ZEDA |
Oh!MZ 1985年7月号掲載 | ||
エディタ・アセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~4DFFh | 実行アドレス | 3000h |
Oh!MZ 1985年1月号に掲載されたEDASMの後継にあたる、アブソリュート・アセンブラ。文法などはほぼ同じ(若干改良されている)。 E-MATEが発表されるまではS-OSの標準的なエディタとしても重宝された。 |
改造版ZEDA |
Oh!MZ 1986年9月号掲載 | ||
エディタ・アセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~4DFFh (パッチは4E2Fhまで) |
実行アドレス | 3000h |
FuzzyBASIC作者による改良。ソースが巨大になり、オンメモリでは処理しきれなくなったので分割アセンブル機能を追加したのと、増えたラベルの管理にハッシュテーブルを導入してアセンブル時間を短縮(1/5以下)した。 かなりの好評でZEDAユーザーは皆この改造を施すほどだったが、FuzzyBASICの記事中にちょっとした工夫ポイント扱いで発表されたせいもあり、ちゃんとした名前が与えられないままZEDA-3の登場まで「改造版」として呼ばれることとなった。 |
ZEDA-3 |
Oh!MZ 1987年6月号掲載 | ||
エディタ・アセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~4DFFh | 実行アドレス | 3000h |
ZEDAの再掲載を兼ねて、改造版ZEDAに残っていたバグを修正し、ニーモニックテーブルの最適化によりアセンブル時間をさらに10%以上短縮し、ハッシュテーブルの無駄遣いを減らしたバージョン。改造版ZEDAをZEDA-2と考えて三代目となる名称となった。 |
Z-MATE |
S-OS通信 Vol.1掲載 | ||
エディタ・アセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~4DFFh | 実行アドレス | 3000h |
ZEDA-3のエディタ部をE-MATEにすげ替えたもの。ラインエディタであるZEDAシリーズのエディタはお世辞にも使いやすいとは言い難いものなので、これを改善する目的で制作された。 |
REDA |
Oh!X 1989年2月号掲載 Oh!X 1993年12月号再掲載 |
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高速エディタ・アセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~4FFFh | 実行アドレス | 3000h |
アセンブル速度をZEDA-3の2~数倍高速化。エラー検出時に自動でエディタモードに切り替わりその箇所にカーソルが移動するなどアセンブラとエディタの連携性が高められている。 またそのエディタ部を切り離し単独のアセンブラとしても使えるようになっている。その場合ソースやオブジェクトの格納領域が少し広がる。 文法はZEDAシリーズをほぼ踏襲するが、分割アセンブルが使いやすくなっていたり、別種の分割アセンブルをサポートするなどの機能強化が図られている一方マクロ命令やマルチステートメントがサポートされなくなるなど差異もある。 |
OHM-Z80 |
Oh!X 1990年3月号掲載 | ||
超多機能アセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~67FFh | 実行アドレス | 3000h |
Z80の命令として「できそうでできないこと」を極力なくすよう拡張した文法を持つ(実現のためAレジスタが犠牲になっている)。LD命令については完全にソース-ディスティネーション対照表が埋まる。またIF文・WHILE文といった制御構造を持ち、マクロ定義やインクルード・チェーンなどの機能もある。もはや高級言語に匹敵する仕様となっている。 その反面、具体的にどんなコードに変換されるのかを分かった上で使う必要があり、初心者には勧められないとされる。 |
WZD |
Oh!X 1990年7月号掲載 | ||
リロケータブルアセンブラ | |||
配置アドレス | 3000h~50B7h | 実行アドレス | 3000h |
リロケータブルオブジェクトを出力する本格的アセンブラ。実行可能なオブジェクトを生成するにはリンカ(WLK)が必要。Small-Cを移植する前提として制作された。 テープのみのシステムでは使用できず、少なくともRAMディスクが必要となる。 疑似命令で拡張されている部分があるが、基本的にはREDAの文法とコンパチである。 |
WLK |
Oh!X 1990年8月号掲載 | ||
リンカ | |||
配置アドレス | 3000h~440Dh | 実行アドレス | 3000h |
WZDでアセンブルして出力されたリロケータブルオブジェクトを実行可能なオブジェクトに変換する。 テープのみのシステムでは使用できず、少なくともRAMディスクが必要となる。 |
WLB |
Oh!X 1990年10月号掲載 | ||
ライブラリアン | |||
配置アドレス | 3000h~3949h | 実行アドレス | 3000h |
WZDでアセンブルして出力されたリロケータブルオブジェクトをまとめてライブラリとする。 テープのみのシステムでは使用できず、少なくともRAMディスクが必要となる。 |
ZAID |
Oh!MZ 1985年7月号掲載 | ||
デバッグツール | |||
配置アドレス | 5000h~5FFFh | 実行アドレス | 5000h |
メモリの操作、逆アセンブル、ブレークポイントといった基本的なデバッガの機能を備える。 メモリ上でZEDAと並存させられる配置アドレスになっていて、アセンブルとデバッグがスムーズに連携できるようになっている。 |
Z80TRACER |
Oh!MZ 1986年6月号掲載 | ||
デバッグツール(トレーサ) | |||
配置アドレス | 4D00h~4FFFh | 実行アドレス | 4D00h |
ZAIDにパッチを当てて拡張する形で使用する。このためあらかじめZAIDをロードしておく必要がある。 なお作者はトレーサというものを使ったことがなく、具体的にどんなものかは雑誌広告から読み取れる以上のことを知らないまま制作したとのこと。 |
TRADE |
Oh!X 1988年4月号掲載 | ||
デバッギングツール | |||
配置アドレス | 5000h~6B3Fh | 実行アドレス | 5000h |
ZAIDとZ80TRACERを合体し、それぞれの機能を強化したもの。 逆アセンブルではアドレス情報をユーザー定義でき、あからさまなデータ部分などを判別して表示する。S-OSのサブルーチンアドレスがあらかじめ登録されている。 ZEDAがアセンブルした時のラベル情報も使える(特殊ワークを直接参照する)。 |
ZING |
Oh!MZ 1985年8月号掲載 | ||
ソースジェネレータ | |||
配置アドレス | 4D00h~5FFFh | 実行アドレス | 4D00h |
EDASMやZEDAでアセンブルできるソースを出力する。ZEDAとの併用を意識した配置アドレスになっている。 オフセットを設定できるのである程度の融通がきく。分割出力もできるのでフリーエリア以上のソースも出力可能。 |
Inside-R |
Oh!MZ 1987年9月号掲載 | ||
リロケータブル逆アセンブラ | |||
配置アドレス | リロケータブル | 実行アドレス | 先頭 |
ジャスト2KBのリロケータブルな逆アセンブラ。メモリ操作が充実しており、ブレークポイントが使えないZAIDと言っても差し支えないぐらいの機能がある。 アドレスのクロスリファレンスを定義でき、逆アセンブル表示時に参照することでより高品質なリストを得ることができる。 |
SOURCERY |
Oh!MZ 1988年12月号掲載 | ||
ソースジェネレータ | |||
配置アドレス | 3000h~47FFh | 実行アドレス | 3000h |
データエリアの処理、分割逆アセンブルなどZINGの使いにくかった部分を改良。またZEDAのマクロ命令のほとんどに対応するようにした。 処理速度も改善。特殊ワークエリアの大きさが十分あればそちらを使うようになっている。 |
RING |
Oh!X 1989年5月号掲載 | ||
ソースジェネレータ | |||
配置アドレス | 3000h~48A5h | 実行アドレス | 3000h |
SOURCERYをREDAに完全対応させたもの。タブコードにも対応(使わないソースも出力できる)。 SOURCERYのマクロの取扱いに不具合があったので機能から外されている。 |