Macintosh Quadra 800 / Apple


 初めて手にしたMacintosh。

 何とゴミ捨て場にApple Keyboard II、それにApple Desktop Bus Mouse IIと一緒に捨てられていたのを保護(笑)した物だったりする。

 いやぁ、全く良い時代になったものだ(笑)。

 1993年にX68030を買う時に比較検討したのがこの機種なのだが、当時買っていたら確か80万以上かかった記憶がある。

 個人的にはXC68040(MC68040ではない事に注意)という石には特別な感情があった筈なのだが、いざ手に取ってみると全然面白くも何ともない石だった。

 因みに、拾った時点では270MBの純正HDDが入っていて、一度だけシステム起動も出来たが、すぐに死んでしまった。

 RAMが合計80MB(オンボード8MB + 32MB SIMM * 2 + 8MB SIMM)も入った状態であったのにも驚かされたが、VRAMが全く拡張されていないのにはもっと驚いた。

 同時に捨てられていたCRT等から類推するに、どうやら純正13inchモニターで使用されていた様だ。

 強化すべき点としてはグラフィックが挙げられるが、今更NuBus対応のカードに高い金出す気にもなれないし、思案のしどころだ。

 とりあえず別件で拾った1GB HDD(FireBall 1080S)を入れて動かしたが、動作が案外軽いので驚いた。

 知人宅で触らせて貰ったG3 Power Macintoshとは比較にならないが、腐っても68040搭載、という事だろうか。

 

 当機は、1999/11/23にPower Macintosh 8500/132購入と交代で知人のW.T.氏に譲渡した。


入手後の追加改変部分

RAM:8 + 32*2 + 8 = 80MB → 8 + 32*2 + 16*2 = 104MB → 8 + 16*2 = 40MB

 プリンタに入れていた16MBと、拾った16MBを入れて8MBを廃棄した。

 その後経済的困窮から知人に32MB SIMMを2枚売ったので40MBとなり、その状態での譲渡となった。

HDD:FireBall 1080S / Quantum

 標準内蔵ドライブが死んだので、これ又拾ったドライブを入れてみた。

 昔、Lightning 730Sを買った時に高くてとても買えなかったあこがれのドライブがゴミ捨て場で拾えてしまった事には、うれしい様な悲しい様な、複雑な気分になる。

 今見ても結構速いドライブだ。

 ちなみにこのドライブは譲渡時に取り外してPower Macintosh 8500/132に組み込んだ。


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