Inside-Rはセルフリロケータブルに組まれた逆アセンブラです。大きさも2Kバイトとコンパクトなので,ターゲットプログラムに差し障りのないアドレスにロードしてお使いください。
アドレスのクロスリファレンスを作成します(この場合,△は1文字のセパレータで0〜9の数字,あるいは大文字のアルファベット以外の文字,スペース,カンマなど。n,m,l,kは4桁の16進数)。
指定された範囲をデータで埋めます。データは16進偶数桁の数値およびダブルクォーテーションでくくられた文字列で指定します。
逆アセンブルしたリストを表示します。最終アドレスが省略されている場合は,最初の8バイト分の逆アセンブルリストを表示します。
指定されたアドレスからのメモリの内容を書き換えます。
C,D,L,Sコマンドの前につけて(PL,PSのように)プリンタへの出力を指定します。またP:ABCのようにすればABCと画面に表示します。
CALL,JP,JRなどの飛び先,およびLD命令の16ピットイミディエイトなどを書き換えます。
指定されたデータを探します。データは16進数偶数桁の数値,またはシングルクォーテーションでくくられた文字列によって指定します。
指定メモリの内容をほかのアドレスに転送します。もとのアドレスと重なってもかまいません。
なお,このプログラムに組み込まれているコマンドのうち,C,Rコマンドは,1983年7月号のASCIIに掲載されたPC-6001用のデバッガ「Debug-60」(高島信氏)のルーチンを一部使用しています。
ニーモニックのうち,OTIR,OTDRはそれぞれOUTIR,OUTDRと表記してあります。また,ついでにZ80の未定義命令であるSLI命令もサポートしておきました。
(C)1987 Takanori Hoshi(original)
(C)1997 Junji Okazaki(edited)
(C)2024 Oh!Ishi,Nibbles Lab.(formatted)