更新日: 2021 年 3 月 26 日
ch30_omake.sys
バージョン
version 2.15
作者
説明
ch30_omake.sys は Xellent30 シリーズに付属している ch30.sys の改良版です。68030 のキャッシュオンの状態でブートできるほか、SCSI ブートの安定化、Mach-2 への対応など、さまざまな機能が追加されています。
拡張子が「.sys」ですが、このソフトウェアはデバイスドライバではなく、SRAM に入れて使うプログラムです。chxinst.x を使ってインストールします。
ch30_omake.sys は容量が 1GB 以上のハードディスクからブートできるようにするためのプログラムではありません。そのような目的には GOVERHD.x を利用してください。
補足説明
以下は、chxinst.x が作られる前に書いた、ch30inst.x を使わずに ch30_omake.sys をインストールするための手順です。
ch30_omake.sys のインストール手順
・カレントディレクトリにch30_omake.sysを用意しておく。 ・本来の起動デバイスがSCSI0でないときは1行目を適宜変更する。 ・Xellent30のI/Oポートアドレスは$ec0000+sw1*$8000+sw2*$4000。 ・C Compiler PRO-68K ver2.1(XC)に付属しているDB.X v3.00を利用する。 ------------------------------------------------------------------------ >switch boot=scsi0 ……ROM起動アドレスとROM起動モードを設定 >db ……デバッガを開始 -mes e8e00d 31 ……SRAMへの書き込みを開始 -fs ed0100 ed3fff 00 ……SRAMのプログラム領域をゼロクリア -rch30_omake.sys,ed0100 ……ch30_omake.sysをSRAMにロード -mew ed0100+[ed0106].l 4e75 ……SRAM起動プログラムのリストの終端を設定 -mel ed0106 [ed000c].l ……ROM起動アドレスを保存 -mes ed0106 [ed0018].b ……ROM起動モードを保存 -mel ed010a ecc000 ……Xellent30のI/Oポートアドレスを設定 -mes e8e00d 00 ……SRAMへの書き込みを終了 -q ……デバッガを終了 >switch sram=program ……SRAMの使用モードを設定 >switch boot=ram$ed0100 ……SRAM起動アドレスとSRAM起動モードを設定 ------------------------------------------------------------------------
転載の可否
可。
ダウンロード
- CH30X215.LZH (42.5KB) … ch30_omake.sys version 2.15
ch30_omake.sys ch30_omake.doc Makefile ch30.s XT30opening.s Systeminfo.s