いわゆるユーザーズクラブなので、不定期にですがクラブ会報「S-OS通信」を発行していました。基本的に紙ではなくディスクメディアで発行しており、記事も全て自動起動するメニュープログラムから表示できるようになっていました(ディスク会報未対応機種ユーザーには紙でも発行していました)。
もちろん記事は日本語なので、表示も日本語でないといけないわけですが…X1turboやMZ-2500ならともかく、漢字VRAMのない機種ではどうすればいいか?
なんとS-OS通信では、漢字VRAMのない機種向けに
グラフィックパッケージ「MAGIC」を使った日本語表示を実現しています。Oh!MZ誌上で発表された漢字出力パッケージ「JACKWRITE」の改良版がその役目を担います。会長は「JACKWRITE」の作者なのですからさもありなんというところですね。なお漢字ROMが装着されている場合は、字形データをディスクではなくROMから読み出すことで表示速度を稼ぐようにしています。
会報はVol.7まで発行されました。こちらでバックナンバーの抜粋をご覧いただけます。