QDドライブ内部にあるZ80SIOへのアクセス回路と、ブート用ROMのアドレスデコードの回路が搭載されているシンプルなI/Fボードです。
いや、MZ-80Bの時代から「拡張ボードに載ったROMから起動する」という仕組みがIPLに備わっていたんですね。マニュアルには説明はないんですが、IPLのソースリストを読めばどうすればいいかがわかったんです。それは電源投入またはIPLスイッチONと同時に"/"キーを押すこと。すると、特定のアドレスに特定の接続をされたROMから、最大32KBのプログラムを読み込み、あとはテープからの起動と同様に使用できるわけです。
実はこのROM、モニタとしての機能はないのですがそれを作るつもりでもあったか、'9Z-501M'なる文字列が含まれています。たまたま暴走させて一瞬表示される(のが繰り返されたのでじっくり読めたんですが)のを発見した次第。
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