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関東出張の折り、しばらく行ってなかったT-ZONE東ラジ店にふと立ち寄る気になりました。裏口から入って階段を下ると、その店では見なれぬ黒いマシンが鎮座していました。見ると「X1turboZ3」。価格は9700円。こりゃ安い中古だ!と思って「中古ですよね?」と聞いたら「新品ですよ」との返事。数分後、お金を払い送り先をメモしている私の姿がありました。
出張から帰ってから何人かにこのことを教えると、2人が早速注文しました。向こうが送り先のメモを紛失したので私の所への到着も少し遅れましたが、無事入手することができました。まぁ新品といっても在庫整理品みたいで、保証書は入っていませんでした。
Z3はturboシリーズの最終モデルですが、いろいろ省略されているところがあります。そのもっともたるのは拡張FDD。3.5インチドライブも取り付けられません。またデジタルRGB出力もないですし、前面ポケットの中も減っていたものがあったはずです。
起動選択となるディップスイッチも中に入り込んでしまい、極端に操作性が悪くなってしまいました。
でも良いところもあります。それはCRTC。これまでX1シリーズはCRTCにHD46505(MC6845)を使ってきましたが、なんとZ3には富士通のピンコンパチ品であるMB89321が採用されています。これは独自の4分割モードやスムーススクロール機能を持っていて、Z専用のスムーススクロールとは別に使えるようになっています。あと、これは噂ですがGRAMの容量が増えているという話もあります。具体的にどうすればいいのかさっぱりわかりませんが、もし本当ならなかなかにミステリアスです。
このZ3には拡張I/Oボックスを経由してSASI HDDと立体視ボードを入れてあります。SASI
I/FはI/O誌に掲載されたやつで、ボードはわりとあっさり動かすことができました。ただ最初に買った10MBのHDDがアクセスランプ点きっぱなしでどうしようもなく、予算オーバーでしたがその記事にも載っていた(もっと言うとその著者が買った店と同じMSL)20MB
HDDを買いました。実はボードの方も部品が一つだけ(LS642-1)が手に入らず、電流値は違うものの論理は同じLS642を使って組み立てたのですが、最初のうちは動いていたものの数ヶ月で動かなくなりました。HDDについていた98用I/Fにその部品があったので、抜き取って使ったところまた動くようになりました。その後はまた壊れるようなことは起こっていません。
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