更新日: 2011 年 11 月 15 日
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『X68000 マシン語プログラミング』の添付ディスクの説明(2001 年 10 月)
説明
『X68000 マシン語プログラミング グラフィックス編』の添付ディスクの 2001README ファイルの内容です。更新されていない部分については古いバージョンの 『X68000 マシン語プログラミング』の添付ディスクの説明(1994 年 6 月) を参照してください。
2001README
************************************************************************ * X68000マシン語プログラミング《グラフィックス編》添付ディスク * * 2001年10月バージョン * * 村田敏幸 * ************************************************************************ ○ アーカイブ内容 このアーカイブは、拙書 『X68000マシン語プログラミング《グラフィックス編》』 (ソフトバンク刊、初版1992年1月) の添付ディスク内容に以下の修正を加えたものです。 ・ バグ取り 最後のリリース(1994年6月版)以後、たまたま見つけたバグ、余所から御指 摘のあったバグ(感謝>morさん)は潰してあります。 ただし、改めてバグ出しし直した訳ではありませんので、10年越しのバグが残 っていたとしても、驚くにはあたりません。 ・ 命令キャッシュ対策 X68030 以降の命令キャッシュ登載機種対策として、動的に実行コードを生成 したり、部分的な自己書き替えを行っている箇所には、適宜 IOCS SYS_STAT に よるキャッシュフラッシュを(半ば機械的に)追加してあります。 ただし、見落としがないことを保証するものではありません。 ・ 質的な改善 単色化関係のプログラムにおける RGB→輝度変換の精度があんまりだったので 改善しました。 gmedan2.s(5×5 メディアンフィルタ)の実行速度があんまりだったので、中 央値選択部分を差し替えることで改善しました。 gshrink2.s(画像縮小)の最悪時性能があまりにあんまりだったので、最良時 性能の若干の低下と引き替えに改善しました。 その他、ついでのあった一部プログラムについては、多少手を入れ直してあり ます(が、やり始めると切りがないので、最小限です)。 ・ バイナリの収録 オリジナル版では、ディスク容量の都合で、ライブラリ/実行ファイルが一部 未収録だったり、選択的に自己解凍圧縮ファイルで収録してあったりしましたが、 展開した形で完全収録しています。 LIB/*.a BASIC/*.fnc GTOOLS/*.x ・ Makefile の収録 アーカイブ展開後のディレクトリ構成において、WORK ディレクトリに移動し、 make all を実行することで、上述のライブラリ/実行ファイル群を生成することが出来る ようになっています。 ただし、Makefile 中、1コマンドで複数のソースを自動生成する箇所では、依 存関係が簡略化されていますので、一応、注意してください。 また、Makefile から呼び出される各種ツール(HAS060.x、hlk.r、xb.r 等)、 および、make.x 自体は、別途、『X68000 ソフトウェアライブラリ』等から入手 してください。 ・ X-BASIC/ぺけ-BASIC 用サンプルの追加 気が向いたので、BASIC ディレクトリ下に graph2.fnc 用のごく単純なサンプ ルを用意してあります。 polydemo.bas 多角形塗り潰し circdemo.bas 円/楕円塗り潰し xputdemo.bas パターン拡大/縮小(*) rputdemo.bas パターン回転(*) rput2demo.bas パターン回転 2(*) tputdemo.bas パターン変形(*) gedemo.bas 濃淡付きタイルによるライン (*) 実行前に適当な 512×512、65536 色画像を表示しておきましょう。 ○ 利用にあたって ・無保証です。 ・コピーフリー、ライセンスフリーです。 (EOF)