更新日: 2011 年 11 月 15 日
YS030.X の説明
説明
YS030.X の添付ドキュメントです。「編集部」は 電脳倶楽部 編集部。
YS030.DOC
──────────────────────────────────── 電波新聞社の「イース」を X68030 で遊べるようにする 編集部 鎌田誠 ──────────────────────────────────── 電波新聞社の「イース」を、X68030 で遊べるようにします。マップ間の移動 が 10MHz 機よりも若干速くなりますが、ゲーム中の動作速度は変わりません。 なお、ハードディスクへのインストールには対応していません。 ━ 対応機種 ━ X68030 だけに対応しています。10MHz 以外の X68000 や、Xellent30(s)、 X68/040turbo の 68040 モードでは遊べません。 ━ 使い方 ━ まず最初に、イースのBディスクをブートディスクにします。 イースのBディスク(直接書き換えたくなければ、Bディスクを DISKCOPY で コピーしたもの)をドライブに挿入し、そのドライブ名をパラメータに指定して YS030.X を実行して下さい。 A> YS030 ドライブ名: 上記の操作で、イースのBディスクがブートディスクになります。 イースで遊ぶときは、ブートディスクになったBディスクをドライブ1に入れ、 ドライブ0にはディスクを入れずに、OPT.1 キーを押しながらリセットボタンを 押して下さい。少しすると画面にメッセージが表示されますから、ドライブ0に イースのディスクAを挿入して下さい。後はイースのマニュアル通りに操作して 下さい。 ━ ご注意 ━ Bディスクの IPL を元に戻すことはできません。心配ならば、DISKCOPY でB ディスクをコピーして使い、元のBディスクにはライトプロテクトシールを貼っ て保存するようにして下さい。 イースに別バージョンがあるかどうかわかりませんが、パッチは柔らかく作っ てあるので、アドレスが数バイトずれた程度の違いならば追従できるかも知れま せん。追従し切れなかった場合は、正常に動作しません。動かなかった場合は諦 めて下さい。 ━ 技術的なこと ━ パッチの内容は以下の通りです。付加機能はありません。 ・キャッシュを OFF にする ・16MHz 相当のメモリアクセスウェイトを設定する ・スタックエリアを広く確保するようにプログラムを変更する ・例外処理発生時のスタックフレームの違いに対応させる ・FM 音源レジスタのアクセスにウェイトを入れる ・スプリアス割り込みを潰す ・$Fxxx および MOVE from SR で発生する特権違反例外処理に対応する (EOF)