コロニーオデッセイとは、小松左京監修のもと、NECがPC-6601用に開発したアドベンチャーゲームである。
冒険編と対決編を合わせてディスク6枚組というボリュームで、このうち冒険編の3枚のディスクはPC-6601本体に付属していた。
総データ量850KB、総場面150(PCマガジンより)と聞くと今では笑ってしまいそうだが、
PC-6601の本体内RAMが64KB、PC-6601が内蔵していた3.5"-1Dディスクの容量が140KBであったこと、
当時はまだカセットテープが主流だったことを思えば驚異的である。
グラフィックもほぼフルスクリーンで、かつ綺麗なものであった。
また、音声合成機能や漢字表示も活用されている。
なおこのソフトは、PC-6001mkII用に5"ディスク版も発売された。
ということは、PC-6601の歌う機能は使われていないということなのであろう。