最終更新 : 2024/11/01

FM-7エミュレータ XM7/XM7 TypeR
-an eXcellent fujitsu Micro seven emulator, for 7 platforms-
〜SAVEROM UTILITYシリーズのつかいかた〜

ここには昔(謎)のXM7ページのSAVEROM UTLITYに関わる部分とT77フォーマット・日本語通信カードのYAMAMOTOコマンドに関する説明があります。

目次


ROM

[著作権法上の警告]
XM7を実行するには、FM-7シリーズ/FM-8のROMデータをファイル化したものが必要です。
ROMデータは、使用者が所有しているFM-7シリーズ/FM-8実機から取り出す必要があります。
実機をお持ちでない方はXM7を使用することはできませんのでご注意ください。


[COPYRIGHT WARNING]
In order to execute "XM7", ROM data of FM-7/8 series are required.
The ROM data shall be extracted from the user's own real FM-7/8 series machines.
Be careful, if you do not have any real machines, you cannot use "XM7".


XM7では以下のファイル構成を想定しています。
なお、XM7 V3.4L50より動作モードによる漢字フォントの切り替え対応のため、JIS83準拠第1水準漢字ROMフォントのファイル名が「KANJI.ROM」から「KANJI1.ROM」に変更されました。V3.4L40以前を使用されていた方はリネームを行ってください。(再度SAVEROM2ユーティリティを使用してROMデータを取得する必要はありません。)

ファイル名ファイルサイズ内容配置空間配置アドレスV1.0V1.1V2V3
FBASIC30.ROM
31,744bytes
32,768bytes
F-BASIC V3.0, F-BIOSメイン$38000-$3FBFF
$38000-$3FFFF
BOOT_BAS.ROM
512bytes
ブートROM (BASICモード)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOT_DOS.ROM
512bytes
ブートROM (DOSモード)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOT_1MB.ROM
512bytes
ブートROM (1MB DOSモード)メイン$3FE00-$3FFDF
SUBSYS_C.ROM
10,240bytes
8x8フォント
サブモニタROM (タイプC)
サブ$1D800-$1FFFF
FBASIC10.ROM
31,744bytes
F-BASIC V1.0, F-BIOS (FM-8)メイン$38000-$3FBFF
BOOTBAS8.ROM
512bytes
ブートROM (BASIC,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOTDOS8.ROM
512bytes
ブートROM (DOS,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOTBBL8.ROM
512bytes
ブートROM (バブル,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOTDBG8.ROM
512bytes
ブートROM (DEBUG,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
SUBSYS_8.ROM
10,240bytes
8x8フォント
サブモニタROM (FM-8)
サブ$1D800-$1FFFF
SUBSYSL4.ROM
18,432bytes
400ラインセット
サブモニタROM
サブ$19800-$1BFFF
$1E000-$1FFFF
ANKCG16.ROM
4,096bytes
400ラインセット
テキスト画面フォント
CRTC
KANJI.ROM
131,072bytes
JIS78準拠 第一水準漢字、非漢字I/O4バイトI/O経由
KANJIN.ROM
131,072bytes
JIS78準拠 第一水準漢字、非漢字(統合ROM/日本語通信カード版)I/O4バイトI/O経由
KANJIA.ROM
131,072bytes
JIS78準拠 第一水準漢字、非漢字(FM77AV版)I/O4バイトI/O経由
INITIATE.ROM
8,192bytes
FM77AV イニシエータROMメイン$36000-$37FFF
SUBSYS_A.ROM
8,192bytes
サブモニタROM3 (タイプA)サブ$1E000-$1FFFF
SUBSYS_B.ROM
8,192bytes
サブモニタROM3 (タイプB)サブ$1E000-$1FFFF
SUBSYSCG.ROM
8,192bytes
キャラクタROM
サブモニタROM1/2 (4バンク)
サブ$1D800-$1DFFF
KANJI1.ROM
131,072bytes
JIS83準拠 第一水準漢字、非漢字I/O4バイトI/O経由
KANJI2.ROM
131,072bytes
JIS83準拠 第二水準漢字I/O4バイトI/O経由
DICROM.ROM
262,144bytes
漢字変換辞書メイン(※)$2E000-$2EFFF△(※)
EXTSUB.ROM
49,152bytes
拡張サブモニタROM (タイプD,E)メイン$2E000-$2EFFF
JSUBMON.ROM
16,384bytes
辞書アクセスルーチンROM日本語サブ$C000-$FFFF
○=必須(V1.1のF-BASIC/ブートROM/サブモニタROMはFM-7/FM-8のどちらかの組み合わせで可) △=オプション
(※V1.1の場合、日本語サブシステム $A000-$AFFFにマッピングされます)

FM-7シリーズを用いたROM取り出し方法(V1対応,3.5インチ用)はこちらで紹介しています。
FM-7シリーズを用いたROM取り出し方法(V1対応,5インチ2D用)はこちらで紹介しています。
日本語通信カード上のROM取り出し方法(V1.1対応)はこちらで紹介しています。
FM-8を用いたROM取り出し方法(V1.1対応,5インチ2D用)はこちらで紹介しています。
FM77AVシリーズを用いたROM取り出し方法(V2対応)はこちらで紹介しています。
FM77AVシリーズ+日本語カードを用いた辞書ROM取り出し方法(V2対応)はこちらで紹介しています。
FM77AV20/20EX/40/40EX/40SXを用いたROM取り出し方法(V2/V3対応)はこちらで紹介しています。
FM77AV40EX/SXを用いたJIS78第一水準漢字ROM取り出し方法(V1/V2/V3対応)はこちらで紹介しています。
CMT I/F・ダンプリスト入力によるROM取り出し方法(V1/V1.1/V2/V3対応)はこちらで紹介しています。

XM7向けの互換ROMセットがApollo氏のXM7お手伝いぺ〜じから入手できます。あわせてご覧下さい。

参考文献

☆FM-7,6809関連

タイトル著者出版社発行年
「FM-7を解析する −番外編−」
(◎h!FM 84年10月号)
Q-Laboratory日本ソフトバンク1984
「PCなんか恐くない! FM高速書き込みモード」
(◎h!FM 85年9月号)
A.S.D T.I日本ソフトバンク1985
「6809機械語によるグラフィック処理の技法 第6回」
(◎h!FM 86年5月号)
A.S.D S.K日本ソフトバンク1986
「FM77AV キーボードエンコーダ詳解」
(◎h!FM 86年5月号)
Say日本ソフトバンク1986
「I/O活用研究資料編 全機種別I/Oポート」
(◎h!FM 86年7月号)
成瀬 健一日本ソフトバンク1986
「解き明かされるFM77AV新サブモニタの全貌」
(◎h!FM 86年9月号)
斎藤 浩一日本ソフトバンク1986
「そこが知りたい! FM77AV40/20」
(◎h!FM 87年1月号)
◎h!FM編集部日本ソフトバンク1987
「I/Oはこう使え! 【応用編】」
(◎h!FM 89年6月号)
東 豊一郎日本ソフトバンク1989
「F-BASIC解体全書 サブシステム徹底解説」
(◎h!FM 89年11月号・90年1月号)
山下 博日本ソフトバンク1990
FM-Techknow
(FM-7シリーズテクニカルノウハウ)
阪井末幸ビー・エヌ・エヌ1986
「FM-7 BIOSソース・リスト」
(FM-7/8活用研究)
富士通工学社1983
「FM-7 サブシステム・モニタ ソース・リスト」
(FM-7/8活用研究)
富士通工学社1983
「FM77AV ディスプレイサブシステム解説書」富士通富士通1985
「FM77AV ハードウェア解説書」富士通富士通1986


$39
ryu.takegami@mbg.nifty.com / ryutak@kamome.or.jp.
Twitter:@RyuTakegami
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