最終更新:2023/02/10
ここで配布するエミュレータはFDX68で作成したフロッピーディスクイメージ(FDX形式)を使用できるよう改造したものです。FDX68のイメージファイルはプロテクト情報もダンプしているので実機同様プロテクトチェック動作をエミュレーションします。コロコロプロテクトやウェーブプロテクトも対応しているのでダンプしたファイルの動作確認にご利用ください。基本的に未サポートになります。FDX対応に関するフィードバックは歓迎しますがその他の質問や要望対応はお断りします。またオリジナルのエミュレータ作者様への問い合わせはご遠慮ください。
cisc氏のM88をベースにRuRuRu氏が公開(https://github.com/rururutan/m88)している私家版M88を改造した私家版です。VisualStudio2019でコンパイルしています。FDX対応版を公開するにあたりライセンス条項の見直し(GPLv3から2条項BSDライセンス)のご協力を頂きました。あらためて御礼申し上げます。このアーカイブには修正したソースコードを含んでおり2条項BSDライセンスに従っております。M88は構造的に新しいディスクイメージへの対応が難しくかなり無理やり組み込みましたのでソースコードは醜いです。フロッピーアクセスウェイトはオンでご利用下さい。オフにするとウェーブプロテクトは再現されません。
- FDX形式(エンコードとRAW)の読み書きアクセスに対応
- FDX形式(エンコードとRAW)の不安定ビット再現対応
- FDX形式(RAW)のデータ転送割り込み間隔の動的調整対応
- FDX形式(エンコード)のディスクイメージ作成対応
- ウィンドウモードの画面サイズを2倍にするオプションを追加
- サブシステム側のRAMの初期値を実機に近いパターンに変更
ダウンロード(バイナリと修正ソース):m88g_20230210.zip
PI.さん、たけがみりうさんが公開しているXM7を改造したものです。バイナリはV1.1,V2,V3のみ用意しました(V2-V2憑きは勘弁してください)。V1.1L/V2.9/V3.4 L77SX+z09 R3をベース(http://retropc.net/ryu/xm7/xm7.shtml)に改造しました。VisualStudio2019でコンパイルしています。作者様には私家版のバイナリ公開にあたり種々相談に乗っていただきありがとうございました。このアーカイブには修正したソースコードを含んでおりクリエイティブ・コモンズ・ライセンス「CC BY-NC-SA 4.0」に従っています。ソースコードは比較的分かりやすく組み込めています。フロッピーアクセスウェイトはオンでご利用下さい。オフにするとウェーブプロテクトは再現されません。
- フロッピーアクセスウェイトのデフォルトをオンに変更
- FDDのモーターON時の回転位置を正確に再現するように改善
- 回転位置を利用した各種イベント発生タイミングを改善
- データ転送割り込み間隔を改善
- ステータスコードの精度向上
- FDX形式(エンコードとRAW)の読み書きアクセスに対応
- FDX形式(エンコードとRAW)の不安定ビット再現対応
- FDX形式(RAW)のデータ転送割り込み間隔の動的調整対応
- FDX形式(エンコード)のディスクイメージ作成対応
- 全力駆動をCPU全力からVM全力に変更
- ファイルダイアログ(保存時)の改善
ダウンロード(バイナリと修正ソース):xm7g_20230210.zip
XM6のオリジナルの作者であるPI.さんのホームページで公開されています(XM6 TypeGはXM6改善の提案としてPI.さんに一式お返ししました)。
- 2023/2/10 M88g,XM7g更新(FDX68 Version2.00の変更に対応しました)
- 2022/7/17 XM6 TypeG更新(最新のFDX68エンジンを組み込んだベータバージョンを暫定配布)
- 2021/6/18 XM7g更新(FDXエンコード形式に書き込むとイメージ破損する障害を修正)
- 2021/5/19 XM6 TypeG更新(最新のFDX68エンジンを組み込んだアルファバージョンを暫定配布)
- 2021/5/6 M88g更新(サブシステム側のRAMの初期値を実機に近いパターンに変更)
- 2021/5/4 XM7g更新(FDCの再現性向上、保存時のファイルダイアログの挙動を改善、M88gの改善を移植)
- 2021/5/4 M88g更新(RAW->エンコード変換の修正、その他)
- 2021/2/21 M88g更新(D88のReadDiagのバグ修正)
- 2021/2/20 M88g更新(スプライシングギャップのビットずれを再現、2HD利用時にタイミングが破綻する障害を修正)
- 2021/2/18 M88g更新(データ転送タイミングの再現方法を変更、WriteIDをTCで中断した時の不具合を修正、IDのみのセクタを先頭とするトラックでReadDiagが正しくエラーになるように修正)
- 2021/2/16 M88g更新(2HDイメージでクラッシュする障害を修正、スケジューラ精度が低いためデータ転送タイミングの再現を廃止)
- 2021/2/14 XM7g更新(M88gの改善を移植)
- 2021/2/14 M88g更新(主要FDCコマンドのタイミング精度向上、セクタ位置算出を正確に再現、不安定ビット再現改善、FDX Version1.29の更新反映)
- 2021/1/24 M88g更新(リザルトフェーズのステータス修正多数、FDX形式書き込み処理の修正、不安定ビット再現改善)
- 2021/1/24 XM7g更新(最大セクタ数の改修、同一CHRN発生時のタイミング改善、不正なNの時のサイズクリッピング修正、FDX形式書き込み処理の修正、不安定ビット再現改善)
- 2021/1/16 M88g更新(不安定ビットのずれ頻度を調整、TCアサート時の割り込み取り下げ修正、画面サイズ2倍化オプション追加)
- 2021/1/16 XM7g更新(不安定ビット再現、ビットずれ処理を改善、FDXイメージをドロップできないバグの修正、VM全力駆動変更)
- 2021/1/9 M88g更新 不安定ビット再現パターン改善、ReadData中断時のディレイ処理追加、FDXイメージをドロップできないバグの修正
- 2021/1/3 新規公開