テキストエディタ

アセンブラやコンパイラに処理させるソースファイル、自動コマンド実行用のバッチファイル、その他様々な目的でプレーンテキストを記述・編集するためのソフトウェアの一覧です。
 
E-MATE
Oh!MZ 1986年5月号掲載
スクリーンエディタ
配置アドレス 3000h~3EA0h 実行アドレス 3000h
初めてのスクリーンエディタ。
コマンドモードとエディットモードに分かれており、コマンドモードではファイルの読み書き・サーチなどが行え、エディットモードにて入力・編集を行うようになっている。
コントロールキーによる操作をサポートしているが、キーボードにCTRLキーがないものも多いため、'@'入力でコントロールモード、コントロールモード中にスペースキーを入力するとコントロールモードを抜けるというようにシフトイン/アウト方式を採用している。
なお、このE-MATEの発表に合わせてアスキーファイルの形式が制定・発表された。
WINER
Oh!MZ 1988年8月号掲載
Oh!MZ 1988年9月号 ラインプリントルーチン掲載
マルチウィンドウエディタ
配置アドレス 3000h~4DFFh 実行アドレス 3000h
オーバーラップウィンドウ方式による画面分割表示を採用したテキストエディタ。4つまでの複数のファイルを同時に開くことが可能で、また複数のウィンドウに同じテキストの別々の場所を表示させることもできるなど、8ビットマシン用テキストエディタとしては非常に強力。
基本的な操作はE-MATEに準ずる。またマクロ機能もある。
TED-750
Oh!MZ 1988年9月号掲載
超小型エディタ
配置アドレス ローダで配置 実行アドレス 先頭アドレス
テープ(つまり低速デバイス)環境でもSLANGなど高級言語を便利に使えるよう、極小サイズのエディタ。行番号で管理するラインエディタとなっている。使える機能も限定的なので、デバッグ時などにちょっとだけ修正するような目的に適している。
リロケータブル(標準のローダを使用)なのでメモリの邪魔にならない隙間に置いておける。
EDC-T
Oh!X 1990年11月号掲載
タブコード対応エディタ
配置アドレス 3000h~46FFh 実行アドレス 3000h
タブコードに対応した、標準的なスクリーンエディタ。E-MATEの拡張版のようなポジションと言える。
この時点で過去にスクリーンエディタを掲載した号のバックナンバーが入手不可能になっていたため、その救済措置という側面も併せ持つ。
なおラインプリントルーチンは用意されていない。
EDIT
Oh!X 1992年11月号掲載
スクリーンエディタ
配置アドレス 3000h~3ABAh 実行アドレス 3000h
実践Small-C講座にて掲載(ソースはCではなくZ80アセンブラ)。REDAのエディタ部をベースに独自拡張している(ソースを改変する形で拡張しているが、ほぼ全部に手が入っており、ほとんど別プログラムになってしまったとのこと)。COMMAND.OBJが走っている状態で使用することを想定して作られている。
後に掲載されるMAKEのために、更新情報を記録する「UPDATE.$$$」をサポートしている。
FE
Oh!X 1995年7月号掲載
Oh!X 1995年9月号ラインプリントルーチン掲載
スクリーンエディタ
配置アドレス 3000h~47FFh 実行アドレス 3000h
タブコード対応スクリーンエディタ。REDAやEDC-Tで問題になった文字列中のスペースがタブコードに変換されてしまう問題を解決している。
特殊文字への色づけをサポートしている(専用ラインプリントルーチンにて対応する必要がある)など、当時のモダンなテキストエディタの影響を受けている部分がある。
 
(C)1998-2024 Oh!Ishi,Nibbles Lab.