ねこープロジェクトII 

 

 適当インストールガイド [導入編]


ダウンロードと動作確認
np2_???.zip を解凍し、np2.exeをダブルクリックして起動します。
メモリカウントが始まり「システムディスクをセットしてください」と表示されれば動作しています。

起動しない場合は、DirectXを疑って下さい。


動作クロックの設定
NP2のデフォルトでは 5MHzになっており、充分ではありません。
エミュレータ内部のCPU動作クロックを設定します。

Emulate → Configure... で 設定ダイアログを表示します。
 menu


ここで、CPUを 設定します。

Configure

私の場合、Celeron-333 で 8MHz相当(1.9968MHz x 4)、PentiumIII-500 で 15MHz相当(2.4576MHz x 6)で使用しています。

NP2のSoundは マシンパワーがあれば 44KHzにするとちょっと良くなります。
Bufferは環境(特にCPUとサウンドカード)に依りますが、音割れがしないのであれば200ms〜300ms, それでも駄目なら 500msくらいが目安です。

NP2では、直接FDDから生データを読み出す事はしません。
一旦ディスクイメージ(ディスク内容をファイル化した物)にして、そのファイルを使用します。
NP2ではベタ形式、D88形式のフォーマットを利用します。

PC-9801シリーズの場合、ぶるー氏のmake_hd(P88SRに含まれます)で吸い出すと良いでしょう。
DOS/Vでは cisc氏の DITTもお薦めです。
Windows95では ディスクイマージュ等も利用できます。

MS-DOSフロッピーのイメージ化について


MS-DOSとHDDイメージ
DISKベースでエミュレートする場合には不要ですが、ここでは MS-DOSのリソースを手軽に利用する為にHDDイメージを作りながら、NP2の動作を説明します。

まず、上のイメージ化ソフトで MS-DOSフロッピーをファイルします。(方法が多数あるので端折ります)



次にNewDiskを選択し、ファイルの種類(T)から T98 harddisk image file (*.THD)を選択し 保存します。

新規ディスクイメージ

HDDの容量を聞いて来ますので 20〜128くらいの 適当な値を設定して下さい。



その後、FDD1Open...で MS-DOSのディスクイメージを、
HardDisk→SASI1→Openで 今作成したハードディスクイメージを指定し リセット(Emulate→Reset)します。



MS-DOSが起動し、メニューが表示されましたら、マニュアルに従いハードディスクをフォーマットします。

(画面はMS-DOS3.30の例です)

FORMATコマンドを使用するのが一般的かも知れません
(MS-DOSプロンプトでFORMAT[enter]です)
 MS-DOSコマンドメニュー
 
固定ディスクのFORMATコマンドが表示されたら 初期化→領域確保で HDDにMS-DOSシステムをインストールします。

この辺りはPC-9801シリーズの実機と同様の操作ですので、詳しい操作方法はMS-DOSマニュアルをご覧下さいませ。
 MS-DOSコマンドメニュー
 
終了したら ディスクイメージを取り出し(FDD1Eject)、リセットして下さい。

HDDイメージ上より MS-DOSが起動します。
 MS-DOSコマンドメニュー


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