Audio Cyclone SP402D / MINTON


接続バス:PCI Bus (32bit 33MHz 5V)

サウンドコントローラ:YMF-744B-V / YAMAHA + STAC9708T / SigmaTel

対応機種:PC/AT互換機

動作確認マシン/マザーボード:PC-9821Xv13/W16MS-6163S1837UANG ThunderboltSUPER PIIIDME


 1999年秋に購入した、MINTONブランドで発売された2種類目のYMF-7x4搭載カード。

 姉妹モデルとしてAudio Cyclone SP402Fという外部SPDIF入出力を持たないモデルが存在する。

 OpticalのSPDIF I/Oと1系統のライン入出力、マイク入力、それにJOYSTICK/MIDI端子ブラケットを持ち、内部にもSPDIF I/O端子(外部と排他利用)を備えるこの製品は、その基板の印象からも明らかな通りLabwayのOEM品で、Labwayでの種別ではLN12(Xwave 6000のR1X相当)となる。

 これはブラケットのコネクタレイアウトにかなり無理をしたカードで、内部のアナログ入力端子群についてはL00を避ける必要が無い分綺麗にまとまっているが、PC側のブラケット部分のデザイン/構造次第ではコネクタ干渉などで色々問題が発生する設計となってしまっている。

 これは標準的なTOS LINKコネクタを2つ並べる以上避けて通れない問題ではあるが、やはりこの点は苦情が集中した様で、次のSP410Dではレイアウトが見直されている。

 音質的には、このカードはXwave系YMF-7x4搭載カードの平均レベルで、取り立ててこれといった特徴は無い。

 全般的に見て地味な印象のカードだが、実はデジタル入出力は全方位対応(笑)なので、意外と利用価値が高い。


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