BEMS |
Oh!MZ 1985年8月号掲載 | ||
ゲーム開発パッケージ | |||
配置アドレス | 3000h~4DFFh | OS非依存 | × |
YGCS |
Oh!X 1994年2月号掲載(ver.0.20) Oh!X 1994年6月号掲載(ver.0.30) |
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シューティングゲームコアシステム | |||
配置アドレス | 3000h~67FFh | OS非依存 | × |
MAGIC |
Oh!MZ 1986年9月号掲載 | ||
高速グラフィックパッケージ | |||
配置アドレス | AF00h~ | OS非依存 | ○ |
直線および多角形の描画を高速に行えるグラフィックパッケージ。多機種展開されており、呼び出し方法とコマンドが共通化されているので機種を超えて同じプログラムを動かすことも可能。 当初はS-OSとは無関係に発表された企画だが、アニメーションツール「MAGE」発表の際に初期化方法などが共通化されS-OSでの標準グラフィックパッケージとして位置づけられることになった。 技術的には横方向の直線を高速に描画するのをベースとし、三角形を横線の集合体として分解し、多角形を三角形の集合体と捉える…ことで全体の描画を高速化している。 |
JACKWRITE |
Oh!MZ 1987年8月号掲載 | ||
漢字出力パッケージ | |||
配置アドレス | AB00h~AEE6h | OS非依存 | × |
漢字VRAMや漢字ROMを持たない機種でもS-OS上で漢字表示を可能にするパッケージ。フォントパターンではなく、ストローク情報で表現された文字データ(いわゆるベクトルフォント)を使用する。文字データはディスクに格納しておく(1文字あたり31ストロークまで、1枚に第一水準の全ての文字を収納できる)。 |
TURTLE |
Oh!X 1987年12月号掲載 | ||
タートルグラフィックパッケージ | |||
配置アドレス | A800h~AD15h | OS非依存 | ○ |
LOGOで有名な、タートル(亀)と呼ばれるポインタに対して移動コマンドを与えながら描画するシステム。S-OS用として発表された言語には再帰処理が可能なものが多い、ならば普通のグラフィックコマンドじゃなくてタートルグラフィックの方が相応しいのではないかとの発想から制作された。 |
GRAPHICS.LIB |
Oh!X 1990年9月号掲載 | ||
グラフィックライブラリ | |||
配置アドレス | ─ | OS非依存 | × |
ゲーム「BILLIARDS」のソースの一部として発表。BILLIARDSはMAGICを使用したグラフィック表示を伴うビリヤードゲームで、これがSLANGで記述されており、SLANG環境でMAGICを利用するために作られた。MAGICの機能をSLANGの関数経由で呼び出せるようにしただけのシンプルなライブラリ。 |
GRAPH.LIB |
Oh!X 1992年8月号掲載 | ||
グラフィックライブラリ | |||
配置アドレス | ─ | OS非依存 | × |
SLANGのプログラムからMAGICを便利に使うためのライブラリ。ソースにINCLUDEして使用する。 高機能ゆえにサイズも大きく、またSOROBANも利用する(SOROBAN.LIBをINCLUDEする)ことから、細かく不要な機能をコンパイル時に削除できるようになっている。 |
JACKWRITE2 |
S-OS通信 Vol.6収録 | ||
漢字出力パッケージ | |||
配置アドレス | A800h~ | OS非依存 | × |
JACKWRITEを改良したもの。指定する文字列のコード体系をシフトJISに変更し、半角/全角が混じった文章の表示が容易になった。よく使うであろう英数字・記号・カナ・ギリシャ文字については圧縮したものをメモリに置くことで表示を高速化している。 |
MW-1 |
Oh!X 1988年7月号掲載 | ||
マルチウィンドウドライバ | |||
配置アドレス | B000h~B67Ah | OS非依存 | × |
PASOPIA7用S-OS"SWORD"のモニタにあるアルゴ機能もどきに見られるウィンドウ表示をS-OSシステム上に実現しようとしたもの。画面をウィンドウで切り取った領域にてアプリケーションを動かすことができるよう、システムに対して大規模なパッチ当てを行う。 一般的なウィンドウシステムではアプリに対してウィンドウを再描画するイベントが発生することでオーバーラップ状態の最適表示が維持されるが、MW-1の支配下において実行されるアプリはそのような動作に対応しないため、ウィンドウで隠される領域を特殊ワークエリアに保存/から復帰することで代替している。 |
ファイル入出力ライブラリ |
Oh!X 1988年10月号掲載 | ||
ファイル入出力ライブラリ | |||
配置アドレス | 6D80h~713Bh | OS非依存 | × |
C言語ライクなファイル入出力機能を実現するライブラリ。S-OS自体に機能がないので、プログラムで同等の操作ができるようになっている。 テープやQDのファイルには使用できない。 |
DIO.LIB |
Oh!X 1989年12月号掲載 | ||
リダイレクションライブラリ | |||
配置アドレス | ─ | OS非依存 | × |
標準入出力などの概念がないS-OSにおいて、I/Oリダイレクションを実現するライブラリ。このライブラリを使用することでパイプ機能以外のリダイレクションが可能になる。 ファイル入出力ライブラリとセットで使用する。 パイプ機能についてはバッチファイルにて基本的な機能が使用できるようにするプログラムが提供された。 |
NEWファイル入出力ライブラリ |
Oh!X 1991年9月号掲載 | ||
ファイル入出力ライブラリ | |||
配置アドレス | 6D80h~730Ch | OS非依存 | × |
上記ファイル入出力ライブラリに問題点が多いことから、より安全に使用できる新たなライブラリを制作したもの。出来上がるファイルに互換性はないが、以前のライブラリで作られたファイルをアクセスできる仕組みは用意されている。 DIO.LIBとは併用できない。 |
SOROBAN |
Oh!X 1989年3月号掲載 | ||
浮動小数点演算パッケージ | |||
配置アドレス | 8000h~94B3h(入力時) | OS非依存 | ○ |
実数演算を一手に引き受けるパッケージ。単精度(8桁)および倍精度(16桁)をサポートする。 四則演算、各種変換の他三角関数・対数・指数演算などの機能があり、浮動小数点フォーマットで表現された数値のアドレスをHL・DEレジスタに入れて各エントリポイントを呼び出すだけで使用できる。 リロケータブルバイナリ形式になっているので、ローダで都合の良いアドレスに配置可能。 |
SLANG用実数演算ライブラリ |
Oh!X 1989年4月号掲載 | ||
実数演算ライブラリ | |||
配置アドレス | ─ | OS非依存 | × |
SLANGのプログラムからSOROBANを利用するためのライブラリ。ソースの先頭の方でINCLUDEすることで使用する。 数式の形で表現することはできず、計算や機能ごとに定義された関数を使う。 |
SLANGコンパチ関数 |
Oh!X 1991年12月号掲載 | ||
互換ライブラリ | |||
配置アドレス | B000h~B67Ah | OS非依存 | × |
S-OSシステムコールライブラリ |
Oh!X 1995年3月号掲載 | ||
システムコールライブラリ | |||
配置アドレス | 3000h~67FFh | OS非依存 | × |