PC-9821Ra300/M40
CPU:
Celeron 300AMHz → Pentium II 300MHz → Celeron 466MHz → Celeron 733MHz → Pentium III 800BMHz → Pentium III 800MHz → Celeron 533MHz
RAM:
32 * 2 + 16 * 2(72pin ECC EDODRAM SIMM)= 96MB → 32 *2(72pin ECC EDODRAM SIMM) + 32 * 2 (72pin 36bit FastPage DRAM SIMM) = ECC EDODRAM SIMM) + 32 * 2 (72pin 36bit FastPage DRAM SIMM) = 192MB → 64 * 4 (72pin ECC EDODRAM SIMM) = 256MB → 64 * 2 (72pin 36bit FastPage DRAM SIMM) + 32 * 2 (72pin ECC EDODRAM SIMM) = 192MB
HDD:
4.3GB (ATA) → 9GB (Ultra 2 SCSI) → 18GB(Ultra 2 SCSI)
CD-ROM / DVD-ROM:
CDR-1901A / NEC → PX-20TSi / PLEXTOR → DVD-303S / PIONEER → DVD-303S / PIONEER + PX-R820T / Plextor → DVD-303S / PIONEER + PX-W8220T / Plextor → PX-20TSi / PLEXTOR + PX-W8220T / Plextor + CDU-948S / SONY + CDR400tx / YAMAHA → PX-20TSi / PLEXTOR
FDD:
3.5inch 3 Mode * 1 → 3.5inch 3 Mode * 2 → 3.5inch 3 Mode * 1 → 3.5inch 3 Mode * 1 + 5.25inch 2 Mode * 2
拡張機器:
(グラフィック・アクセラレータ)
GA-VDB16/PCI / I-O DATA → Revolution IV-FP for Mac / Number Nine Visual Technology → GA-VDB16/PCI / I-O DATA
(サウンドボード)
PC-9801-86 / NEC → Wave Star
/ Q-Vision → PC-9801-86 / NEC + S-MPU/PC / Roland
(SCSIカード)
1998年秋に上位のRa333と共にひっそりデビューした、PC-9800シリーズ最終期のモデル。
2003年3月12日に「起動しない」という触れ込みのジャンク扱いで購入した。
ちなみにCPUを外して接点清掃を行ってから挿し直すと、何事も無かった様に起動した(苦笑)。
これは基本的に前作Ra266のCPUをCeleronに交換してITF/BIOS ROMを修正しただけの代物で、AT互換機では440BXが全盛を誇っていた時代に2世代前の440FXを搭載して登場したという事で98の凋落を天下に示した機種である。
もっとも、この世代になるとITFの理不尽な程に厳密なCPUチェックは緩和され、Coppermineコアの各種CPUまでは搭載可能(注1)となっており、それ故実用性の点では本来遙かに高性能で拡張性が高い筈のRvII26を上回る。
筆者が入手したのは「電源は入るがCPUファンが動かず画面が出ない」という触れ込みでジャンク扱い\5,000となっていたもので、Slot1搭載マザーボードにありがちな接点接触不良がトラブルの原因であった為、接点部清掃だけであっさり復活した。
CPUの電圧問題をPL-iP3/T(Rev.2.0)という下駄の併用で解決し、PCIスロット本数の不足をChanpon3-PCIの導入でクリアし、最後にメモリは64MBのECC-EDO DRAM SIMMを入手して128MBのラインを突破したこの機種は、RvII26より余程実用的に仕上がっていたが、残念ながら本機は2005年1月27日にマザーボード故障で退役・解体処分と相成った。
(注1):但し電気的にはVRM回路の電圧制御チップの相違でCoppermineコアのCPUが直接搭載不可能なロットが存在し、筆者の入手した機体は正にそのロットに含まれるものであった。
(注2):倍率固定でFSB 100MHzなのでFSB 66MHzのこのマシンでは当然に300MHz駆動となる。
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