GIMONS DEVELOPER WORKS/Memory expansion board for X68000 - MarsX/P -

最終更新:2025/2/17

X68000用拡張メモリ- MarsX/P -

告知

2025/2/17 MarsX/PはMarsXの後継プロジェクトです。

MasX/P とは

普通とは違う隙間ニーズを満たすために開発した10MB拡張メモリボードです。

以下の3種類のメモリボードがあります。


MarsX/Pの開発経緯

MarsXはSRAMを使用した8MB拡張メモリでしたがX68000の最大である12MBにするためには1枚では不可能でした。 12MBに拡張した時にIPLROMの不具合で起動時にシステムエラーが表示される等の懸念や、 そもそも内蔵2MBとMarsXの8MBの合計10MBで問題はないだろうという認識でした。

しかし1枚の拡張で最大の12MBにしたいという要望が割とあり再考し始めました。 ロマンという意味では(リスクを理解したうえで使用する限りにおいて) 新たに10MB版を提供する価値があると考えるようになりました。

これはまた別の理由ですがMarsXで使用していた64Mbit(8MB)のSRAMの調達コストが大きく跳ね上がり 調達が難しくなったことがあります。 おそらくMarsXと同じSRAMを使用して10MB版を頒布したとすれば単なるメモリに相応しくない価格になったと思います。

色々な要望を踏まえて旧MarsX互換のIOボード寄生タイプ以外に、 拙作のPilederXに増設するためのメモリパイルダー、 はんだ付け等全く不要な普通のメモリボードの3種類にしました。


IOボード寄生タイプ

見ての通り旧MarsXと基板サイズは全く同じものでIOボードを加工して直接はんだ付けして使用します。

旧MarsXは完成品以外にキットという形で購入者自身で全部品をはんだ付けするものがありましたが、
MarsX/Pは完成品のみの頒布となります。

キットが無い理由はPSRAMがBGAのため一般的なはんだ付けの道具では製作が困難だからです。

PARASITE

こうやって寄生します。

PARASITE


作業手順に関しては 旧MarsXのページ≫ を参考にしてください。
ACE,EXPERT,XVI,PROへの取付けを想定していますが初代やCompactでも実績があります。


パイルダータイプ

拙作のPilederXに用意している拡張用のスルーホールにアドオンして使用します。

こちらもキットは存在せず完成品を頒布する予定です。
ただし購入者がPilederXにコネクタをはんだ付けする必要があります。

PILEDER

こうやってパイルダーオンします。

PILEDER

コネクタのはんだ付けは以下の通りです。

頒布物にロープロファイルピンソケットが2個あります。
ただしそのままではスルーホールに入りません。
PILEDER

ピンソケットの端を少し削ってください(削り過ぎに注意)。
PILEDER

ピンソケットが浮かなくなるまで慎重に削って調整してください。
PILEDER

努力と根性で100箇所はんだ付けしてください。
PILEDER

Marsx/Pメモリパイルダーはピンヘッダをはんだ付けして頒布します。
ソケットに慎重に取り付ければ完成です。
PILEDER


ボードタイプ

回路設計の試作として作った単なる普通のメモリボードです。
穴が開いてて外しやすいぐらいしか特徴がないです。

こちらもキットは存在せず完成品を頒布する予定です。
拡張スロットに差し込むだけになります。

BOARD


ジャンパ設定

いずれのMarsX/PにもSW1,SW2,SW3という3つのジャンパがあります。
ジャンパの組み合わせで拡張されるメモリの開始アドレスとサイズが決まります。
CONはジャンパが存在し、それ以外はジャンパ無しです。

初代,ACE,PROのように本体標準が1MBのモデルは内蔵1MBが追加されている必要があります。
既に何らかの形でメモリを拡張している場合にはメモリのマッピング範囲が重複しないようにしてください。

IPLROMの障害に対して処置できない方は旧MarsX互換設定のご利用をお勧めします。

SW1 SW2 SW3 開始アドレス 終了アドレス 拡張メモリサイズ 備考
- - - - - - 拡張メモリ無効
CON - - $200000 $BFFFFF 10MB 出荷時設定
本体2MBの標準構成の場合
- CON - $400000 $BFFFFF 8MB 2MBの拡張ボードを実装している場合等
CON CON - $600000 $BFFFFF 6MB 4MBの拡張ボードを実装している場合等
- - CON $800000 $BFFFFF 4MB 6MBの拡張ボードを実装している場合等
ex)XVIの6MB内蔵拡張メモリ
CON - CON $A00000 $BFFFFF 2MB 8MBの拡張ボードを実装している場合等
CON CON CON $200000 $9FFFFF 8MB 旧MarsX互換モード(8MB拡張)


キットの頒布(BASEのショップページにリンク)

BASEショップにてキットを有償頒布する予定です(リクエストを受付中です)。

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