィルタをでっちあげること、かな。 正しい係数と演算方法を探す必要がある。

なんかいい方法ないかなぁ…