Windows 2000/XP/2003での古典日本語キーボードの使い方


 Windows 2000ではWindows NT 4.0までサポートされていた幾つかのキーボードが(主として本体がサポート対象外となった為に)公式サポート対象から外されてしまった。

 だが、本体を使わなくてもキーボードは使い続けるユーザーが多い事に配慮したのか、NT 4.0までサポートされていたキーボードの幾つかの為のドライバは、Windows 2000/XPでもこっそりとインストールされている。

 また、遂にドライバファイルがインストールされなくなったWindows 2003 Server(IA-32)であっても、少なくともWindows 2000/XPにインストールされた当該キーボード用ドライバを利用すればこれらのキーボードを使用可能である事は確認出来ている。

 通常の“ハードウェアの追加と削除”ではリストに表示されない為にその存在に気付き難く、また、そのままではレジストリエディタによるシステムレジストリの直接操作が必要である為、その利用に当たってはリスクが付きまとうが、件の古典日本語キーボードユーザーにとってはこれほど有り難い贈り物もあるまい。

 そこで、筆者はこのドライバを有効活用すべく、5576-00x系キーボードとAXキーボード用のinfファイルを作成した。

 著作権の都合上Windows 2000/XPのkeyboard.infからの差分形式での配布とせざるを得ないのが面倒だし、Windows 2003で使用する場合には2000かXPを別途必要とする(諸事情を勘案するとXPを用意するのが望ましい)が、レジストリを直にいじるよりは余程安全だろう。

 リスクを恐れず挑戦する勇気のある方はここからどうぞ。

 なお、念のために記しておくが、これらの利用に当たってはあくまで各自の自己責任でお願いする。


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