・ Amazon : サマー/タイム/トラベラー2 (早川書房)
新城カズマ/ハヤカワ文庫JA。
・ 幼馴染の女の子が、ちょっと変わった時間跳躍能力を身に付けて……な、SF青春小説の2巻。
実際にはこの巻で完結なので、後編というか下巻というか。
・ エピローグなんかはもう典型的なSFのオチで、ハッピーエンドで、しかも文面的にもすげー綺麗なんだけど……すげー気に入らねー(苦笑)
悠有の扱いが好きになれないタイプのオチだからか、若しくはヲレが所謂青春小説が大っ嫌いだから、ってのが理由なのかもしれないが、とにかくなんかこう気に入らないというか、すっきりしないというか。
・ 話としては面白かったし、読んでよかったと思う。
欲を云えば「放火犯」の件はもう少し驚きの真相になるかと思ってたのが、引っ張った割には素直に持ってきちゃったなぁ、というのが残念な気もする(ヲレがひねくれすぎなのか?)
・ ただやっぱりこう、なんかどこか「文句なく面白かった!」と云い切れない部分が残るというか。
あー、モヤモヤするーっ ^^;
・ 「精霊憑き」となった青年が、半精霊の女の子と、その保護者の黒猫の姿をした精霊と旅をするファンタジー。
「ライトノベル」に分類すべきかどうか微妙だけど、一応ラノベ扱いにしとく。
・ 作者は新人の方らしいけど、なかなか面白かった。
物語そのものよりも、キャラクタが生き生きしててそれに引っ張られて読めた感じ。黒猫姿の精霊・ゼッテのキャラ作りなんかが特にいい。
・ 所々情景描写が妙に説明的、且つ一文が長すぎるせいで把握し辛い箇所はあったけど、文章自体も悪くはない感じ。ちょっと平易すぎるかな? という気がしなくもないけど、世界作りやキャラクタとは合ってると思うので。
欲を云うなら、「精霊」と「妖精」の区別がごっちゃになってるのを、わりとてきとー(に見える ^^;)な理由付け一文で済まされてしまってる辺りは、もう少し詰めてあった方がいいんじゃないかなぁ、とは思うけども。
・ あと、基本的にキャラが立ってるのが男性メインなのは、女性作家さんということらしいので仕方ないところか ^^;
この人の次の作品が出たら読んでみてもいいな、と思える作品。
・ Amazon : 少女魔法学リトルウィッチロマネスク 初回限定版 (リトルウィッチ)
作業の合間に開始。……したらハマった(汗
・ レッスン時のダイスキックが面白い。
んーと、どう云えばいいのかな、サイコロ3個転がして、出た目によって異なるスピリット(魔法修得に必要なポイント)が得られるのね。この時、3個のサイコロで特定の目の組み合わせが出ると「魔法」が発動してスピリットが増えたり、といった様々な効果が現れる。
んで、一定時間内にサイコロを弾く(クリックする)ことで、特定の目を出すことができる(これが「ダイスキック」)。
これを利用して、狙った魔法を発動させて、効率よくスピリットを集める、といった感じ。
・ 取得スピリット増加の魔法を重ね掛けして、「花火」や「流星」などの連続でスピリット生成する魔法を連発するとかなり爽快。
一気に800以上のスピリット得られたりとか。
・ ただこれ、ノートPCじゃ遊べないね(汗
スライドパッドやトラックポイントを神業クラスで使いこなせる人ならともかく。
・ あと、魔法のカードデザインが楽しい。
「暗視」のカードは思わず吹いた。
・ システム的にはいつも通りFFD。
今回の一番の進化は、吹出し内にクリックマークが出るようになったこと。
これまでは画面右下にクリックマークがあって、吹出しとの間で視点移動が生じて非常に辛かったんだけど、すごく遊び易くなった。
これは大きく評価したい。
・ 音声がレッスン時などのシステム音声しかないのが残念だが、話もほのぼのしてて面白い。
カヤの声はどっかで聴いたことあるなー、と思ったら、和田カヨか。この声は結構好きだな。もうちょい修行*しよう。
アリアはスタッフロールで見ると本井えみ。まぁ、あの人だよな、ってゆーか、18禁でこっちの名義は初めて見た気が(えろシーンでの音声ないから?)。
・ 取敢えず、お姫様EDと、ノーマルEDの宮廷魔法使いEDを見たとこまで。
ルートによっては魔法取得順を考えないと時間が間に合わないとこもあるし、ノーマルEDは多分ディプロマ(特定イベントをこなすことで貰える称号みたいなの)によって変わるようなので、全て見るのは結構大変そう。
・ Sid.Aお兄様のとこから、「美少女妖怪調伏伝 ぬばたま」(Studio Ebisu)。
や、出番少なくても素晴らしい役柄ならヲレは許しますよ……っていっても、これはホント脇役っぽいなぁ。
・ 朝方、眼精疲労から来る頭痛で倒れるように寝たのだけど、起きても取れてない罠。
作業にならん……。
・ 買い物。
・ Amazon : グランディアIII 特典 History of GRANDIA 〜SOUND ADVENTURE BOX〜付き (スクウェア*・エニックス)
夜にちょこっと開始してみた。
・ なんつーか、アルフィナの声(CV:木南晴夏)がすげー可愛くない上に、話が進むほど演技がヘボくなっていくのがステキ過ぎる。
野郎キャラは微妙なとこもあるが聴けなくはないし、ミランダお母様とかは悪くないんだけど。
ぶっちゃけ、アルフィナの声だけOFFにしたい(汗
敢えて本職声優を避けた挙句これ、ってのは、あまりにもお粗末。イメージが云々、とかよりやっぱ広告戦略上とかその辺の都合に過ぎないんじゃないかなぁ、という気がする。ほら、アイドルが声当ててるとゲーム・アニメ系以外の媒体でも紹介されるしさ。
・ 戦闘はわりと面白い。
ただ、オート戦闘が致命的なまでに頭悪いのはなんとかならんのか。先に攻撃してくる敵を後回しにしたり、瀕死の敵に必殺技ブチかましたりと、使えなすぎる。
・ あと、ムービー頑張ってるのは分かるけど、あまりにもムービー率高すぎて、ゲームが細切れになるのはどうもなぁ。
ちょっと移動してはムービー、またちょっと移動してはムービー、とどうもテンポが悪い。
・ 取敢えずLv10前後、飛龍に乗った少年と別れて島に着いた辺りまで。
・ 一眠りして仕事しよう。
・ 「着せ替えフェティッシュ!」のすずな。神村ひなのようにも聴こえるのはヲレの耳が腐ってきたのか。
腐ってるなら間違いない、原因はグランディアIIIのアルフィナの声のせいだ。コンシューマゲーやってて本気で音声止めたいと思ったのは初めてかもしんない。えろげーでは珍しくないけど(&大抵止められるので実害ない)。
以上どうも自信がない言い訳。
そんなことより聞いてくれ。ヲレはナース服よりも巫女服の方が好きなんじゃー! <死ね
取敢えず、魂の海の向こうに逃亡してる声萌え侍に助けを求めておくことにしよう。
・ 「Mignon」(love solfege)に桜庭わかなと楠鈴音*Vo.の歌がー。
……行くのだるいので、通販か委託に期待 <弱
・ 胡桃。ちゃたーにさんか。
取敢えずこの(立ち絵の)ポーズはすげーインパクトあるよなぁ(笑)
・ 「体験版はここまでです」
最後にCVのメインキャストが出てた。
水乃はやっぱ楠鈴音*。こっちは書いてないが、多分先輩と二役だと思う。「多分」なのは最近楠鈴音*声のブラインド聴き取りに自信がないから(汗。キャスト見る限りはまきいづみ*も二役か。あと、ざっと通した時には(該当キャラが)出てこなかったが、須本綾奈も出ている模様。
・ ちうことで、元々購入予定だったのだけど、激しく罠張られまくってたので購入が義務化(汗
声のことばかりになってしまったが、作品そのものについては製品待ちってことで。何しろ謎だらけで何も分からんし。
・ やあ3のひとオススメらしいので、先週に続き観た。1に比べると、ぶっ飛び方が足りないかなぁ。
やたら嬉しそうな閣下の笑顔が印象的。
そしてついぽちっとしてしまう罠(ぉ
・ Amazon : すべてのものをひとつの夜が待つ (光文社)
篠田真由美/光文社カッパノベルズ。
・ 孤島の巨大な洋館を舞台に、遺産相続の権利を巡って洋館に隠されたダイヤ探しのゲームが行われるが……とまぁ、典型的な館モノ。
・ うーん、相変わらず建物の描写については細かいと思うんだけど、見取り図ない上にどうも部屋配置などの描写が分かり辛くて、舞台を想像しにくいなぁ。
どういう配置の何処に誰がいて……がよく分からんので、状況が分かり辛いというか。
・ あと、オチがあまりにストレート \
で捻りがなかったり、伏線かと思った描写がそのまま放置で放り投げだったりと、どうもミステリとしてはちょっとなぁ。
正直、篠田真由美、だんだん下手になってってない? って感じが。
出来はともかく、「建築探偵」のシリーズの初期の頃が一番面白かった気がする。
Generated by Ange v2.6.2.2