SC-UPCI / I-O DATA


インターフェイス:Ultra Wide SCSI (68pin SE 40MB/s) / Ultra SCSI (50pin SE 20MB/s)

転送モード:Bus Master

Bus:PCI Rev.2.1 (32bit 33MHz 3.3/5V)

SCSIコントローラ:53C875 / SYMBIOS LOGIC

対応機種:PC/AT互換機・PC-9821シリーズ

動作確認マシン:PC-9821Xa9/C8


 我が家初のPCIバス対応Ultra Wide SCSIカード。

 MDC-926RsのNT 4.0用ドライバがなかなか出てくれない事に業を煮やして新製品で出た所を購入した。

 なお、PC本体はMDC-926Rs時代の末期にPC-9821Xa9/C8を購入してAs2と代替していた。

 これは外部50ピン+内部68ピン&50ピンでその内2つを排他使用する構造の、最近では一般的な設計のカードであり、搭載チップもSYMBIOSの定番チップなのだが、何故か我が家では相性最悪で、終いにはNT3.51のファイルシステムそのものを破壊し尽くすという散々な結果に終わってしまった。

 もしかしたら、PC/AT互換機/PC-9821両用となっていたBIOSやドライバが初期バージョンであった為に問題があったのかも知れないが、それにしてもひどい有様で、以後私はI-O DATAのSCSIカード/ボードが怖くて買えなくなってしまった。

 こういう物にもやはり相性という物はあるという事らしい。

 だが、それにしても一体何が原因でNT3.51のファイル破損が発生したのだろうか?

 アレは余程の事をしない限り壊れない筈なのだが・・・。

 その後二度とI-O DATAのSCSIカードは買わないと心に誓ったので、その辺は未だ謎のままである(苦笑)。

 なお、後日後輩がウチから出ていったTI5VG+でシステムを組んだ時にこのカードを中古で入れてあったのだが、それはそれできちんとケーブルをつないでもある特定のHDをなかなか認識しない(時折起動する事があったが)という謎の現象が頻発して、その問題解決に大変な目にあった。

 余所ではそういう不満の声が殆ど出ていない事を考えると、私の周りのアレは一体何なのだ?と思わずにいられない。

 なお、この時はこのカードのBIOSを最新の物に更新したら一応納まったのだが、後で考えてみると更新前後のバージョンナンバーは実は大差無かったりした(苦笑)。

 何にせよ、私との相性が非常に宜しくないカードであった。


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