岡軌7700型7701

撮影:1994年10月(車庫内の物は許可を得て撮影)



 7300型建造時に未更新のまま残存した2500型2501(元呉市交通局700形702)の車体新製による更新車で、今の所最後の旧車籍継承車である。

 車体は7601で確立された後期更新タイプで、7300同様に旧車から流用したローラーベアリング付きのKS-40J台車(H2127)を履いているが、車体設計が新しくなった分7300以上にちぐはぐな印象を受ける。

 東山車庫で保守に当たっておられる方々から話を伺った限りでは、新型のNK-202よりもこの古風なKS-40J系の台車の方が丈夫で扱いやすいと評価されていて、その意見がこの7701の更新時に反映された結果KS-40J流用となったらしい。

 もっとも、軌道保守を受け持つセクションの評価は軽くて軌道負担の小さいNK-202に軍配が上がるらしいから、その辺は非常に微妙な問題ではある様だ。

 余談だが、7300・7700のKS-40Jと7000のFS-70は、つまり旧呉市交通局よりの譲受車に由来する台車は書類上車輪直径が690mmと他より30mm大きくなっていたが、取材時に見学した東山車庫にストックされていたタイヤの山が特に区別されていなかった事から推測する限り、恐らく現状では他と共通の660mm化されている筈である。

 これが何故そうなっていたのかは定かではないが、あるいは単純に新製時の値を取るか、それともある程度摩耗した時点の値を取るか、の違いなのかも知れない。


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