PC-6001mkIIのバージョン違い

PC-6001mkII本体にはバージョン違いがあるようです。

以前からPC-6001シリーズに搭載されているBASIC ROMにはCRC違いがあると言われていたのですが、mkIIの場合は目に見える形で違いがわかります。
PC-6001好き好きメンバーの推測では、これらの写真のmkIIが後期バージョンだと考えられています。

mkIIメニュー 起動画面

起動時のメニュー画面では、“PC-6001 Mk2 BASIC”が“PC-6001 Mk-2 MENU”になっています。
BASIC起動後の画面ではバージョン表記が“Ver.1.7”がVer. 1.7”になっています。

mon(機械語モニタモード)からBASICへの復帰時にAGAIN BASICと表示されません。従来のmkII(前期バージョン)だとこんな感じでした。
Bコマンド

機械語モニタのB-R命令実行時も素っ気なくなっています。
BR復帰

前期バージョンでは
REVIVAL
REVIVAL AND AGAIN BASICと表示されていたのですね。

ちなみに、後期バージョンでBASIC起動直後にmon→B-Rとするとハングします。キーボードを押すとポチポチと音はするので割込みは生きてるっぽいのですが。

本体内部のBASICのROMにプリントされている文字にも違いがあり、PCR-02がPCR-02Bになっています。
MASKROM

BASICの内部処理自体にも変更点があるようで、えすびさんがまとめてくださっています。

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