最終更新 : 2024/03/01

FM-7エミュレータ XM7/XM7 TypeR
-an eXcellent fujitsu Micro seven emulator, for 7 platforms-
Sorry, this site is for Japanese only.

XM7 L77SXの開発・サポートは基本的に終了しました。TypeRのほうはとても怪しいバージョンができつつありますwwwww (2023/02/12)

目次


はじめに

XM7およびXM7 TypeR(以下断りがない限り、単に「XM7」と表記します)は、1982年に富士通より発売された8bitパソコン、FM-7のエミュレータです。FM-7は「究極の8bitMPU」6809を2つ搭載したホビーパソコンで、FUJITSU MICRO 8(FM-8)の後継機種として登場しました。FM-7がベストセラーとなった後、FM-77→FM77AV→FM77AV40と拡張を続け、1988年発売のFM77AV40SXをもってシリーズ終了となっています。

XM7はエミュレーション機種によってV1〜V3まで3系統のバージョンに分かれており、全て開発終了しています。
XM7 TypeRはXM7と同様、エミュレーション機種によってV1〜V3まで3系統のバージョンに分かれており、現在最新バージョンが開発進行中です。

バージョン系列エミュレート機種
(XM7 TypeR)
エミュレート機種
(XM7)
対応プラットフォーム最終バージョン
(XM7)
最終バージョン
(TypeR)
V1.0FM-7X68k,PC-98x1,
Linux,Win16,
FM TOWNS,IBM-PC,
Win32
V1.0L20
V1.1FM-7,FM-77+400ラインセットI,FM-8Win32V1.1L77SX+z09 R4V1.1L77SX+z09 R4
V2FM-7,FM77AV,FM77AV20,FM77AV20EXFM-7,FM77AVWin32V2.9L77SX+z09 R4V2.9L77SX+z09 R4
V3FM-7,FM77AV,FM77AV20,FM77AV20EX,
FM77AV40,FM77AV40EX/SX
FM-7,FM77AV,FM77AV40EX/SXWin32V3.4L77SX+z09 R4V3.4L77SX+z09 R4

動作OS

XM7はIA-32/x86-64系CPU(現行のもので言えばIntel Core(Core Ultra含む)、Intel Nシリーズ、AMD Ryzenなど)+Windows 95以降のWin32系OS(Windows 95/Windows 98/Windows Me/WindowsNT 4.0/Windows 2000/Windows XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows 10/Windows 11)+DirectX3以降で動作するようデザインされています。
ただし、OSによっては以下の制限事項が発生します。

ROM

[著作権法上の警告]
XM7を実行するには、FM-7シリーズ/FM-8のROMデータをファイル化したものが必要です。
ROMデータは、使用者が所有しているFM-7シリーズ/FM-8実機から取り出す必要があります。
実機をお持ちでない方はXM7を使用することはできませんのでご注意ください。


[COPYRIGHT WARNING]
In order to execute "XM7", ROM data of FM-7/8 series are required.
The ROM data shall be extracted from the user's own real FM-7/8 series machines.
Be careful, if you do not have any real machines, you cannot use "XM7".


XM7では以下のファイル構成を想定しています。
なお、XM7 V3.4L50より動作モードによる漢字フォントの切り替え対応のため、JIS83準拠第1水準漢字ROMフォントのファイル名が「KANJI.ROM」から「KANJI1.ROM」に変更されました。V3.4L40以前を使用されていた方はリネームを行ってください。(再度SAVEROM2ユーティリティを使用してROMデータを取得する必要はありません。)

ファイル名ファイルサイズ内容配置空間配置アドレスV1.0V1.1V2V3
FBASIC30.ROM
31,744bytes
32,768bytes
F-BASIC V3.0, F-BIOSメイン$38000-$3FBFF
$38000-$3FFFF
BOOT_BAS.ROM
512bytes
ブートROM (BASICモード)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOT_DOS.ROM
512bytes
ブートROM (DOSモード)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOT_1MB.ROM
512bytes
ブートROM (1MB DOSモード)メイン$3FE00-$3FFDF
SUBSYS_C.ROM
10,240bytes
8x8フォント
サブモニタROM (タイプC)
サブ$1D800-$1FFFF
FBASIC10.ROM
31,744bytes
F-BASIC V1.0, F-BIOS (FM-8)メイン$38000-$3FBFF
BOOTBAS8.ROM
512bytes
ブートROM (BASIC,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOTDOS8.ROM
512bytes
ブートROM (DOS,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOTBBL8.ROM
512bytes
ブートROM (バブル,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
BOOTDBG8.ROM
512bytes
ブートROM (DEBUG,FM-8)メイン$3FE00-$3FFDF
SUBSYS_8.ROM
10,240bytes
8x8フォント
サブモニタROM (FM-8)
サブ$1D800-$1FFFF
SUBSYSL4.ROM
18,432bytes
400ラインセット
サブモニタROM
サブ$19800-$1BFFF
$1E000-$1FFFF
ANKCG16.ROM
4,096bytes
400ラインセット
テキスト画面フォント
CRTC
KANJI.ROM
131,072bytes
JIS78準拠 第一水準漢字、非漢字I/O4バイトI/O経由
KANJIN.ROM
131,072bytes
JIS78準拠 第一水準漢字、非漢字(統合ROM/日本語通信カード版)I/O4バイトI/O経由
KANJIA.ROM
131,072bytes
JIS78準拠 第一水準漢字、非漢字(FM77AV版)I/O4バイトI/O経由
INITIATE.ROM
8,192bytes
FM77AV イニシエータROMメイン$36000-$37FFF
SUBSYS_A.ROM
8,192bytes
サブモニタROM3 (タイプA)サブ$1E000-$1FFFF
SUBSYS_B.ROM
8,192bytes
サブモニタROM3 (タイプB)サブ$1E000-$1FFFF
SUBSYSCG.ROM
8,192bytes
キャラクタROM
サブモニタROM1/2 (4バンク)
サブ$1D800-$1DFFF
KANJI1.ROM
131,072bytes
JIS83準拠 第一水準漢字、非漢字I/O4バイトI/O経由
KANJI2.ROM
131,072bytes
JIS83準拠 第二水準漢字I/O4バイトI/O経由
DICROM.ROM
262,144bytes
漢字変換辞書メイン(※)$2E000-$2EFFF△(※)
EXTSUB.ROM
49,152bytes
拡張サブモニタROM (タイプD,E)メイン$2E000-$2EFFF
JSUBMON.ROM
16,384bytes
辞書アクセスルーチンROM日本語サブ$C000-$FFFF
○=必須(V1.1のF-BASIC/ブートROM/サブモニタROMはFM-7/FM-8のどちらかの組み合わせで可) △=オプション
(※V1.1の場合、日本語サブシステム $A000-$AFFFにマッピングされます)

FM-7シリーズを用いたROM取り出し方法(V1対応,3.5インチ用)はこちらで紹介しています。
FM-7シリーズを用いたROM取り出し方法(V1対応,5インチ2D用)はこちらで紹介しています。
日本語通信カード上のROM取り出し方法(V1.1対応)はこちらで紹介しています。
FM-8を用いたROM取り出し方法(V1.1対応,5インチ2D用)はこちらで紹介しています。
FM77AVシリーズを用いたROM取り出し方法(V2対応)はこちらで紹介しています。
FM77AVシリーズ+日本語カードを用いた辞書ROM取り出し方法(V2対応)はこちらで紹介しています。
FM77AV20/20EX/40/40EX/40SXを用いたROM取り出し方法(V2/V3対応)はこちらで紹介しています。
FM77AV40EX/SXを用いたJIS78第一水準漢字ROM取り出し方法(V1/V2/V3対応)はこちらで紹介しています。
CMT I/F・ダンプリスト入力によるROM取り出し方法(V1/V1.1/V2/V3対応)はこちらで紹介しています。

XM7向けの互換ROMセットがApollo氏のXM7お手伝いぺ〜じから入手できます。あわせてご覧下さい。
描画機能強化と互換性改善を図ったものが下の方に置いてありますけどねw

ダウンロード

バイナリパッケージで配布しているエミュレータ本体には個々のライセンス条件があります。基本的には「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC BY-NC-SA 4.0」に基づいたものになっていますが、それらにつきましては、XM7.txtに明記してありますので、使用前に必ず目を通してください。また、このページの冒頭にも書きましたとおり、バイナリパッケージの当方でのサポートは一切行なっていません。

また、当サイトで配布されているソースファイルにつきましては、Windowsコマンドプロンプト・Borland C++ Compiler・Visual Studio・Netwide Assembler (NASM)の知識があることを前提として配布しております。ドキュメントファイルを読んでもビルド方法がわからないような方には、最初から向いていません。敢えて強い言葉で言ってしまえば「初心者お断り」です。当然ですが、自己あるいは第三者のビルドしたXM7らしきもの・XM7の紛い物に関してのサポートも当方ではできかねます。

試作版を除くバイナリパッケージの転載はライセンス条項に従っていただける限り自由ですが、ソースファイル、XM7LEを含む試作版につきましては、理由の如何を問わず、転載はすべてお断りしております。(2022/04/23)

XM7/XM7 TypeR本体

これらのバイナリパッケージは "as is"のかたちで公開しています。また、「一切のサポートはありません」。

XM7 (L77SX系統)

XM7 for Win32 + DirectX (V3.4L77SX+z10 R4)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM77AV40EX/SXのROMデータが必要です。
xm7_3477sxz10r4.zipのダウンロード (328,810 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 for Win32 + DirectX (V2.9L77SX+z10 R4)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM77AVシリーズのROMデータが必要です。
xm7_2977sxz10r4.zipのダウンロード (319,701 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 for Win32 + DirectX (V2.9L77SX+z10 R4-V2憑き)
XM7 V2にFMTV-151のチャンネルコール再現機能を追加したものです。絶対本気にしないこと。
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM77AVシリーズのROMデータが必要です。
xm7_2977sxz10r4v2.zipのダウンロード (325,322 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 for Win32 + DirectX (V1.1L77SX+z10 R4)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM-8/FM-7シリーズのROMデータが必要です。
xm7_1177sxz10r4.zipのダウンロード (345,859 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 (L77SX+z10.5β)

XM7 for Win32 + DirectX (V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z10.5β2)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、各対応機種のROMデータが必要です。
なお、バージョン毎の単体アーカイブに含まれている詳細(?)ドキュメント、SAVEROMシリーズユーティリティおよび各種効果音用.wavファイル等は入っていません。別途単体アーカイブをダウンロードして用意してください。
これはベータ版ですが、どうせ動作報告は一通も来ないだろうから最初から要求しません。ムダなので。
xm7l10_5b2.zipのダウンロード (709,940 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


FDX68のディスクイメージフォーマットである「FDX」対応されたXM7派生版「XM7g」がGIMONSさんによって公開されています。XM7gを勝手に改変したものが下の方にありますがバージョンが古いので無視してください。XM7gのサポートについてはGIMONSさんにお願いします…とは書きましたが、まぁ基本はノーサポート前提でどうぞ。
→GIMONSさんのサイトはこちらです。

XM7 TypeR本体

XM7 TypeR for Win32 + DirectX (V3.4L77SX+z10 R3a)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM77AV40/EX/SXのROMデータが必要です。
xm7tr_3477sxz10r3a.zipのダウンロード (370,477 bytes, RetroPC.NET)>
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 TypeR for Win32 + DirectX (V2.9L77SX+z10 R3a)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM77AVシリーズのROMデータが必要です。
xm7tr_2977sxz10r3a.zipのダウンロード (362,598 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 TypeR for Win32 + DirectX (V2.9L77SX+z10 R3a-V2憑き)
XM7 TypeR V2にFMTV-151のチャンネルコール再現機能を追加したものです。絶対本気にしないこと。
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM77AVシリーズのROMデータが必要です。
xm7tr_2977sxz10r3av2.zipのダウンロード (368,239 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 TypeR for Win32 + DirectX (V1.1L77SX+z10 R3a)
XM7.exeおよびドキュメントです。別途、FM-8/FM-7シリーズのROMデータが必要です。
xm7tr_1177sxz10r3a.zipのダウンロード (404,890 bytes, RetroPC.NET)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


ソースファイル

XM7 Full Source (V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z10 R4)
XM7本体、周辺ツールの全ソースファイルおよびドキュメントです。V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z10 R4の兼用になっています。このソースは "as is"のかたちで公開しています。
使用には各自の環境においてビルドしていただく必要があります。なお、対応コンパイラはBorland C++ 5.5.1、Visual Studio 2005/2008/2010/2012/2015/2017/2019となっています(Visual Studio.NET 2003以前でのビルドについては一切サポート外とさせていただきます)。その他、Netwide Assembler (NASM) 0.98以降も必要となります。
xm7_3477sxz10r4s.zipのダウンロード (615,426 bytes, retropc.net)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 Full Source (V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z09 R3c)
XM7本体、周辺ツールの全ソースファイルおよびドキュメントです。V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z09 R3cの兼用になっています。このソースは "as is"のかたちで公開しています。
使用には各自の環境においてビルドしていただく必要があります。なお、対応コンパイラはBorland C++ 5.5.1、Visual Studio 2005/2008/2010/2012/2015/2017/2019となっています(Visual Studio.NET 2003以前でのビルドについては一切サポート外とさせていただきます)。その他、Netwide Assembler (NASM) 0.98以降も必要となります。
xm7_3477sxz09r3cs.zipのダウンロード (613,793 bytes, retropc.net)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7 TypeR Full Source (V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z09 R3d)
XM7 TypeR本体、周辺ツールの全ソースファイルおよびドキュメントです。V1.1/V2.9/V3.4 L77SX+z09 R3dの兼用になっています。このソースは "as is"のかたちで公開しています。
使用には各自の環境においてビルドしていただく必要があります。なお、対応コンパイラはBorland C++ 5.5.1、Visual Studio 2005/2008/2010/2012/2015/2017/2019となっています(Visual Studio.NET 2003以前でのビルドについては一切サポート外とさせていただきます)。その他、Netwide Assembler (NASM) 0.98以降も必要となります。
xm7tr_3477sxz09r3ds.zipのダウンロード (692,463 bytes, retropc.net)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスのもとに提供されています。


XM7/XM7 TypeRは「オープンソースソフトウェア」ではありません。ライセンス条件に反する等、著作権者の意向に反した利用についてはお断りします。
"XM7" and "XM7 TypeR" is not "Open Source software". We refuse to use contrary to the intention of the copyright holder, such as against the license condition.


ソースファイル (PI.さん開発分・旧ライセンス)

XM7 Full Source (V2.5L10)
XM7 V2.5L10本体、周辺ツールの全ソースファイルです。
こちらはPI.さん単独で開発された最終バージョンのソースファイルとなります。
xm7251s.lzhのダウンロード (254,576 bytes, RetroPC.NET)


XM7 Full Source (V1.0L20)
XM7 V1.0L20本体、周辺ツールの全ソースファイルです。
xm71020s.lzhのダウンロード (272,192 bytes, RetroPC.NET)


XM7は「オープンソースソフトウェア」ではありません。ライセンス条件に反する等、著作権者の意向に反した利用についてはお断りします。
"XM7" is not "Open Source software". We refuse to use contrary to the intention of the copyright holder, such as against the license condition.


ツール類

MKEXTSUB(AV40用拡張サブモニタ抽出ツール) V0.41
XM7 V3をFM77AV40のROMデータで動かすための補助ツールです。
FM77AV40専用版F-BASIC V3.4システムディスク(L20推奨、L10でも可)のD77形式ディスクイメージが必要です。
※XM7 V2やXM7 TypeR V3をご利用になる場合やFM77AV40EX/SXをお持ちの場合は、特にダウンロードする必要はありません。
mkext041.zipのダウンロード (33,170 bytes, RetroPC.NET)


MAKEFONT(XM7/Unz用フォントファイル作成ツール) v0.37
Windows用フォントからXM7/Unz用のフォントファイルを作成するツールです。
makefont037.zipのダウンロード (40,473 bytes, RetroPC.NET)


ROMSET(XM7向け互換ROMセット) V2.10
Apolloさん作の互換ROM V1.20(たしか)に対して、一部非互換性の修正と一部を除く描画機能を追加したものです。
当然F-BASICは含んでいませんが、マシン語のみで組まれたFM-7/77用のソフト、および大してサブモニタに依存していないFM77AV用のソフトはそれなりに動きます。
なんでいきなりV2.10なのかはドキュメントを読んでお察しください。
※どーも誰にも知られてないようなのでこっそり削除するかもしれませんw
ROMSET210.zipのダウンロード (663,661 bytes, RetroPC.NET)


過去のバージョン (PI.さん開発分)

公開日バージョン対応機種 ダウンロード 
2001/03/23V1.0L20X68k,PC-98,Linux,Win16,FM TOWNS,IBM-PC,Win32470,629 bytes
2001/02/23V2.5L10Win32150,395 bytes
2001/01/23V2.5Win32140,170 bytes
2000/12/23V2.4L20Win32133,838 bytes
2000/11/23V2.4L10Win32125,306 bytes
2000/10/23V2.4Win32117,006 bytes
2000/09/23V2.3L30Win32108,694 bytes
2000/08/23V2.3L20Win32104,417 bytes
2000/07/23V2.3L10Win32,FreeBSD3+Qt2163,848 bytes
2000/06/23V2.3Win3292,642 bytes
2000/05/23V2.2Win3287,041 bytes
2000/04/23V2.1Win3299,892 bytes
2000/03/23V2.0Win32,Linux142,131 bytes
2000/03/23V1.0L10X68k,PC-98,Linux,Win16,FM TOWNS,IBM-PC,Win32472,411 bytes
2000/02/23Version 1.00X68k,PC-98,Linux,Win16,FM TOWNS,IBM-PC,Win32472,297 bytes
2000/01/23Version 0.90X68k,PC-98,Linux,Win16,FM TOWNS,IBM-PC349,727 bytes
1999/12/23Version 0.81X68k,PC-98,Linux,Win16,FM TOWNS280,568 bytes
1999/11/23Version 0.72X68k,PC-98,Linux,Win16272,915 bytes
1999/10/23Version 0.63X68k,PC-98,Linux137,824 bytes
1999/09/23Version 0.55X68k,PC-9893,436 bytes
1999/08/22Version 0.43X68k36,132 bytes

開発環境

開発に使用しているハード・ソフトは以下の通りです。

開発マシン1 : Lindwurm5。先代のLindwurm4急死(謎)につき慌てて新造した現在の主力機。
母体はサイコムのBTOマシン。とりあえず光学ドライブとカードリーダーとサウンドカードはLindwurm4を買ったときの構成に入ってた奴です。
ちなみにこれ、購入時期がものすごく微妙で、「Zen 4が発表される数日前」に届きました。静音でそこそこの性能に振ったからいいけど。

AMD Ryzen 7 5700X(Vermeer) 3.40GHz(自称)/8C16T, 32GB RAM, 1TB NVMe SSD(ソリダイムゐンテル某) + 4TB HDD(WD)
ASRock B550M Steel Legend, Fractal Design Core 1550S, ASUS Phoenix GeForce RTX 3060 V2 (12GB), Creative SoundBlaster Z, Canon PIXUS XK100
Windows 11 23H2 Build 22631 (x64)
Windows 7 Ultimate Service Pack 1 (x64) on VMware Player
Borland C++ Compiler 5.5.1, Netwide Assembler (NASM) v0.98+towns05

開発マシン2 : 新生Lindwurm4。先代のLindwurm4とDragoon4と余ったパーツをひっかき集めて発生しますた。ケースがLindwurm4のものなので名前も襲名。
これも母体はサイコムのBTOマシンなんだが、ここまで来るとBTOなのか自作なのかよく分からなくなってくるw そもそも使い回したのがCPUとグラボとNVMe SSDとOSだけだしw
…あれ? 入手経路がDeskMiniに入れてるRyzen 3 PRO 4350Gとの抱き合わせとは言え、俺がASUSマザー使うのって初めてじゃないか!?

AMD Ryzen 7 3700X(Matisse) 3.60GHz(自称)/8C16T, 16GB RAM, 500GB NVMe SSD(さむすん某) + 500GB SATA HDD(くるーしゃる)
ASUS PRIME B550M-K, Fractal Design Core 1550S, GIGABYTE GV-N1060IXOC-6GD (6GB), Realtek High Definition Audio, Canon PIXUS XK100
Windows 11 Insider Preview Dev Channel 最新版 (x64)
Borland C++ Compiler 5.5.1, Netwide Assembler (NASM) v0.98+towns05

開発マシン3 : Wyvern3。主力モバイルマシン。
何だかんだ言って5年も使いますた(初代Wyvernは7年くらい使った気もする)。現在力不足とヴァリヴァリ不安定につき、新マシンへの変更を勤務先に打診中。上手く行くといいが…
なお、新マシンの入手に成功したとしたら当然「Wyvern4」になる予定…って、もともと初代WyvernがLet'snote W5のWに由来してるのはどうなったんだ!?w

Panasonic Let'snote SV7 CF-SV78SJQP
Intel Core i7-8650U 1.90GHz(自称)/4C8T, 16GB RAM, 512GB NVMe SSD
Intel UHD Graphics 620, Realtek High Definition Audio
Windows 11 23H2 Build 22631 (x64)
Borland C++ Compiler 5.5.1, Netwide Assembler (NASM) v0.98+towns05

評価マシン1 : DeskMini A300 (とりあえず「Street Dragoon Mini」)

ASRock DeskMini A300
AMD Ryzen 3 PRO 4350G 3.80GHz(自称)/4C8T、8GB RAM、500GB SATA SSD
AMD Radeon Graphics 6, Realtek High Definition Audio
Windows 10 October 2020 Update Build 19042(x64)

評価マシン2 : hp ENVY x360 13 (やっと名前が決まりました。でも「テレ玉くん」…)

hp ENVY x360 13
AMD Ryzen 3 3300U 2.10GHz(自称)/4C4T、8GB RAM、500GB NVMe SSD
AMD Radeon Graphics 6, Realtek High Definition Audio
Windows 10 21H2 Build 19044 (x64)

ターゲットマシン1 : FM77AV40EX

MC68B09E×2、192KB RAM、640KB(2DD) 3.5inch FDD×2
Fujitsu Custom Graphics, YAMAHA YM2203C
F-BASIC V3.02/V3.4L20/V3.3L30,OS-9 Level2(FM77AV40用、漢字DYNACALCバンドル版)
WHGPLAY用増設FM音源カード付き×1、文字放送カード憑き×1、特に拡張なし×2
たまにFujitsu FMT-DP531/532(謎)

ターゲットマシン2 : FM77AV40SX

MC68B09E×2、192KB RAM、640KB(2DD) 3.5inch FDD×2
Fujitsu Custom Graphics, YAMAHA YM2203C
F-BASIC V3.02/V3.4L21/OS-9 Level2
カラーCRTディスプレイ-14(FMDPC232D,モニタケーブルがない)
SHARP AQUOS 4T-C43DN2, SONY BRAVIA KDL-20J1 (普段はAQUOSにPlayStation2が繋がってるのでBRAVIAでチェック)

ターゲットマシン3 : FM77AV-2

MC68B09E×2、(場合によってはMC68B09×1)、128KB RAM、320KB(2D) 3.5inch FDD×2
Fujitsu Custom Graphics, YAMAHA YM2203C
F-BASIC V3.02/V3.3L30/V3.3L20/V3.3L1x/V3.0J/OS-9 Level2
カラーCRTテレビ-15(FMTV-152),ビデオディジタイズカード(FM77-411)

ターゲットマシン4 : FM-77L4

MC68B09E×1、MC68B09×1(場合によっては2)、128KB RAM、320KB(2D) 3.5inch FDD×2
Fujitsu Custom Graphics, GI AY-3-8910 + YAMAHA YM2203C
F-BASIC V3.02/V3.5/OS-9 Level2
15型カラーディスプレイテレビ CZ-600DB(X68000SUPER/X1turboZ/FM-8と共用)

ターゲットマシン5 : FM-NEW7

MC68B09×2(場合によっては3)、64KB RAM
Fujitsu Custom Graphics, GI AY-3-8910
F-BASIC V3.02/V3.0J/CP/M-80
3.5インチフロッピィディスクユニット(MB27631H),14型カラーディスプレイ PC-KD252 (PC-6001mkIISRと共用)

ターゲットマシン6 : FUJITSU MICRO 8

MC68A09×1、MC6809×1、64KB RAM
Fujitsu Discreet Graphics
F-BASIC V1.05
15型カラーディスプレイテレビ CZ-600DB(X68000SUPER/X1turboZ/FM-77L4と共用)

参考文献

☆FM-7,6809関連

タイトル著者出版社発行年
「FM-7を解析する −番外編−」
(◎h!FM 84年10月号)
Q-Laboratory日本ソフトバンク1984
「FDCを使いこなそう!」
(◎h!FM 84年11月号)
市川 洋側日本ソフトバンク1984
「PCなんか恐くない! FM高速書き込みモード」
(◎h!FM 85年9月号)
A.S.D T.I日本ソフトバンク1985
「FM-11 DMAの使い方」
(◎h!FM 85年12月号)
市川 洋側日本ソフトバンク1985
「6809機械語によるグラフィック処理の技法 第6回」
(◎h!FM 86年5月号)
A.S.D S.K日本ソフトバンク1986
「FM77AV キーボードエンコーダ詳解」
(◎h!FM 86年5月号)
Say日本ソフトバンク1986
「I/O活用研究資料編 全機種別I/Oポート」
(◎h!FM 86年7月号)
成瀬 健一日本ソフトバンク1986
「解き明かされるFM77AV新サブモニタの全貌」
(◎h!FM 86年9月号)
斎藤 浩一日本ソフトバンク1986
「そこが知りたい! FM77AV40/20」
(◎h!FM 87年1月号)
◎h!FM編集部日本ソフトバンク1987
「AV40のDMACの使い方」
(◎h!FM 87年4月号)
A.S.D F.S日本ソフトバンク1987
「新サブシステムモニタ徹底解析 タイプE編」
(◎h!FM 87年5/6月号)
山下 博日本ソフトバンク1987
「THE SNOW」
(◎h!FM 87年11月号)
大山 止揚
(スクロールルーチン:向井 真也)
日本ソフトバンク1987
「ゆらぎの世界」
(◎h!FM 87年11月号)
古島 終作日本ソフトバンク1987
「新製品速報 FM77AV40EX/20EX」
(◎h!FM 87年12月号)
◎h!FM編集部日本ソフトバンク1987
「ここが知りたい! FM77AV40EX/20EX」
(◎h!FM 88年1月号)
◎h!FM編集部日本ソフトバンク1988
「F-BASIC解体全書」
(◎h!FM 87年11月号〜88年10月号)
山下 博日本ソフトバンク1988
「FM-7シリーズ徹底活用術」
(◎h!FM 89年5月号)
山下 博、瀬尾 文彦 他日本ソフトバンク1989
「I/Oはこう使え! 【応用編】」
(◎h!FM 89年6月号)
東 豊一郎日本ソフトバンク1989
「F-BASIC解体全書 サブシステム徹底解説」
(◎h!FM 89年11月号・90年1月号)
山下 博日本ソフトバンク1990
FM-Techknow
(FM-7シリーズテクニカルノウハウ)
阪井末幸ビー・エヌ・エヌ1986
「FM-7 BIOSソース・リスト」
(FM-7/8活用研究)
富士通工学社1983
「FM-7 サブシステム・モニタ ソース・リスト」
(FM-7/8活用研究)
富士通工学社1983
「FM77AV ディスプレイサブシステム解説書」富士通富士通1985
「FM77AV ハードウェア解説書」富士通富士通1986
「FM77AV40EX/20EX ハードウェア解説書」富士通富士通1988
「FM-77 ユーザーズマニュアル ハードウェア解説」富士通富士通1984
「FM-77 400ラインセットII取扱説明書」富士通富士通1984
「FM-8 BIOSソース・リスト」
(FM-8活用研究)
富士通工学社1982
「FM-11 ハード仕様」
(FM-7/11活用研究)
富士通工学社1984
「FM-7全回路図」富士通工学社/日本ソフトバンク1982
「インテリジェントマウス(FMMO-101A) 取扱説明書」富士通富士通1988
「日本語通信カード回路図」
(6809活用研究)
富士通工学社1989
「FM-77/NEW7 日本語通信カード説明書」富士通富士通1987
「FMシリーズ Z80カードのしくみ」
(富士通マイコンスカイラブシャトル No.3)
富士通マイコンシステムズ?富士通マイコンシステムズ1983
「FM77AV40用768KB拡張RAMカード」
(NIFTY-Serve FFMHOB(FMフォーラム3 (ホビー館)))
TEMPLEニフティ(株)1993

☆その他

タイトル著者出版社発行年
「PC-8801FE/MA2 N88-BASIC/N88-日本語BASIC プログラマーズガイド」日本電気日本電気1988
「富士通FMRシリーズ徹底解析マニュアル 増補改訂版」インタープログビー・エヌ・エヌ1989
「FM TOWNSテクニカルデータブック 改訂3版」千葉 憲昭アスキー出版局1994
「FD1791 Datasheet」Western Digital?

参考リンク

PC-8801MAエミュレータ XM8 (PI.氏)
XM7の原作者のPI.さんのサイトです。
現在、PC-8801MAエミュレータ「XM8」、GIMONSさんとの共作「XM6 TypeG」最新版を公開されています。
GIMONS DEVELOPER WORKS (GIMONS氏)
かつてXM7のJava,PocketPC,MacOS Xなどへの移植版を公開されていました。
現在、Raspberry Pi用FDDエミュレータ「FDX68」、「FDX68」のディスクイメージフォーマット「FDX」に対応したXM7派生版「XM7g」、M88派生版「M88g」を公開されています。
TAKEDA, toshiya's HOME PAGE (武田俊也氏)
「Common Source Code Project」として、さまざまなレトロPCエミュレータの開発を手がけられています。
FM-7シリーズエミュレータとしてはArtane.氏開発の「eFM7」「eFM77AV」などがあります。

keisuke ほ〜むぺ〜じ (keisuke氏)
FM TOWNSシリーズで動作するFM-7シリーズエミュレータ、VM7の公式ページです。
XM7お手伝いぺ〜じ (Apollo氏)
XM7を使うためのヒントや、WAV→T77コンバータなどの多くのツールがあります。
日立 ベーシックマスター レベル3マーク5/S1 (Sasaji氏)
サイトの名称通り、ベーシックマスター レベル3/MB-S1のエミュレータを公開されています。
周辺ツールの「L3 Disk Explorer」がFMシリーズのディスクイメージに対応しているので紹介させていただきました。
YSFLIGHT.COM (山川機長氏)
オープンソース・マルチプラットフォームのFM TOWNSエミュレータ「津軽」が開発進行中のほか、「FM-7/77AV/77AV40/TOWNS再稼働プロジェクト」として、実機やXM7を使う上でのユーティリティを公開されています。
まごころせいじつ堂 (ほうめい氏)
I/O版 FM77AV用Z80カード「韋駄天」作者の「ほうめい」こと竹下克典氏のサイトです。
今のところ特に深い意味はないのですが…(意味深)
FM77AVシリーズの使い方 (yy氏)
FM77AVシリーズ実機やXM7でのソフト稼働環境構築方法について解説されています。

M88のページ (cisc氏)
PC-88エミュレータ「M88」のページです。XM7のOPNエンジンはM88のものをベースにさせていただいています。
またWin32でのエミュレータ実装技術について多くの示唆をいただきました。
うさの倉庫 (うさ氏)
各種エミュレータのROMEO対応改造版を作成されています。XM7 V3.3/V2.8以降のROMEO対応コードのベースを提供していただきました。
うんづのペエジ (Kasanova氏)
FM TOWNS/MARTYエミュレータ「うんづ」のページです。稀に隠れキャラ状態で掲示板に出没しているような気がするのは気のせいです。
天ぷら工房 (天丸氏)
レトロPCのアイコン、MSX2/PC-8801/Windows用のフリーゲームなどがあります。新デザインのアイコン、およびそのベースアイコンを提供していただきました。

Oh!FM-7 (Laver氏)
FM-7のソフトウェア、ハードウェアを網羅しています。データベース的なページです。
Retro PC Gallery(はせりん氏)
FM-7/8シリーズをメインとした様々なスクリーンショットや解析・考察を行っています。ここもデータベース的なページです。
Aufheben Software(大山止揚氏)
「きょうふの水曜日」とかでおなじみの止揚さんのページです。
「◎◎h!FM」コーナーでは独自OS「OS-0」のほか、お約束のように冗談プログラムがアップされています。
RetroPC.NET (Molice氏)
ご厚意でこのサイトを設置させていただいているMoliceさんのページです。
FM-7のほかX1,X68000などレトロPC関係のニュースを扱っています。
リニューアルは2020年内を予定していましたがまだできていません。今年も危ういです(と勝手に決める)。
菓子文化を見つめる 十万石ふくさや (株式会社十万石ふくさや様)
うまい、うますぎる。十万石まんじゅう 埼玉銘菓、十万石まんじゅう。
XM7にはあまり(?)関係はありませんが、とうとうリンクしてしまうのであった。あーあ。

参考リンク (閉鎖分)

FEMU7のページ (力卜氏)
FM TOWNS,PC/AT,PC-9801で動作するFM-7エミュレータ、FEMU7の公式ページでした。現在は閉鎖しています。
X1エミュの部屋 (ぷにゅ氏)
X1/turbo/turboZエミュレータ「X1R・Xmillennium」のページですでした。現在は閉鎖しています。
FDCにFM-7と同じMB8877Aを使っている関係で、FDCエミュレーションでいくつかヒントをいただいています。

$39
ryu.takegami@mbg.nifty.com / ryutak@kamome.or.jp.
Twitter:@RyuTakegami
※精神的に強い衝撃を与えないでください。破損の恐れがあります。