FENIX アプリケーションず
FENIX のアプリは実に豊富!…かどうかは主観の問題なので判断は各人に任せますが、とにかく SuperMZ での開発には役にたつツールが揃っています。
なにしろ私はここ数年、ほとんど FENIX の上でしか作業をしていませんが、それで全て事足りてしまうんですから。フッフッフー。
…って、同じことしかしてないだけだったりして。
各ツールは、実行プログラムもソースも trans&fzarc でパックされています。
xtrans&fzext で解凍してください。
中には xtrans を実行すると拡張子が .obj になるものもありますが、
ren hoge.obj hoge.FZ
として名前を変えてから fzext に食わせてください。
なお、各アプリの詳しい説明は一緒に入っているドキュメントを参照して下さい。
分からないことがあればメール下さい。
開発ツールの数々
as
アブソリュートアセンブラ。扱うソースは普通のBSDファイルです。
ソースファイルに他のソースファイルをインクルードすることで、64KBを越えるソースもアセンブルできます。
FENIX上での開発の要。
実行プログラム(ソースなし)
fdeb
高機能シンボリックデバッガ。
asが出力したシンボルファイルを用いてデバッグします。
デバッグの方法としては、
- シリアルポートを介したリモート端末によるデバッグ
- 本体のみでのデバッグ
の二つの方法があります。
本体のみでデバッグする場合、ウインドウによって状況が実に分かりやすく表示されています。
が、画面表示を伴うアプリケーションのデバッグですとアプリ表示画面とデバッグ画面の切り替えが煩雑になりますので、こういう場合はリモートデバッグも役に立ちます。
実行プログラム、ソース
disasm
逆アセンブラ。単体での使用よりは、むしろfdebとの組み合わせの方が重要です。
fdebは逆アセンブル機能を持っていませんので、fdebだけですとデバッグ対象の逆アセンブルリストは表示できません。
しかし、このdisasmを常駐させておくことにより逆アセンブルが可能になります。
実行プログラム、ソース
開発支援ツールの数々
memblk
SuperMZのメモリブロックの使用状況を表示します。もちろんEMMにも対応。
実行プログラム&ソース
xps
fshのpsの強化版。各オブジェクトのメモリ確保状況も表示されます。
実行プログラム&ソース
dump
オブジェクトを16進ダンプします。
実行プログラム&ソース
その他、様々なツール達
feed
作りかけで恐縮なのですが、自作のテキストエディタです。
標準でのキーバインドはEmacsライクというわがままなもの。しかもまだキーカスタマイズ機能は実装できていません。
その代わり、アルゴエディタとは比較にならないほど高速…だと思います。
実行プログラム&ソース
key
ファンクションキーの定義・定義内容表示を行ないます。
実行プログラム&ソース
man
マニュアル表示ツールもどきです。
キーワードを与えると、環境変数に定義した検索パスを探してキーワードを含む名前のファイルを表示します。
実行プログラム&ソース
lhext
なんとlzhのデコーダです。
実行プログラム(ソースなし)
fv
ファイルビューア。スクロールは非常に高速です。
実行プログラム(ソースなし)
tree
ディレクトリの木構造をビジュアルに表示します。
実行プログラム&ソース
ucase
標準入力から受けたテキストに含まれる半角アルファベットの小文字を大文字にします。
実行プログラム&ソース
lcase
標準入力から受けたテキストに含まれる半角アルファベットの大文字を小文字にします。
実行プログラム&ソース
spc2tab
標準入力から受けたテキストに含まれるスペースをTABにします。
実行プログラム&ソース
tab2spc
標準入力から受けたテキストに含まれるTABをスペースにします。
実行プログラム&ソース
hex2obj
インテルヘックスファイル(BSD)をバイナリ(OBJ)に変換します。
実行プログラム&ソース
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