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更新日: 2011 年 11 月 15 日
X68000 LIBRARY > ソフトウェアライブラリ > システム環境 > キー入力 > KeyWitch.X > バージョンアップ履歴

バージョンアップ履歴

説明

KeyWitch.X の添付ドキュメントです。

KWHist.doc
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        KeyWitch version 2.13 (1998.05.12)


☆ 変更点

 CONDRV.SYS の常駐判定を Console driver v1.09c+08 にも対応。

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        KeyWitch version 2.12 (1998.04.18)


☆ 変更点

 INTERRUPT のキーでプロセスをアボートした後にコプロセッサプロトコルバイ

オレーションが発生するのを防ぐため、CPU が 68030 のときコプロセッサ命令

の実行中ならば INTERRUPT のキーを無視するようにしました。


 $01000000 以上のアドレスの対策が不完全だったので修正しました。


 CTRL+HELP で SCSI バスリセットを行う環境定義ファイル scsireset.env を

追加しました。


 ejectall.env のコメントに alleject.env と書いてあったので修正しました。

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        KeyWitch version 2.11 (1997.02.25)


☆ 変更点

 ROM のバグで、電卓を使うと IOCS コールの _B_KEYINP、_B_KEYSNS、_DENSNS

において d3 レジスタが破壊されることがあるので、これらのコールのとき d3

レジスタを保護するようにしました。


 $01000000 以上のアドレスに常駐させても正常に動作するようにしました。

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        KeyWitch version 2.10 (1996.06.24)


☆ 変更点

 IOCS _TVCTRL によるディスプレイテレビの電源の ON/OFF が動作しないバグ

を修正しました。(報告:三矢さん)

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        KeyWitch version 2.09 (1996.04.24)


☆ 変更点

 パッチネーム n-n が指定されているとき、SXCON.X + SXKeyW.x の環境で子音

を重ねたときに「っ」を正常に入力できないバグを修正しました。


 SXKeyW.x で SXCON.X にあてるパッチとして、パッチネーム tsu を対応させ

ました。インライン変換でも L,M,R,V,W,Y を重ねると「っ」が入るようになり

ます。


 SXCON.X にあてるパッチを以下の SXCON.X にも対応させました。

        SXCON              X        39558  94-07-20  12:00:00


 コマンドラインよりも前に環境変数 KEYWOPT の内容を解釈させるスイッチ -y

を追加しました。これを利用すると、KeyWitch を組み込み直す度に長いパラメ

ータを記述する必要がなくなります。


 intcopy.env を若干変更しました。COPY が押されたとき SHIFT、CTRL、OPT.1、

OPT.2 のいずれかが押されている場合は INTERRUPT にならず COPY の機能が素

通りします。


 キー入力禁止状態のとき LED を点滅させる機能を追加しました。環境定義コ

マンド &lockblink で指定できます。指定しなかったときは従来通り押されたキ

ーのキーコードを LED にエコーバックします。(要望:Ork さん)

 同様に、キー入力禁止状態でないときに LED を明滅させる &unlockblink も

追加しました。

 LED を明滅させると、キーボードのマウスコネクタを通したマウス入力が正常

にできなくなるので注意が必要です(マウスを本体のコネクタに繋いでいれば問

題ありません)。


 テレビコントロールまわりの処理がかなり手抜きだったので修正しました。ま

た、IOCS _TVCTRL の処理を追加しました。これにより、高速化改造機でテレビ

コントロールに失敗する症状を防ぎます。ただし、キーボードが繋がっていない

とテレビコントロールができません。(報告・要望:音叉さん)

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        KeyWitch version 2.08 (1996.02.02)

電脳倶楽部 1996年3月号(VOL.94) に差分を収録


☆ 変更点

 -p を指定しているとき、実行中のプロセスのプロセス管理テーブルが壊れて

いるとキー入力時に暴走する不備を修正しました。


 ejectall.env を指定すると CTRL+F7 のファンクションキーの切り替えが無効

になってしまうバグを修正しました。


 デバイスドライバとして常駐してからスイッチを変更しようとするとバスエラ

ーが発生する不具合を修正しました。また、デバイスドライバとして常駐してか

ら -r で初期状態に戻したとき ASK のパッチを戻し損ねるバグを修正しました。

(報告:三矢さん)


 -u の指定が次回の環境の変更のときに反映されるというバグを修正しました。


 ヘルプメッセージの -k と -l の順序がアルファベット順になっていなかった

ので入れ換えました。

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        KeyWitch version 2.07 (1996.01.22)


☆ 変更点

 Compact で -d を指定すると / キーが入力できなくなるバグ(報告:木下さ

ん)を修正しました。zcip を回避するコードを埋め込んだときにエンバグした

らしい。

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        KeyWitch version 2.06 (1996.01.11)

電脳倶楽部 1996年2月号(VOL.93) に掲載


☆ 変更点

 先行入力を画面左下に表示する機能を追加しました。スイッチは -v です。

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        KeyWitch version 2.05 (1996.01.10)


☆ 変更点

 遅延シフトセンス機能を追加しました。スイッチは -w です。

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        KeyWitch version 2.04 (1996.01.10)


☆ 変更点

 SXKeyW.x のダイアログで -d と -p のスイッチを変更できるようにしました。

アクティブなウィンドウ上にポインタがあるときキーが押されたらポインタを消

す機能を SXKeyW.x に対するスイッチ -o で指定できるようにしました。


 キー入力禁止状態でも INTERRUPT のキーが効いていたバグを修正しました。


 キーをリピートさせてから離したとき、キーバッファに残っているリピートの

キーデータを消すことができるようにしました。スイッチ -k で選択できます。

リピート入力で、処理の遅い動作が止まらなくなってしまうことを防ぐことがで

きます。環境定義コマンド &kill で、この機能が有効になるキーを制限できる

ようにしました。

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        KeyWitch version 2.03 (1996.01.08)


☆ 変更点

 コマンドラインで -r だけ指定されたとき、デバイスとして常駐していたら、

標準環境を設定するようにしました。ベクタを戻すわけではないので注意して下

さい。


 イジェクトしようとするドライブのメディアバイトを調べて、イジェクトでき

ない種類のドライブならばイジェクトの処理を呼び出さないようにしました。イ

ジェクトの処理では、イジェクトが禁止されていなければイジェクト動作を行い

ます。


 イジェクトの処理をフックできるようにするために KWCall __KWEjectProc を

追加しました。これを使って SXKeyW.x を拡張し、SX-Window 上でもキー操作で

イジェクトができるようにしました。キー操作でイジェクトを行うと、イジェク

ト予告とイジェクト実行のイベントが発生します。これらのイベントが除去され

なければ、SXKeyW.x が実際にディスクをイジェクトします。


 &eject のテーブルを追加したときテーブルのサイズ計算を間違えるバグを修

正しました。


 環境を追加したときメモリブロックが移動するとプログラム名を含んだ条件が

常に成立しなくなるバグ(プログラム名のテーブルが移動したときにアドレスを

更新していなかった)を修正しました。

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        KeyWitch version 2.02 (1996.01.07)


☆ 変更点

 組み込まれている状態での環境定義ファイルの追加が -e を指定しなければ無

視されていたバグを修正しました。


 現在のプロセスを得る部分やメモリを確保し直す部分などで Human68k のワー

クエリアを活用するように、プログラムを一部変更しました。


 データを格納するメモリブロックを確保するとき上位アドレスから確保するこ

とを指定するスイッチ -u を追加しました。

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        KeyWitch version 2.01 (1996.01.06)


☆ 変更点

 バージョンの表記方法を 2.xxx から 2.xx に改めました。


 パッチネーム n-n を有効にする環境定義ファイル ask_n.env を追加しました。


 パッチネーム x-x を追加しました。ASK68K のローマ字入力で X を「ん」に

変換せず、「x」または「X」として入力できます。また、この設定を行う環境

定義ファイル ask_x.env を追加しました。


 Compact において、not の入力が n/ot になることがあるので、これを特別扱

いにして、より正確に誤入力を回避できるようにしました。


 電卓の表示状態を表すキーコード 8D を追加しました。この拡張に伴って、付

属の環境定義ファイル c_numden.env を変更しました。c_numden.env を使うと

きに指定しなければならないスイッチが -x に変更されたので注意して下さい。


 -a が指定されているとき、SXKeyW.x で SXCON.X にパッチをあてるようにし

ました。このため、SXKeyW.x は SXCON.X よりも後から登録するようにして下さ

い。SXCON.X にあてるパッチは、パッチネーム n-n x-x zenkaku の3種類だけ

対応しています。また、対応している SXCON.X のバージョンは、以下の通りで

す。

        SXCON              X        39402  94-05-07  12:00:00
        SXCON              X        39408  94-06-05  12:00:00
        SXCON              X        39652  94-12-10  12:00:00
        SXCON              X        39674  95-05-10  17:21:56


 イジェクト可能な任意のドライブをキー操作でイジェクトできるようにするた

めの環境定義コマンド &eject を追加しました(要望:田圃さん)。これは、コ

ンソールが持っている CTRL+F1〜F4 によるイジェクトを拡張したものです。E:

以降のドライブをイジェクトしたり、イジェクト可能な全てのドライブを1つの

操作でまとめてイジェクトできるようになりました。また、&eject の付加機能

として、キー操作で SCSI バスをリセットできるようになっています。&eject

の追加にともなって、CTRL+F10 で全ドライブをイジェクトする環境定義ファイ

ル ejectall.env を追加しました。

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        KeyWitch version 2.00e (1995.09.06)


☆ 変更点

 KeyWitch を組み込んだ後から KeyWitch とベクタの変更が競合するプログラ

ムを組み込むとスイッチを変更できなくなる不具合を、再度修正しました。


 DVORAK 配列に設定する環境定義ファイル dvorak.env を追加しました。

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        KeyWitch version 2.00d (1995.06.09)


☆ 変更点

 ローマ字 キーの LED を ON にしたときは かな キーの LED を OFF にしなけ

ればならないのに コード入力 キーの LED を OFF にしていたバグを修正しまし

た。今まで かな キーの LED がきちんと消えていたのは、ASK68K が消してくれ

ていたからです。

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        KeyWitch version 2.00c (1995.05.23)


☆ 変更点

 キー操作でテレビの電源を ON/OFF できるようにしました(要望:立花えりり

んさん、田圃さん)。テレビコントロールキーの割り当てを定義するための環境

定義コマンド &tvctrl を追加しました。これに伴って、OPT.2+HOME でテレビの

電源を ON/OFF できるようにする 環境定義ファイル tvsw.env を追加しました。


 環境定義コマンド &setled を新設し、キーボードの初期化のときの LED の状

態を指定できるようにしました。


 &int の機能を、エラー処理によるプログラムのアボートから INTERRUPT スイ

ッチの処理に変更しました(要望:田圃さん)。これによって、デバッガ上でプ

ログラムを実行しているときにキー操作でデバッガに復帰できるようになりまし

た。これは SX-Window 上のデバッグ作業でも有効です。白窓でのプログラム名

とスレッド名の表示はやめ、メインスレッド以外のスレッドの実行中ならば無視

するようにしました。なお、INTERRUPT のキーにはスキャンコードの入れ替えが

効かなくなりました。

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        KeyWitch version 2.00b (1995.05.04)


☆ 変更点

 KeyWitch を組み込んだ後から KeyWitch とベクタの変更が競合するプログラ

ムを組み込むと、スイッチを変更できなくなる不具合(報告:田圃さん)を修正

しました。


 X68030 の CACHE ON の状態で、-a スイッチによる ASK68K の書き換えが正し

く行われないことがあり、システムエラー(白窓)に至ることがあるバグ(報告

:巣山さん)を修正しました。

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        KeyWitch version 2.00a (1995.04.03)

電脳倶楽部 1995年5月号(VOL.84) に差分を収録


☆ 変更点

 KWCall.mac のバージョンが古く、その影響で SXKeyW.x の主にシフトキー関

係の動作が壊滅状態になっていたので修正しました。


 SXKeyW.x の OldOn、Xf2Opt の各フラグに対する挙動に不備があったので修正

しました。また、割り込みレベルの制御を追加しました。


 SXKeyW.x を利用しない場合、SX-Window 上で CTRL+OPT.1+DEL によるリセッ

トなどが効かなくなってしまう不都合を改善しました。


 -s が無視されていたバグを修正しました。


 emx_ask.env の動作に不備があったので修正しました。


 tenhome.env が読み込めないバグを修正しました。

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        KeyWitch version 2.00 (1995.03.20)

Oh!X 1995年5月号の特別付録「Oh!電脳倶楽部」に収録


☆ 変更点

 SX-Window 用のスタートアッププログラム SXKeyW.x を添付しました。これを

スタートアップメンテに登録しておくことで、キーボードマネージャ内での矛盾

がなくなり、SX-Window 上での LED の制御やコンソールウィンドウ上でのメタ

キーの利用などが可能になりました。また、アクティブなウィンドウを持つタス

ク毎にキーの設定を変えられるようにしてみました。


 常駐したままでも環境を追加・変更できるようになりました。デバイスドライ

バとして組み込んだ場合でも環境を変更できます。


 キー配置などの設定ミスで正常な入力が困難になった場合の復活手段として、

起動時に かな キーが押されている場合は組み込まないようにしました。


 スキャンコードの変換を大幅に強化しました。NUM を除くすべてのキーを自在

に入れ替えられるだけでなく、SHIFT をトグル動作にしたり、SHIFT を押して離

すと直後の入力だけ SHIFT が有効になるなどの変則的な設定も可能です。これ

に伴って、ASK68K+em.x の環境を改善する環境定義ファイル emx_ask.env を追

加しました。


 テレビコントロールキーをアプリケーションで使う場合は、キーボードによる

テレビコントロールが行えないようにしました。


 従来からキー操作による INTERRUPT の発生が可能でしたが、その白窓に、停

止したプログラムのスレッド番号とファイル名を表示するようにしました。

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        KeyWitch version 1.11d (1995.02.19)


☆ 変更点

 卑弥呼☆氏の CONDRV.SYS よりも後から常駐しても CONDRV の制御ができるよ

うにしました。CONDRV 側を書き換えていますので、ご注意下さい。


 Spurious Interrupt を ROM 内の rte のアドレスに設定するようにしました。


(上記2点は、立花えりりんさんに指摘していただきました)

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        KeyWitch version 1.11c (1994.12.28)


☆ 変更点

 -p0 で組み込んでから -p1 に切り替えると入力を受け付けなくなって暴走す

るバグを修正しました。


 デバイスドライバとして組み込むとき、-e を指定して環境定義ファイル名を

省略した場合に、KeyWitch.x と同じディレクトリにある KeyWitch.env を読み

込まないバグを修正しました。


 -e0 を指定できないようにしました。


 メッセージ中の一部の全角の文字を半角に変更しました。

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        KeyWitch version 1.11b (1994.12.05)


☆ 変更点

 デバイスドライバとして登録するとき、スイッチ -p が使えないバグ(報告:

Anさん)を修正しました。

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        KeyWitch version 1.11a (1994.11.17)

Network SX にて公開


☆ 変更点

 パッチネーム xf1 を追加しました。SX-Window のインライン入力では、変換

行が空の状態で XF1 キーを押しながらキーを押すとそのキーが ASK の影響を受

けずに素通りするようになっているので、これを SX-Window 以外でも利用でき

るようにしました。これに伴って、環境定義ファイル askext.env を追加しまし

た。


 Compact のキーボードマトリクスの正式な資料を入手したので、誤入力の入り

方から推測していたマトリクスと照合し、見事完全に一致していることを確認し

ました(Compact のキーマトリクスは KWTech.doc の最後に書いてあります)。


 キーボードが Compact かどうかを自動的に判別するようになりました。この

ため、スイッチ -c を指定する必要がなくなりました。


 使用されていない &askpcm 関係のコードを削除しました。


 「常駐していません」のメッセージを「常駐していないか、常駐部分のバージ

ョンが違います」に変更しました。


 xfmod.env と _shift.env 内のファイル名が間違っていたので修正しました。


 Compact の SHIFT+CTRL+OPT.1 による NUM キーの操作に、ある程度追従する

ようにしてみました。しかし3番目のキーが通知されないため、多くの場合はキ

ーコード 8F によって NUM キーの状態を正しくチェックできません。


 電卓と CTRL+C のトラップはリピートしますが、それ以外のトラップはトラッ

プ実行中かどうかに関わらずリピートしないようにしました。これに伴って、

intcopy.env のリピート制御が不要になったので、その部分を削除しました。

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        KeyWitch version 1.10a (1994.10.26)

Network SX にて公開
ftp.tohoku.ac.jp:~ftp/pub/X68000/sys/KeyWitch/ にて公開
fj.binaries.x68000 にて公開
電脳倶楽部 1994年12月号(VOL.79) に掲載


☆ 変更点

 CONFIG.SYS の PROGRAM= で組み込むとき、環境変数 KEYWITCH を使用すると

正常に動作しなくなるバグ(報告:CHIHI さん)の修正が不完全で、極端にメモ

リが少ない状態で起動すると暴走する危険があったので、更に修正しました。な

お、この修正は、.R 形式をやめたので意味がなくなりました。


 常駐解除するとき、KeyWitch が変更したはずのベクタが ROM を指していた場

合は KeyWitch が覚えていた元のベクタに書き換えていましたが、それを行わな

いようにしました。μEmacs のシェルウィンドウで常駐させ、μEmacs を終了し

てから KeyWitch を解除した場合に、警告直後にいきなり暴走する可能性が減り

ました。


 上田智氏の ED.R で SHIFT+カーソルキー の操作がおかしくなる不具合(報告

:かときちさん)の修正に伴って、スイッチ -t を指定しないときテレビコント

ロールキーの入力が BITSNS に反映しないバグが見つかっていたので修正しまし

た。


 キー入力割り込み時の割り込みレベルが割り込み前と同じになるように変更し

ました。


 MuTERM 終了後、キー入力がすべて ^S になってしまう不具合(報告:DON

さん)の症状を改善するため、イベントを発生するキーのチェックで、押された

キーがルールの押されていなければならないキーの条件にあるかどうかも調べる

ようにしました。まだ完全ではないと思います。


 常駐しているときスイッチの直後に 0 または 1 を指定することで、指定した

スイッチだけを変更するように仕様を変更しました。


 常駐したままでも ASK68K に対するパッチを -a1/-a0 で ON/OFF できるよう

にしました。


 卑弥呼☆氏の CONDRV.SYS と併用すると CONDRV.SYS に付属している wkill.x

が効かなくなる不具合(報告:けんとさん)を回避するために、KeyWitch 自身

をデバイスドライバとして、CONDRV.SYS よりも前に組み込めるようにしました。

これに伴って、実行ファイルを .R 形式から .X 形式に変更しました。

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        KeyWitch version 1.09b (1994.10.15)

Network SX にて差分を公開
シーラカンスカンパニーにて差分を公開
ftp.tohoku.ac.jp:~ftp/pub/X68000/sys/KeyWitch/ にて公開


☆ 変更点

 環境定義コマンド &int によって定義したキー操作でエラー表示を発生させた

後、キー入力が出来なくなる環境があるようなので、そのような環境に対応しま

した(報告:Anさん)。

 エラー表示でキー入力待ちになるとき、本来セットされるべきキー入力割り込

みのマスクビットがセットされない環境があるようです。そのような環境でも

&int を利用出来るようにするため、エラー表示を呼び出す前にマスクビットを

セットするようにしました。


 ASK68K のローマ字入力モードで CAPS キーが効かなくなってしまうバグ(報

告:CHIHI さん)を修正しました。

 標準のキー配置のテーブルで、ローマ字 キーの条件を入れ忘れていました。

ローマ字 キーの LED が点灯している場合は CAPS キーの LED を無視するよう

に、テーブルを変更しました。


 CONFIG.SYS の PROGRAM= で組み込むとき、環境変数 KEYWITCH を使用すると

正常に動作しなくなるバグ(報告:CHIHI さん)を修正しました。

 スタックが溢れていました。これが原因でシェルが起動出来なくなってしまっ

た方、ごめんなさい。十分なサイズのスタックエリアを確保するようにしました。


 カーソルキーを押しながら SHIFT を押してカーソルキーを先に離すと、カー

ソルキーがロックするバグ(報告:かときちさん)を修正しました。

 テレビコントロールに使うキーは、押したときだけチェックするようにしま

した。


 常駐解除のときのベクタチェックを甘くして、終了時にキー入力割り込みベク

タを ROM に戻してしまう不謹慎なプログラムを動かしても、KeyWitch の常駐を

解除できるようにしました(報告:Anさん)。

 常駐解除のときにベクタが ROM を指していた場合は、警告を表示して常駐を

解除するようにしました。


 IOCS _KEY_INIT の初期化を強化しました。


 スイッチ -i によるキー入力の禁止が正しく機能していなかったので、修正し

ました。

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        KeyWitch version 1.09a (1994.10.11)

Network SX にて公開
シーラカンスカンパニーにて公開


☆ 変更点

 ドキュメントを修正しました。


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        KeyWitch version 1.08h (1994.10.07)


☆ 変更点

 Compact の NUM の LED を、キーコード 8F に割り当てました。他のキーで

NUM を制御でき、条件にも使用できるようになりました。


 BITSNS のマップを、常に入れ替える前のスキャンコードで更新するようにし

ました。LEDSNS と SFTSNS は入れ替えた後に更新するので見掛けの変化はあり

ません。SFTSNS の複数のキーを条件にしたとき、先に押して先に離したキーが

ロックすることが判明しました。


 付属の環境定義ファイルを整備しました。


 ドキュメントを整備しました。


 常駐チェックを修正して、2重登録できないようにしました。この改良に伴っ

て、「常駐していないかベクタが…」というメッセージを「常駐していません」

に変更しました。


 KeyWitch のアーカイブの構成の原型ができました。


 メモリチェックを SETBLOCK に変更しました。

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        KeyWitch version 1.08g (1994.10.02)


☆ 変更点

 プログラムの条件を指定できるようになりました。これに伴って、スイッチ

-p を追加しました。また、環境定義コマンド &prog を追加しました。


 キーコードの 16 進数指定で、90 以上をエラーにするようにしました。


 Compact のキーボードに対応するスイッチ -c を追加しました。この指定があ

るとき、キーボードマトリクスを Compact 用に切り替えるようにしました。ま

た、NUM キーでコードが変わるキーを離した場合の処理を追加しました。


 使用法でロールオーバーの表現を採用しました。


 暫定的に割り込み処理中の割り込みレベルを0に変更したものが残ってしまっ

ていました。


 入力を禁止するキーと解除するキーを、&lock と &unlock で指定できるよう

にしました。

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        KeyWitch version 1.08f (1994.09.28)


☆ 変更点

 すべての条件にプログラムの条件を追加し、動作を確認しました。この仕様の

追加に伴って、ソースを全体に渡って大幅に変更しました。あとは &prog と条

件にファイル名を指定可能にすれば使える筈です。


 イベントを発生するキーの条件もテーブル化して、複数指定が可能になりまし

た。


 実行ファイルの形式を .x から .r に変更しました。プログラム部分はすべて

相対番地になっていたので、変更は容易でした。


 アセンブル時のデバッグスイッチ DEBUG を追加しました。相対番地 (xxx)r

を絶対番地にすることでデバッグしやすくしました。


 Compact 専用の誤入力抑制のためのスイッチ -c を予約しました。これに伴っ

て、クリックは -b とし、BELL は完全に廃止しました。

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        KeyWitch version 1.08e (1994.09.25)


☆ 変更点

 メタキーを使えるようにしました。これに伴って、メタキーを有効にするスイ

ッチ -m を追加しました。また、環境定義コマンド &meta を追加しました。


 テーブルの構造を一部変更しました。テーブルの先頭のサイズが、データ1個

からデータ全体に変更になりました。


 環境定義ファイルを、環境変数 KEYWITCH で示されたパスも検索するようにし

ました。


 &char が多すぎるときのメッセージが「&code が多すぎる」となっていたので

修正しました。

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        KeyWitch version 1.08d (1994.09.04)


☆ 変更点

 ASK68K が組み込まれていないとき -a を指定するとアドレスエラーが出てい

たバグを修正しました。


 KEY_INIT で、d1.b の bit7 を無視することで、稀に SRAM の誤りが原因で起

動直後に特定のキーがロックする現象が起きないようにしました。


 KEY_INIT の入力レジスタの表記が抜けていたので追加しました。

                  ヽヽ
 oyayubi.env で、かなモードのとき数字が入力できないミスを修正しました。


 INTERRUPT を発生するキーをリピートさせると暴走することがあるので、

intcopy.env を修正して、INTERRUPT のキーがリピートしないようにしました。


 pc98.env に kana=0 が抜けていたミスを修正しました。


 テレビコントロールのキー入力を有効にするオプション -t を追加しました。

この拡張で、シャーペン.X で SHIFT+カーソルキー などに機能を割り当てられるよ

うになりました。


 KeyWitch.env の &int の行を削除しました。


 KeyWHist.doc を新規に作成しました。

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        KeyWitch version 1.08c (1994.08.05)

電脳倶楽部 1994年10月号(VOL.77) に掲載


☆ 変更点

 環境定義ファイルによるカスタマイズ機能を付けました。


 $0800〜$080F のスキャンコードに $0810〜$0811 を加えてキーコードとしま
             ヽヽ
した。SRAM のかなの配置をキーコード 87 に割り当てました。


 スキャンコードの入れ替えが可能です。複数のキーを組み合わせて別のスキャ

ンコードにすることができます。


 スキャンコードに対応する文字を定義できます。1つのスキャンコードに2文

字以上の文字列を割り当てられます。


 ASK68K version 3.01/3.02 にパッチを当てる機能を付けました。文節伸縮時

の自動再変換などに対応しました。


 キーに付いている LED を入れ替えられるようにしました。


 Joy Stick の入力をキーボードに対応させました。上と下、右と左の排他処理

を行います。


 INTERRUPT を発生するキーを定義できるようにしました。


 KeyWitch.doc と KeyWTech.doc を新規に作成しました。


 各種の環境定義ファイルのサンプルを、rkeydrv.r v1.02(小笠原博之氏作)

を参考にしながら作成し、添付しました。

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省略
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        KeyWitch version 1.00a (1994.02.06)


☆ はじめの一歩

 独自の方法でハード的な誤入力の抑制に成功しました。


 正月に日本テレビで『魔女の宅急便』(宮崎駿監督作品)が放映されていたこ

とがきっかけで魔女宅にハマっていたため、KeyWitch と命名しました。


 CTRL+H をリピートさせると離すときに h が入力されることがあるので、CTRL

キーを離したときは他のキーのリピートを止めるようにしました。


 シフト関係と LED の付いているキーのリピートを禁止するようにしました。

LED の付いているキーを押し続けても LED が点滅しなくなりました。


 Compact のキーボードを真似て、SHIFT+CTRL+OPT.2 でキー入力を禁止できる

ようにしました。禁止している間、押したキーのキーコードを LED にエコーバ

ックするようにしました。

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(EOF)