更新日: 2011 年 11 月 15 日
じょんぐのコマンドラインリファレンス
説明
じょんぐ のコマンドラインリファレンスです。
jong.man
jong.x コマンドラインリファレンス (1999/03/10版)
書式
jong [<options>] [<name1> ... <name4>] [<key>=<value> ...]
引数
<name?>
対戦相手となる思考ルーチン名。
指定が3個未満なら, ひとりは人間, 残りは起動後のメニュー
から選択。
指定が4個の場合, 人間抜き (+demo が指定されない限りノー
ウェイト動作)。
<key>=<value>
オプションルール設定 (コンフィギュレーションファイルに優
先する)。
<key>, <value> については, jongcnf.doc を参照のこと。
オプション
-l
<name?> として有効な, 思考ルーチン名の一覧を表示して終了
する。
-c[+]<optfile>[.cnf]
オプションルール定義ファイルの指定。
ファイル名先頭に 「+」 を付けた場合は追加設定, 「+」 を付け
なければ差し替え。
-c 無指定時は, もし存在すれば jong.cnf を読み込む。
-n<username>
人間プレイヤー名の指定 (半角換算8文字まで有効)。
-n 無指定時は環境変数 JONGUSER の内容, JONGUSER も未定義
なら『ゲスト』を採用する。
+demo
デモモード。
+zoom
4人目の席を画面下側に固定し, 拡大表示する。
+open
コンピュータ側の手牌を公開したままにする。
+score
.\jong.scr に, 半荘ごとの得点集計結果 (と, 簡単な統計情
報) を書き出す。
既に jong.scr が存在する場合は, 末尾に追加書き込みする。
+haifu
.\jong.rec に, 各局の簡易牌譜を出力する。
既に jong.rec が存在する場合は, 末尾に追加書き込みする。
+rotate
席順と起家をランダムに決めずに, 24ゲームを1サイクルとす
る固定パターンに従う (席や親番の順序に依存せずに思考ルー
チンの能力を評価することを意図している)。
+games=<n>
<n>ゲームで終了する。
+dump-default-rule
デフォルトルールをオプションルール定義ファイルの書式で標
準出力に書き出して終了する (リダイレクトすることで jong.
cnf の雛形が得られる)。
+dump-rule
オプションルール定義ファイルを読み込んだ後のルール設定を
標準出力に書き出して終了する。
環境変数
JONGUSER デフォルトの人間プレイヤー名 (半角換算8文字まで)
参照ファイル
jong.mem メンバー (思考モジュール) 定義ファイル
jong.fac 顔グラフィックパターンデータ (Pi 形式画像ファイ
ルの AR.X -a 形式アーカイブ)
pai.Pi 牌グラフィックパターンデータ (Pi 形式画像ファイ
ル)
jong.cnf コンフィギュレーションファイル
*) いずれも, jong.x と同じディレクトリに置いておくこと。
(EOF) Copyright 1998,1999 Toshiyuki Murata