RetroPC.NET

Vintage Hardwares / Softwares
Emulators and the other things
 
  Backnumber


2004/8/1(Sun)
 
検索機能導入

 再構築作業の方がなかなか進んでいないので、繋ぎということで検索CGIを導入。↓コレ
andor

 例えば、「FM-7 吸い出し」というワードで検索してみると、余りその存在を知られていないエミュレータ導入マニュアルのページに到達できたりもする。で、チェック中に過去ログにざっと目を通して思ったことが一つ。
「ですます調に戻すかなあ」
 さて、どうしよう。

2004/8/2(Mon)
 
皇帝のいない8月

 癌細胞の摘出といえばタレントの小堺一機氏が話題になっているが、管理人@RetroPC.NETは何しろコメディ番組やバラエティ番組(笑点は別)というものを一切、まったく、からっきし、全然観ないタチであり、小堺一機氏と言われても顔の判別はつきますよ? うん、という程度なので「才能のある方らしいですから、完治してまた現場に復帰して欲しいですねえ」という具合に玉虫色の応援の言葉を吐き出す程度が関の山。うわ、お前それ人生の1割を損してるよ! とか言われるかも知れないが、こちとら直撃世代にも関わらず『8時だヨ!全員集合』『オレたちひょうきん族』の双方をスルーした時点で既に人生半分割を食っているので今更何ということはない。その分、スネークマンショーとモンティパイソンで350%ぐらい割増しているので問題ナシ。さて、枕が長くなったが「あの」、スティーブ・ジョブズが8月1日、膵臓に出来た癌性腫瘍の摘出手術を行ったそうだ。手術は無事成功し、一切問題なし、9月には業務に復帰するとのことで、マカーでもないくせに今の刺激的なアップル社の動向を眺めるのがTVの前でまったり過ごすよりも遥かに大好きなIT屋としてはほっと一安心。とはいえ、「ジョブズ」と「癌」という二つの単語が併記されるだけで結構ドッキリするもので(別にジョブスには限らずよく知っている名前なら誰でもそうだろうが)、例えば栗本薫氏が乳癌の手術を公表した時にも、瞬間的ではあるが結構なでかさの心の嵐を体験したものだ。あの頃はまだ『グイン・サーガ』がギリギリ面白かったもんで。

●スティーブ・ジョブズの道
 ランドール・ストロス(エーアイ出版)
 アップルを文字通りの意味で追い出されたジョブズが、「クリエイター」としての再起を賭けた“Next Big Thing”、Next社の興亡を描くルポルタージュ。常に「世界をかき回す」ことを求めた“ツールメーカー”ジョブズの「カッコ良さ」に痺れるが、マトモな神経ではついていけないよな、とも思う。

●スティーブ・ジョブズの再臨
 アラン・デウッチマン(毎日コミュニケーションズ)
 で、Nextの賭けに敗れて「すべてが地獄へと向かって(冒頭より)」いたスティーブ・ジョブズが、ピクサーの成功を経て、再びアップルのトップに返り咲く波乱万丈のヒロイック・ファンタジー記録を綴ったのがこちら。


サイト移転情報

 PC-8801エミュレータM88のPC-8001mkII機能の導入サポート情報を提供していたPC-8001mkIIを愛でる友の会 ランバイア支店(略称:80mkII愛友会)が、@niftyからbiglobeに移転した。今回の移転により、ハンドルネームを「arearea」から「apaslothy」に改めるとのこと。(改名の経緯はこちら
 管理人のapaslothy(元arearea)氏は、M88にPC-8001mkIISRエミュレーションを実装した功労者でもあり、その他数々のエミュレータ支援ツールを発表されている。
 なお、M88 2.14以降にPCG-8100/8800/8200の音源、GSX8800、響を拡張する「HAL研 音源モジュール」がサイト移転と同時に公開されている。

MSX2+とゲーム29本出品

 必死。虎菊コレクション引取以降もコレクターからの買取が続いているので、時々ダブり分を放出しないと置き場所が大変なことに。

2004/8/3(Tue)
 
Cocoa iP6 0.2.3 リリース

 iP6ベースのMacintosh用PC-6000シリーズエミュレータ Cocoa iP6がヴァージョンアップした。主な変更点は次の通り。
  • ディスク対応(mk2 & 6601モード時、D88、2D片面使用の1Dフォーマット)
  • interlace を scan line に名称変更
  • デフォルトで scan line をオフにした
  • リセット時に確認するようにした
  • GUIを多少変更

2004/8/4(Wed)
 
レトロゲーム配信サービスに関する協力態勢について

 2004年4月をもってボーステック株式会社との顧問契約が終了した旨をAboutページで公表して以来数ヶ月、管理人@RetroPC.NETこと高木は故あって中立の立場と沈黙を守って参りましたが、この程、長引いていた関係各社間の調整が完了したことを受け、株式会社D4エンタープライズが運営するゲームポータルサイトAmusement Center(以下AC)のディレクターという立場で、Project EGGを含むACの各企画の運営に復帰することになりましたので、ここに報告いたします。
 D4エンタープライズは、元ボーステック株式会社エンターテインメント事業部長であり、サービス開始当初よりProjectEGGのプロデューサを務めてこられた鈴木直人氏が、今年3月に新たに設立された会社であり、ボーステックよりProjectEGGのサービス運行を引き継いでおります。
 リンク先にて言及されているProjectEGGのサービス再構築については、新たに設置されるメールマガジンにおいて随時進捗状況が報告される予定ですので、会員の皆様はこちらの方に御登録いただけますようお願いします。
 充分な説明を行わなかったため、このサイトを巡回していただいているSoft-City会員の皆様には、この数ヶ月非常に不安な思いをさせてしまったかも知れません。やむなきこととはいえ、深くお詫び申し上げます。
 一旦仕切り直しとはなりましたが、RetroPC Foundationとしては、1つでも多くのハードウェア/ソフトウェア資産が復刻・保存という形で未来に引き継がれていくよう、同プロジェクトへの企画面・資料面での協力を惜しまぬ所存ですので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

RetroPC Foundation代表世話人 高木啓多

関連リンク:
Soft-City.com
Amusement Cneter
MSXアソシエーション

Cocoa iP6 0.2.4 リリース

 iP6ベースのMacintosh用PC-6000シリーズエミュレータ Cocoa iP6が2日連続でヴァージョンアップ。修羅場中につき、昨日のコピペで更新が出来るのは実に有り難……ごほんごほん。主な変更点は次の通り。
  • Cocoa iP6 0.2.4 公開。スクリーンショットセーブ機能追加
  • interlace を scan line に名称変更
  • ブロック転送命令実行中の割り込みを考慮
  • Quit 時に確認するようにした
  • セーブテープの拡張子 P6 が自動で付くようにした
  • その他細かなバグフィックス

2004/8/5(Thu)
 
ジョブズCEOにマックユーザからお見舞いが殺到

 アップルの伝説的な創設者にして現CEOのスティーブ・ジョブズが、膵臓に出来た癌性腫瘍の摘出手術を行ったという話を先日紹介したが、8月5日、HotWired JAPANにおいて、このニュースを巡るユーザサイドの反応についてまとめた記事が掲載された。
 例えば、ビル・ゲイツが癌で手術をしたとして、どれほどの数のお見舞いがWindowsユーザから届くだろうか。多かれ少なかれ、そうしたメールや電報が殺到すること自体は間違いないだろうが、全ユーザ数に占める割合で見ればほんの微々たる数であろうことを、誰もが容易に想像できるだろう。
 これは、Windowsが洗濯機やテレビのようなごくごくアタリマエの存在として日常生活に浸透していることを意味するものであり、マーケティング的にはむしろ歓迎すべき状況なのだが(プレイステーションをファミコンと呼ぶおとっつぁん、おっかさんがごまんといることを思い起こして欲しい)、それを考慮してもなお、スティーブ・ジョブズという人物がマックユーザに及ぼす心理的なプレッシャーは、新興宗教の教祖やロックスターのそれに匹敵するものがあるようだ。
●マッキントッシュ その赤裸々な真実!
 スコット・ケルビー(毎日コミュニケーションズ)
 この本の中で「赤裸々な真実」を暴かれているのは、毀誉褒貶しいジョブズやアップル社ではない。市場におけるPC/AT互換機の圧倒的な優勢下において、なお、Macintoshユーザであり続ける人々についての“Naked Truth(裸の真実)”を、ジョークをちりばめた饒舌な筆致で説き起こした、全てのWindowsユーザが目を通すべき啓蒙書である。現在、某社編集に貸し出し中。昨日誕生日を迎えたようなので、折角だから進呈してしまおう。おめでとー。


2004/8/6(Fri)
 
コンピュータ偉人伝第3部が開講

 以前から折にふれてアンチョコとして活用させていただいているちえの和WEBにて、コンピュータ偉人伝の第3部がいつの間にやら開講されていた。
 第3部の先頭を務めるはシリコン・グラフィックス社(SGI)の創設者であるジム・クラーク。以後、順次掲載される予定のノミネート・リストを眺めると、オラクルの創設者にしてジョブズの盟友ラリー・エリソン、『Ultima』シリーズの生みの親リチャード・ギャリオット、自動算盤の生みの親である矢頭良一などの名前が見える。
 アメリカにおいてパソコン産業を生み育てたのがジョブズやゲイツに代表される冒険的ハッカー達だったのに対し、日本国内では当初から大手企業が動いていたため(工学社の星社長や元アスキーの西氏なんかがあれこれ暗躍奔走していたみたいだけど)、例えば『NHK 電子立国日本の自叙伝』のような企業視点の製品開発の歴史についての本が多く、パソコン人物伝的な著作は余り見かけない。取りあえず、管理人@RetroPC.NETの手元にあるものでは−−TV嫌いにつき観たことがないが、サンデープロジェクトを筆頭に放送メディア上でも汎く活動しているジャーナリスト田原総一朗氏の諸著作が、しっかりした取材の上で書かれているので、まずはお勧めできる。

パソコンウォーズ最前線
 田原総一朗(講談社文庫)
 80年代末期の時点から来たるべき90年代を読み解こうとしたノンフィクション・レポート。TRONやOS-2を大きく取り扱っているなど、当時の空気を体感することができる。後に、現実の90年代のパソコン業界の動向を踏まえた続編的な著作『田原総一朗の新パソコンウォーズ』が富田倫生氏との共著で出版されているが、未読。

日本コンピュータの黎明
 田原総一朗(文春文庫)
 副題に「富士通・池田敏雄の生と死」とあるように、富士通の誇った「天才」池田敏雄氏の生涯を描く。田原氏が制作した伝記番組では、怪優・嶋田久作が池田敏雄氏を演じていて、何やらそのことばかりが鮮烈に印象に残っている。ビデオ録っておけばよかった。より詳しい池田敏雄氏のプロフィルについては、コンピュータ偉人伝を参照のこと。なお、嶋田久作氏もコンピュータ技術者だったということで、NHKのサイトでこんなコーナーを担当されていた。

 この他にもソフトバンクの『パーソナルコンピュータを創ってきた人々』の名を挙げたいところだが、ユーズド商品が出品されていないようなので割愛する。どの本にしても新刊書として書店に並んでいるものではないので、ちえの和WEBのコンピュータ偉人伝のような形で、Web上で公開してくれているのは大変ありがたい。
[ネタ提供:Hallyさん]

2004/8/7(Sat)
 
 書籍ネタを軸にしてトピックを構成するようにしてみた途端に更新がはかどることはかどること。当分この路線で行こう♪

『ロマンシア』縁起

 愛と平和に満ちた王国、ロマンシアに悪竜ヴァイディスの魔の手が迫る。王国の至宝、セリナ姫の誘拐。それに続く疫病の蔓延が国中を痛めつけ、ロマンシアは死に瀕していた。そんな折、この地を訪れた若き旅人、イルスランの王子ファン=フレディが、セリナ姫救出の為、剣をとって立ち上がった−−。
 伝説の竜殺しの剣の名を関する80年代ファルコムの看板ARPGシリーズ、「ドラゴンスレイヤー」。その第3作にあたる『ロマンシア』は、ドラゴンスレイヤーJr.という一見簡易版でもあるかのようなシリーズタイトルと、都築和彦氏による可愛らしいイラストとは裏腹に、「こんなのアリか!?」という挑戦的なコピーが示す通り、『ザナドゥ』がA級ならばこちらはS級というぐらいの難易度を誇る「とんでもねー」ゲームだった。
 さて、冒頭に掲げた『ロマンシア』のストーリーラインに、実は「原作」とも言うべき小説が存在するのは御存知だろうか。1735年、フランスはパリにて出版された、ギョーム=ヒヤシンス・ブージャンの『ファン=フェレディン王子のロマンシアへの驚くべき旅』がそれだ。なお、『ロマンシア』発表当時の雑誌広告には「ファン・フレディ王子の驚くべき旅」というサブタイトルがついていたことを付記しておこう。
『ファン=フェレディン王子のロマンシアへの驚くべき旅』は、18世紀頃のヨーロッパにおいて大流行していた風刺的架空旅行文学の1冊だが、直接的には1726年に英国で出版されたジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』の影響下で執筆されたものらしく、作中にリリパット(小人国)やブロブディンナグ(巨人国)といった『ガリヴァー旅行記』に縁の架空地名も登場している。この国に立ち寄った者は、誰もが美貌に変ずるという「世界で最も美しい国」、ロマンシア。この小説、日本国内で邦訳書が出版された形跡はないが、『ロマンシア』発売の2年前、1984年に講談社から発売された『世界文学にみる架空地名大事典』に「ロマンシア」の項目があるので、これを読んだ当時の日本ファルコムスタッフが引っ張り出してきたのだろう。おそらくは神話・伝説に通暁し、『ドラゴンスレイヤー』『ザナドゥ』等の作品上に重厚な世界観を構築した宮本恒之氏の仕事ではないかと推察する。余談であるが、宮本氏の著した『ザナドゥ・データブック』、特にその2巻目はそれ単体で一つの架空世界旅行記を構成するとも言える肉厚の読み物になっており、管理人@RetroPC.NET旧知のT氏はTRPG『ファー・ローズ・トゥ・ロード』のクリーチャー・コンセプト・デザインを手がけた際にこの本を参考にしたという話だ。

Voyage merveilleux du prince Fan-Feredin dans la Romancie
 Bougeant,Guillaume-Hyacinthe(Saint Etienne大学出版社)
 高校時代に『架空地名事典』でその存在を知ってからおよそ15年、やっと現物を手に入れることができた。amazonサイコー、amazonマンセー、amazonの威光今がピーク!(『日本外史』風に)
 なお、eBooks libres et gratuis(“自由で無料な電子書籍”というぐらいの意味)というフランスのWebサイトでPDF化されたファイルが無償配布されているので、手っ取り早く読みたい(いるのか!?)という方はそちらをどうぞ。翻訳するヒマ、あるかなあ……。

完訳 世界文学にみる架空地名大事典
 A・マングェル 、G・グアダルーピ(講談社)
 筆者の高校時代からの愛読書−−なのだが、いつの間にか新版が出ていたらしい。3000円近く値段があがっているということは、84年の版で割愛されていた部分が追加翻訳されたということだろうか。早速購入。(旧版
 なお、『ザナドゥ』のイメージ源泉が英国のロマン派詩人サミュエル・テイラー・コーリッジの「忽必烈汗(クーブラ・カーン)」からのものであることは有名だが、本書にも項目が割かれているので、案外『ロマンシア』同様この本がネタだったのかも。

付記:
 千年も続いたと伝えられるザナドゥ第1王朝の初代王クーブラ・カーンの伝記。と、いうことになるのだろうか。やはり。

『マスターオブモンスターズ4〜光と闇の争覇〜』体験版配布開始

 7月13日のトピックで紹介した『マスターオブモンスターズ4〜光と闇の争覇〜』の体験版がダウンロード可能になっている。「・」は不要だったのね、でも何だか間が抜けた感じ。
 製品版と体験版の相違点は次の通り。あと12時間もすれば修羅場を抜けるので、一息ついたところでプレイしてみよう。

  • オープニングがない
  • シングルマップモードで、2枚のマップがプレイ可能。また、マップに設定できるマスターデータも3タイプが選択できる(製品には、20枚のマップと20タイプのマスターデータが収録されている)
  • マップでの制限ターン数は10ターンに固定(製品では99ターンまで任意で設定可能)
  • ゲームのセーブ/ロードはできない
  • シングルマップで編集できるマスターエディタはレベル3で固定(製品では1〜30レベルの間で設定可能)
  • マスターエディタで編集したマスターデータを製品版で使用することはできない
  • キャンペーンモードとネット対戦モードはプレイできない
  • マップエディタは含まれていない

マスターオブモンスターズ4
 システムソフト・アルファー
 1988年発売のPC-9801版『ファンタジーナイト』に始まるファンタジー版『大戦略』ともいうべきSLGシリーズの最新作。管理人@RetroPC.NETは、剣と魔法の世界で行われる戦争に純軍事的な戦略の概念を本格的に持ち込んだ作品を、このシリーズと『A君(17)の戦争』以外に知らない。いっそのこと、このシステムで「A君」をゲーム化してみてはどうだろうか。タイトルは勿論『ぼくたちの戦争』で。(この辺り熱心な読者にしか通じないネタ)

 さて、復帰したからには『ファンタジーナイト』の一つも出せるよう動きたいところだが、如何せん関係者の手持ちにマニュアル類がなかったりする。誰か貸してください。(ProejctEGGの発売タイトル/未発売タイトルの明暗を分けるのは、往々にして「スタッフないしはその関係者が持っているかどうか」であったりする。しかもその半分以上がFDのみ別ケースにまとめて保存してあり、多くの場合、箱・マニュアルは処分してしまったか、喪われてしまっているかのどちらか)

2004/8/8(Sun)
 
流行物から「24'占いオンライン 紫微斗数」

 管理人@RetroPC.NETの鑑定書結果は以下の如く。

 決断と行動力を兼ね備え、有能でバリバリ働く仕事の鬼のような人物でしょう。経済感覚にも優れており、出世と財産を確立することは約束されたようなものです。多忙で休む間もなく、常に忙しく動き回っているようになるでしょう。性格はあっさりとしており、はきはきと物をしゃべります。短所としては短期で攻撃的なところがあり、そのために敵を増やしたりあらぬ誤解を受けたりします。

 ちなみに、結婚運が星2つ、健康運が星2つ半、それ以外全ての運が最高値。例によって仲間内から「まんまじゃん」との突っ込みをいただく。えてして占術の類は誰が聞いても「あ、これは自分だ」と思わせるように入念に作りこまれているわけだが、まあ短気で攻撃的というのは本当のこと。例えば、公開チャットで見知らぬ相手になれなれしくタメ口で話し掛けられる度に「直接お会いしたこともなければ性別、年齢、社会的背景も知れない相手に鷹揚なタメ口を利くという文化は僕の好みではないし、郷に従おうという気もありません」とか何とか叩き返してやりたくなるが、ちょっとだけ分別があったのでいつも踏みとどまっている。こうした態度について日本人と欧米人を比較する向きもあるが、親愛的(フレンドリーな)態度となれなれしさの間には決して越えられない越えちゃいけない一線がある。その辺について心得違いをする輩が多くて困る−−という具合に短気で攻撃的なため、敵を増やしたりあらぬ誤解を受けたりするわけだ。自重しよう。(注:してません)
 話を戻して。土曜日には終わらせるはずだった修羅場が結局週を越えても引きずりっぱなしなので、更新ネタを探す時間が余り取れない。とりあえず、紫微斗数によるパソコン機種別占いはどうだろう、ということで、思い入れの深い「FM77AV」でまずは占ってみた。
 誕生日を1985年10月1日(細かい日付はわからなかったので1日としておいた)、生誕地には富士通本社のある神奈川県川崎市を入力。さて、ドン。

 感受性が鋭く繊細なロマンチストです。男性の場合は線が細く女性的な印象を与えるでしょう。自己の世界に浸るタイプで、現実社会を渡っていくには苦労しそうです。人当たりはソフトで、だれにでもやさしく接します。精神世界に興味を持つ人が多く、宗教家や占い師、カウンセラーなどが向いています。

−−何だか切なくなってきたのでこの辺にて。

2004/8/9(Mon)
 
 天守閣まで後少しィィィィ。(C)『機神幻想ルーンマスカー』
 どさくさに紛れて、誰か『ルーンマスカー』の総集編売ってください、とか呟いてみる。


こんな表紙 (C)富士見書房

 この作品も、『聖エルザ・クルセイダーズ』等と同じく出版史の黒歴史の仲間入りを果たしてしまったようで。ほぼ描き直し作業が終わっていたという2巻の原稿を一目なりとも拝んでみたいものだ。
 ついでなのでこちらも。1991年〜1992年の『コミックコンプ』バックナンバーをお持ちの方、くれとか売れとかそういう話ではないがちとお願いがあるので、御連絡いただければありがたい。
※モメ事絡みで再開・再刊が難しい連載や単行本。

2004/8/10(Tue)
 
TYPE-J9“グリフォン”がX68000かも知れない5つの理由(わけ)

“ヘッドギア”と呼ばれる最高の企画集団が世に送り出し、ロボットアニメのあり様に一石を投じた『機動警察パトレイバー』。その主役機である「98式AV“イングラム”」の「98」が、当時国民機と呼ばれていた国産PCの本流、NEC PC-9801から採られたことについては、同作品の監督を務めた押井守氏自身がそのように明言しているので確実な話だ。当時、押井氏はPC-9801を愛用しており、『松茸』で文章を書いていたことがよく知られている。
 対して、コミック版並びにTVアニメ版の『パトレイバー』において、最後に勝利することが出来たものの、98式AVを何度も翻弄したライヴァル機といえば、SCFAT TYPE-J9“グリフォン”である。98式AVにPC-9801のイメージが投影されていたように、TYPE-J9にもまた何らかの国産PCのイメージが投影されたのではないか−−そう、考えてからハタと気づいた。
 このグリフォンってやつは、PC-8801時代からのソフトウェアリソースを引き継ぎ、圧倒的なシェアを誇った「国民機」を向こうに回して「善戦」したマシン、SHARP X68000そのものではないのだろうか。


写真の本体はジャンク品のSUPER。いずれAT互換機に改造予定。
  • その企業(メーカー)
    「爪楊枝からスペースシャトルまで」のSCHAFT、「シャープペンシルから太陽光発電機まで」のSHARP。後者が前者の社名の由来になっているだろうことは、映像に先行して雑誌連載コミックスの方に「シャフト」が登場した時から囁かれていた。
  • その外装(フォルム)
    「黒光りする鋭角的なフォルム」。その言葉は、グリフォンとX68000双方について用いられる形容ではなかっただろうか。
  • その配色(カラーリング)
     X68000の黒モデルに限定された話になるが、モニタ、本体共に赤色の電源スイッチが配置され、ともすればくすんだ印象を与えかねない黒で統一されたボディを鮮やかに浮き立たせている。対して、グリフォンの場合も頭部カメラ・アイ、胸部のデルタマーク、腰部のフロントライトのところに赤色を配している。圧倒的な黒の中にぽつんとともされた、赤。この両機のカラーリングは、それが視る者に対して与える視覚効果において酷く似通ったコンセプトに基づいている。

  • その双翼(ウィング)
     フライトタイプ、アクアタイプ共に、グリフォンの背中にはこの機体の大きな特徴でもある双つの塔にも見紛うべき巨大な翼が装着されている。このデザインは、X68000のツインタワーを意識したものと言えないだろうか。
  • そのツマミ
     見てのとおり、ツマミである。グリフォンの胸部、X68000本体台座部には似通ったデザインのツマミが存在する。前者はハッチ開閉用(?)、後者は音量調整のもの。他のレイバーにも同様のツマミがついていたような記憶があるので、これは偶然かも知れないが−−。

 よもやテラドライブだったりなんかしたらどうしよう。

2004/8/11(Wed)
 
 ちまちまとコンプ編集部アスキーに足を運び、「アレ(相変わらず「在庫無し」表示のまま)とソレの次の何か」を準備中。こちらの方も、遅くとも日曜日までには何らかの形での情報発信がある予定。

Vodafone版『ソーサリアン』追加シナリオと、「あれ」

 G-modeが運営中のVodafone用アプリのポータルサイトG-mode Games内にあるRPG専門サイトR.P.G-modeにて、8月18日よりVodafone用『ソーサリアン』の追加シナリオ「呪われたクィーンマリー号」「不老長寿の水」の配信が開始される。「そしてある条件を満たすと、あのシナリオが…!?」とのことだが、やはり、基本シナリオの●●●●から●●●●までを●●●すると出現する例の「あれ」のことだろうか?
 G-mode Gamesは売り切り型のポータルサイト。『ソーサリアン』の本体アプリと同梱シナリオ「天の神々たち」からなる基本システムを300円(税込み)で購入すれば、1本210円(税込み)でシナリオを追加していくことができる。

 アクセスメニューは[メニューリスト>ケータイゲーム>ロールプレイング>ソーサリアン]。現在配信されているシナリオは以下の12本。

消えた王様の杖 / 暗き沼の魔法使い / 天の神々たち / 失われたタリスマン / 氷の洞窟 / ルシフェルの水門 / 紅玉の謎 / メデューサの首 / 呪われたオアシス / 暗黒の魔道士 / 囚われた魔法使い / 盗賊たちの塔

 なお、7月14日のトピックで紹介した『タイニー版ドラゴンスレイヤー』については今のところ進展なし。アスキーエンターブレインにも大分前から探索依頼を出しているのだが、やはり社内には残っていないようだ。ここはやはりユーザサイドからの情報提供に期待するしかないらしい。


「なりは小さくても、やっぱりコイツもドラスレの一員」 (C)Nihon Falcom Corp.

Cocoa iP6 0.2.5 リリース

 iP6ベースのMacintosh用PC-6000シリーズエミュレータ Cocoa iP6がヴァージョンアップした。主な変更点は次の通り。
  • ロースペックの Mac でも高速に動作可能にするため、ウインドウのオフスクリーンバッファ(フルスクリーンモードの場合はグラフィックバッファ)に直接描画するようにした
  • サウンドルーチンのノイズのレベルを下げた(ディグダグ対応)
  • GUIを多少変更

2004/8/12(Thu)
 
 8月10日のトピックにおいて「同作品の監督を務めた押井守氏自身がそのように明言している」と書いた。てっきり『押井守全仕事』がそのソースだと思っていたのだが、確認してみたところ違っていたらしい。はて、何で読んだのだったろうか(それともインタビュー映像?)。なお、『PATLABOR THE MOVIE』のLD末尾に収録されていたヘッドギアの面々へのインタビューにおいて、伊藤和典氏の背後にX68000の黒モデルが鎮座していた模様。

海外で活躍した日本製PC

 調子が悪いので今日はちょっと一息。取りあえず、Classic 8-bit/16-bit Topicsのところからホットな話題を2点。

 余談であるが、報道メディア上で「日本の●●が海外で大人気!」という見出しが踊るのを見かけるにつけ、思い出すのが『キネマ旬報』95年10月上旬号に掲載された岡田斗司夫氏のこの記事。「海外では日本製のアニメがジャパニメーションと呼ばれて人気を集め」云々という言説のコラムを見かける度に鼻で笑いたくなるのはこのコラムが強烈に印象に残っているからだろう。(末尾に「海外版ヤマト」についての訂正事項が追記されていて冷や汗。このコラムを読んでから9年間、ずっと「スターブレイザーズ」の話を鵜呑みにしてた(汗))
 なお、英語圏では"Japanimation"並に定着してしまったらしいもう一つの単語が、いわゆる美少女コミック、アニメ、ゲームなどを形容する言葉として使用されている"HENTAI"だ。ちなみに、海向こうのその筋のファンサイトによれば、データウェストの『第4のユニット』シリーズは"HENTAI GAME"らしい。なお、データウェストさんにはこの数年間様々なツテから接触を試みているのだけれど、自社コンテンツについてヨソに任せるつもりがないものか、全く反応なしの状態。「これはもう、何とか役員のご家族とお友達になるしかないのでは」などの冗談が飛び交うことも。どなたか、データウェストとお取引のある会社の方がいらっしゃったら御紹介いただけると非常にありがたい。本気と書いてマジです。

2004/8/13(Fri)
 
 Hashiさん、ほら、GeForce6600だって!

お?

 ゆい(ぷにゅ)さんのところに何やら動きが。

PCエミュレータの曙

 Windows用Altair8800エミュレータAltair32が、7月末にヴァージョンアップしていたようだ。
 1975年、Micro Instrumentation Telemetry Systems(MITS)社が、intelの8080(25MHz)を搭載したマイクロコンピュータAltair8800を、495ドルという低価格で発売した。Altair8800に熱狂したホームブリュー・コンピュータ・クラブに所属する二人のハッカー、スティーヴ・ウォズニアックとスティーヴ・ジョブズが、その翌年に生み出したApple Iが「世界初のパーソナルコンピュータ」だとすれば、このAltair8800こそは「世界初のマイクロコンピュータ」である。
 Apple社創設のきっかけとなったAltair8800が、もう一つ生み出したものがある。
 Altair8800が、まだ雑誌発表されたスペックと写真撮影用のモックアップという形でしか存在しなかった頃、このコンピュータの登場に興奮しきった二人の学生が、8080CPUのデータシートだけを頼りに大学にあったミニコン DEC PDP-10上で動作するAltair8800のエミュレータを開発した。いわゆるハッカー文化の中で生まれたものとしては、おそらく歴史上最初のマイコンエミュレータの登場した瞬間である。このエミュレータ上でAltair8800用のBASICを組み、MITSにそれを売却した資金で、彼らはソフトウェア開発会社を立ち上げた。
 一人の名はポール・アレン。そして、もう一人の名はウィリアム・ヘンリー・ゲイツ3世。Microsoftの創設者にして、現会長兼チーフソフトウェアアーキテクト、IT業界の「皇帝」ビル・ゲイツその人である。

Cocoa iP6 0.2.5 pl1 リリース

 iP6ベースのMacintosh用PC-6000シリーズエミュレータ Cocoa iP6がヴァージョンアップした。主な変更点は次の通り。
  • Mac OS X 10.2 で動作させた場合、スクリーンショットのセーブで落ちる不具合を修正
  • Mac OS X 10.2 で動作させた場合、スクリーンショットのセーブで落ちる不具合を修正

2004/8/14(Sat)
 
修正前:「こちらの方も、遅くとも日曜日までには何らかの形での情報発信がある予定。」
修正後:「こちらの方も、遅くとも来週中にはメールマガジンによる情報発信がある予定。」
 2日余裕を見ておいたのだけれど、甘かった。関わってる会社が多いと、ちょっとした修正事項が生じる度に稟議を回し直しになるのでいけない。

ActiveBasic Ver3.11a リリース

 優秀なRADツールとネイティブコンパイラを備えたWindows用BASIC統合開発環境ActiveBASICがヴァージョンアップした。ActiveBASICはN88-BASIC互換モードを搭載しており、このモードではN88BASICで使用されているコマンド、関数の殆ど全てを利用可能だ。今回の変更されたのはどちらもProjectEditor関連の2点。
  • アイコンエディタで塗りつぶし機能が正常に動作しないバグを修正。
  • "write.txt"というファイルを書き込もうとするバグを修正。

2004/8/15(Sun)
 
『パワードール』10周年記念書籍近日発売予定

 最近、仕事の方でも色々とお世話になっている新紀元社さんの近刊案内によれば、シリーズ10周年を記念した『パワードール 第177特務大隊設定ファイル(仮)』が8月下旬に発売予定となっている。
 殖民惑星オムニと地球間の戦争を背景に、女性のみで編成された第177特務大隊“DoLLS”の参加作戦を追っていくシミュレーションゲーム『パワードール』シリーズは、魅力的な女性キャラと彼女たちが操るメカという今風の、悪く言えば「ありがち」なイメージと裏腹に、単調だったPC用シミュレーションゲームの世界に「シナリオシミュレーション」という概念を持ち込んだことで人気を呼んだ、工画堂スタジオの看板タイトルの一つだ。今年の2月に初のフル3D作品となったシリーズ最新作『パワードール6』が発売され、第1作の『パワードール』の発売から今年で10周年を迎える長寿タイトルとなった。
『パワードール 第177特務大隊設定ファイル(仮)』は、その『パワードール』シリーズの10年に及ぶ歴史を凝縮した設定資料集である。具体的な内容については、仕上がったものを見てみないことには何とも言えないが、元々SFとしてもよく練りこまれた世界観を持つ作品なので、それらが全て網羅されているというだけでもかなりの読み応えがあることだろう。なお、98版の時代には、それぞれの作品で提示された年表に結構矛盾が見つかったものだが、現在は全て調整されているようで、その辺りについてメーカー側に逐一確認しながら作成した『PC-9801ゲームリバイバルコレクション』掲載の「パワードール年表」が今現在公開されているものとしては最も正確な年表だろうと思われる。

2004/8/16(Mon)
 
 アクセスログを眺めてみると「http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=Project-EGG+レトロゲーム+叩き&hc=0&hs=0」という何ともステキなHTTP_REFERERが目に入りました。「発表」以来1週間が経過し、何の動きもないということで騒ぎになっているという話は管理人@RetroPC.NETの耳にも入ってきておりますが、申し訳ありませんがあと数日お待ちください。
 何事につけ、複数の会社が運営に関わっている事業において、物事をきっちり運ぼうとすればするほど時間はかかるもの、ということで御理解いただきたく。
 なお、サポートメール並びに現状についての質問メールが無視されているという指摘については、管理人@RetroPC.NETも気になって調査してみたのですが、その結果「そのような事実はない」ことがわかっておりますのでここにその旨を記載しておきます。実際にこういった質問に対して返信された事情説明メールもこの目で確認しておりますので、この点については間違いありません。
(なお、メールフォームからの送信の場合、ユーザ側で打ち込んだメールアドレスに誤りがあり、返信してもエラーで戻ってきてしまうことが過去に多々ありました)

30行計画対応! NP2HPC登場

 タマの猫ハウスにおいて、WindowsCE版PC-9801エミュレータNP2HPCが配布されている。このNP2HPCは、WindowsCE版Neko Project IIの改造版で、sigmarion III上で98者には何とも懐かしい30行計画を実現するものだ。

2004/8/17(Tue)
 
Neko Project IIx 0.80 リリース

 Neko Project IIベースのMac OS X版PC-9801エミュレータNeko Project IIxが本家の更新にあわせてヴァージョンアップ。Mac OS X版固有の変更点は次の通り。
  • 日本語リソース追加
  • ソフトウェアキーボードを有効にした

Neko Project II ver0.80 リリース

 Windows、WindowsCE、Macintosh用PC-9801エミュレータNeko Project IIがヴァージョンアップ。「お察し下さい」版も同時にver0.80にあがっているので、心当たりの方は落としておくといいだろう。主な変更点は次の通り。
  • BIOS - スクロールコマンド修正
  • GDC - ステップフラグの反映
  • FDC - レディ信号を修正
  • div命令 (i286モード側) [Windows]
  • div命令 (V30モード側) [MacOS]

2004/8/18(Wed)
 
「blasphemy.killercarrot.co.uk」に繋ぎに行く新手のスパイウェアに引っかかったようです。これがどういう悪さをするものなのか今一つわからないので、リカバリまで一時休止します。海外でも8月頭あたりから話題になっている模様ですが、駆除方法は今のところ発見されていないようで。
 なお、やっと認可がおりたので、メルマガは本日発信予定とのこと。

追記(0800):
 調査の結果、Messenger Plus! 3で使用しているMsnHandWriting.dllが悪さをしていることが判明。アンインストールしたところ、問題が発生しなくなりました。結局半徹ですよ。疲れた……。

追記(1931):
 まだメルマガが出てないとの報告あり。怒鳴り込んで確認してみればエラいことになっているし。そろそろ出るようですが、ここ暫く尻を叩き過ぎて手の方が痛いです。(段々とオブラートにくるむ気が失せてきた)

2004/8/19(Thu)
 
本日のネタ領域

 今日のネタは、

 こいつ。の、予定だったけど時間ないんで明日になるかも。

Xnp2 ver.0.80 リリース

 Neko Project IIベースのUNIX系OS + X Window System用PC-9801エミュレータXnp2が本家の更新にあわせてヴァージョンアップ。Xnp2固有の変更点は次の通り。
  • ジョイスティックサポート(サウンドドライバに SDL を使用している時にのみ使用可)
  • screen depth == 24bpp の時にキーディスプレイ、ソフトウェアキーボードの描画がおかしい不具合を修正
  • T98-Next(.NHD)形式、Anex(.HDI)形式ハードディスクイメージ作成サポート

2004/8/20(Fri)
 


=■●_

2004/8/21(Sat)
 
流行りもの:タイプ別性格判断

 結果は、「ESTP型:究極の現実主義者」
 本日は編プロの友人達と「大人の社会科見学」(今回はコレ)に出向いてくるので更新はまたもや遅くなるのではないかと。

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