岡軌7600型7601

撮影:1994年10月(車庫内の物は許可を得て撮影)



 7501に続く1986年の増備車であるが、車体に大幅なモデルチェンジが加えられた為、全く別の車両に見える。

 これまでの更新・新造車の車体には側窓としてメーカーであるアルナ工機の名を天下に知らしめたナニワ式アルミサッシ(ナニワ工機時代に開発。国鉄が車両用として標準採用した事で「アルミのナニワ」としてナニワ工機→アルナ工機が飛躍する原動力の一つとなった)が使用されてきたが、この形式以降バスの流行を取り入れる形で上半分が内側に倒れ込んで通気を可能とする新設計の大型ユニット窓に変更され、それに合わせて前面デザインもより近代的で工作の容易な物に変更された。

 また、この新型側窓の導入により日除けカーテンの取り付けは不可能(上部が車内に倒れ込むその構造故に下降式のカーテンだと干渉してしまう)となり、運転台周辺を除く側窓全てが熱線吸収式のブロンズガラスとされている。

 これも新製車扱いだが、3800型の代替廃車が発生しているので機器流用が実施されていると見て間違いない。

 上記の通り車体はこの頃のバスの流行を取り入れて大幅に様子が変わったが、電装品や空制系といった艤装面での取り扱いは在来車とは変わらず、運用上も前期グループと同一に取り扱われている。

 見ての通り、台車はNK-202で、これも又7401、7501と同仕様である。

 なお、この車の制御器は岡山電軌では唯一の日立製作所製KR-8で恐らくストック品利用と考えられるが、事によるとこれは往年の100型単車に搭載されていた機器の可能性も残されている。


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