MZ-1F19
(シングルフロッピーディスクドライブ)

 MZ-800用として欧州にて発売された、ハーフハイト仕様シングルドライブです。MZ-1F02以来のハーフハイトを2台分まとめている一貫したデザインのドライブですね。

 …シングルと言いつつ2ドライブ入ってますね…というか元からある方も種類の違うドライブが入っている…かなり改造されてるなぁ。
 背面は他のドライブと変わりませんね。当然ながら数珠つなぎにして最大4台まで使用することができます。

 右下の穴からぶら下がってるケーブルは電源です。欧州仕様なので220Vでないと使用できず、別の電源を接続するため外に引っ張り出しているのです。
 MZ-1F07同様横面にはドライブ番号の変更スイッチがあるのですが、シングル仕様のため、1から4までジャンパスイッチで設定するようになっています。このドライブは改造されているのでこの部分はバイパスされていたと思います。

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FDC-1E05
(サードパーティー製フロッピーI/Fボード)

 MZ-800を入手した時、本体に入っていたフロッピーI/Fボードです。ソフトコンパチのサードパーティー製互換品ですね。

 ブラケットがない以外は完全コンパチと考えて良さそうです。ケーブルが直に生えてますが、純正と同じくD-Sub37ピンコネクタを搭載できるようにもなっています。それから、バスコネクタの近辺にブートROMを載せられそうなパターンがあります。足らない部品と併せて実装すればMZ-700でも使用できるのかもしれません。

 このボードでの回路上の最大の違いは、VFOがFDC9216を使用したデジタル仕様であることです。ニデコのNH-200Fでも使われているように実績も少なくない製品ですが、ものの本によればフロッピーの回転ムラやいろいろな誤差に対応するには追随しやすいアナログにすべきで、デジタルだとマージンが固定的なのでオススメしないと書いてありました。調整とかいらないので作りやすいんですけどね…。

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